「昨日湊かなえの「母性」見たばかりのせいで、 ラストシーンと母性の台...」そして、バトンは渡された にあさんの映画レビュー(感想・評価)
昨日湊かなえの「母性」見たばかりのせいで、 ラストシーンと母性の台...
昨日湊かなえの「母性」見たばかりのせいで、
ラストシーンと母性の台詞が重なった
「私たちの命を未来に繋いでくれてありがとう」
最初ファンタジー映画再生したかと思うほど
キラキラ〜ふわふわ〜ゆ〜〜〜〜っくりい〜
みたいなで離脱しかけた、1.5倍速で観た
石原さとみは最近同じ演技しかしなくなった
大森南朋の怒りの演技いつ見ても微妙
岡田健史久しぶり見た、
事務所の移籍問題知ってしまったせいで
なんだか
嫌がらせがくだらなすぎて謎だし
教師の一言で仲良くしてくるクラスメイトも謎
普通科っぽいのに
1クラスに3人も音大受ける生徒が居たり、
推薦で東京音大行ける生徒が居たり
卒業式でクラスごとの合唱があったり
高校生にもなって旅立ちの日に歌ってたり、
学校絡みの現実味のなさがすごい
娘の設定、高校卒業後から実家出るなら
短大でも大学でも大差ないのでは?とか、
栄養士取るなら管理栄養士目指したらいいのに、とか、
なんで栄養士取ってレストランで調理の修行……?とか
遡ると家に電子ピアノあったら
習ってなくてもいくらでも練習できるだろうし、
伴奏つまずくことがあってもその先弾けない、
なんてある…?とか
彼氏の設定も、
音大中退して料理の修行で海外行ってるとか
どんな世界の話ですかとか、
自転車より早くお店着いて
さらに料理提供までされてるほどの足の速さがすごいとか、
りんご農園行ったとき
一々出しゃばってくる感ちょっと鬱陶しかったりとか
あと人の手紙読むことや、
読んだって分かるようなことも
手紙の出し主にべらべら喋るとか、
ええ…?頭おかしいのでは…?で怖かった
親と血が繋がってないこと、
血が繋がってないのに養ってもらってること、
をずっと気にしてる描写によって、
親はすごい愛注いでるし、
娘もそれ感じてはいるものの
超えられない壁がずっとある感じだったから
特段感動とかもなかった
病気理由にしたらなんでも許されるみたいな
感動ストーリーになってるけど
こんなの現実で起きたら夫も娘も心の傷やばいし
自覚なくても心の成長にかなり影響与えるし
リアリティがなさすぎて
ああやっぱりこれはファンタジーだったのか、と思うなど
母親が美人でいい男捕まえるの上手くて良かったね
再婚相手の父親に愛されて良かったね
暴力振るわれなくて良かったね、の気持ち
バトンって表現もなんか…
幸せとか愛情注ぐとかそんな持ち回りみたいな
なんか気持ち悪かったなあ
◆ネタバレ備忘録
病気で子供を産めなくなった石原さとみが
早くに妻を亡くし小学生の子供が居る大森南朋と結婚
大森南朋は夢のためブラジルへ移住
石原さとみは体調面に不安があり
娘と日本に残ることを決める
父娘はお互いを恋しく思い手紙を書くも
娘を失いたくない石原さとみが両者の手紙を隠してしまう
石原さとみはその後、
娘がピアノを習いたがったので
ピアノのある豪邸に住む富豪と再婚するも
再婚相手が高齢で将来に不安を感じ
若くて学があり高収入の田中圭と再再婚
再再婚後、病気が再発したことを知られたくないため
夫娘に何も言わず蒸発
娘が結婚の報告をしに行こうとした矢先、
石原さとみは病気で亡くなりました、
娘の前から居なくなったのは
母親を2人も失うのはかわいそうだからでした、と
再再婚時の父親から聞かされる
娘の小役時代をみいたんを稲垣来泉ちゃん、
高校生以降の優子を永野芽郁、が演じていて、
みいたんの話と優子の話は別の世界線そうに見せて
実は繋がってましたーのやつ
最後は全親に祝福されて、
バージンロードで田中圭→岡田健史の場面で
田中「俺からのバトン、しっかりと受け取れよな」
岡田「そして、バトンは僕の手に渡された」
娘は親が3回も再婚して、
生みの親とは、死別、生き別れ状態、
最愛の母は何も言わずに行方不明、
なかなかに壮絶な家庭環境
だけど親たちからはたくさんの愛を注がれてきた
その愛のバトンが、親から旦那さんに渡された…
そうしてこのバトンはまた脈々と繋がれていく、
という話らしかった