「梨花さんが石原さとみで良かった」そして、バトンは渡された さくやさんの映画レビュー(感想・評価)
梨花さんが石原さとみで良かった
途中でストーリーは読めます。
それでも、見終わったあとのカタルシスは上等なものでした。
声が出るほど号泣した映画は、初めてかもしれません。
「女性の本質」とは何かと時々考えます。
大仰なことは言えないのですが、単純に「凹である」ということではないのかと。
たくさんのものを受け止める凹。
「なりなりて、なりあわざる処」を持つのが女かもしれないと感じます。
そういう意味で、梨花さんは、「純粋な女性」だと思います。
みぃたんのすべてを受け止め、包み込む。
それだけに全力集中する女性。
確かに自分勝手ではあるのですが、それ以上に魅力的でした。
振り回される男性たちが気の毒だという意見も理解できるんですが、それ以上に、「純粋な女性」と関われる喜びは大きいかもしれないよ……?
だって、「純粋な女性」なんて、そうそういませんから。
どのキャストもピッタリでしたが、梨花さんは、石原さとみ以外演じられないんじゃないかな、と。
観て良かった映画です。
コメントする