劇場公開日 2021年10月29日

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「リアリティ崩壊のダメ映画。俳優陣は素晴らしいだけに、脚本が残念。」そして、バトンは渡された beast69さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0リアリティ崩壊のダメ映画。俳優陣は素晴らしいだけに、脚本が残念。

2021年11月7日
PCから投稿

永野芽郁をはじめとして、出てくる俳優さん達の演技力は、本当に素晴らしいんですよ。
肝心のストーリーさえ良ければ、星4個以上はつけたいくらい。
それほどに俳優陣の演技・表現力は、魅力に溢れていて素敵でした。
個人的に好きな俳優が多く、本当に豪華キャストで、期待していた映画です。
ところが脚本がダメ過ぎて、ストーリーに矛盾点や突っ込み所が多過ぎます。
特に大事なところでリアリティが崩壊していて、おかしな世界観になっています。
そのため、最終的に感情移入が出来ません。
自分は洋画の方を多く観るのですが、今年は勉強のために邦画も観る回数を増やしています。
思ったのは、「邦画って、どうして肝心な所をミスってる映画が多いんだろう?」っていう事。
「どうしてこうなる?」と、疑問や矛盾が生じる場面が多過ぎて、マトモに観れません。
細かい事は考えずに場面一つ一つを単独で観る分には、悪くない印象なのだけれど・・・・
物語全体を捉えた時に、どうしても多くの疑問点が生じてきて、受け入れられなくなります。
一つの場面だけを切り取れば、良いと思える箇所も多いんですが、肝心の所で外した感じ。
ラスト近くのストーリー展開も、邦画に多く有りがちなお約束パターンが入ってて萎えます。
監督や脚本を別の人に変えた方が、良くなったかもしれません。
鑑賞後、どうも未消化というか、モヤモヤしたものが残ってしまいました。
親しい人にもオススメしたくなるような内容なら、高評価にしたいところですが・・・・
この映画はそうではないので、ちょっと厳しいですが低評価になります。

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beast69