「荒唐無稽だから物語になる」そして、バトンは渡された 西の海へさらりさんの映画レビュー(感想・評価)
荒唐無稽だから物語になる
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まぁ、設定に無理があると思ったら、平々凡々なものを物語にするの?
みたいな話になる。
いやいや、これくらい設定依存でぶっ飛んでる方が、いい。
ただ、設定に共感できない(のめり込めない)から、パーツパーツの
単発エピソード的な部分に目を向けてしまう。
結局そのパーツのパッチワークで記憶に残していくことになるので
何の話やった?となってしまう。
キャストの年齢差は実年齢差である必要はないし、
物語上実の親子関係設定ではないが、近しい年齢の関係なのか
それ相応のつもりなのか、制作側の意図がわかりにくい。
・田中圭:1984年生
・石原さとみ:1986年生
・永野芽衣:1999年生
ただ、永野芽衣との実年齢以下をするすると演じちゃうところ
違和感もなく、あぁ高校生に見えると思ってしまう。
だが、自分の子どもと比べるとやっぱり大人だなと感じる。
つまり、頭のなかで許容できる高校生の姿であって、見た目だけじゃなくて
もっと子供っぽさが必要なんだと思うのだ。
ラストシーンは小説版と違うらしいので、小説も購入。
まだ読んではいない。それはそれで愉しみだな。
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