「好意の受け取り方」そして、バトンは渡された 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)
好意の受け取り方
原作の印象とは若干違うとは思いましたが、演者さんたちがとても良かった。原作、映画、どちらも号泣でした。
好きな作品だったので、丁寧に作ってあった事が、嬉しかった。
この作品は私にはとても難しく、大人も子供も受け取る側の姿勢が問われる内容かなぁと。
希望するものが手に入らなくても、与えてくれる愛情や役割に感謝し好意として、受け止める事ができるかどうかでその人の人生の幸福度は変わるんだとよ。と、問いかけている様でした。
その事についてこんなに軽やかに表現している作品もなかなか無いかと。この作家さんの力を感じる作品です。
大人の役割としては、子供に何かを選択させてしまったなら、その選択が間違ってなかったと思えるように全力でサポートしたいものです。
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