「【人間讃歌】」そして、バトンは渡された ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【人間讃歌】
愛する人がいて、どうしても隠し通さなくてはならないことがある。
どうしても。
僕は、この原作を読んでいて、所謂、ネタバレ状態だったのだけれど、そもそも原作も読み進めている最中も、あれ!?、何!?、何で!?とか、そんな「!?」が続いて、最後に色々なことが明らかになるという構成で、この映画は、そんな雰囲気やストーリーをよく伝えていると思う。
原作を読んで、不覚にも涙してしまうのだが、映画は大丈夫だろうと思って、それでも涙してしまって、これは、「きみの膵臓を食べたい」の時と似た体験だと思ってしまった。
愛する人がいる。
どうしても隠し通さなくてはならないことがある。
どうしても。
そして、それを理解する人がいる。
なんとか、その希望を叶えてあげたいと支える人がいる。
なんとかして。
そして、感謝する人がいる。
感謝しても、し尽くせないかもしれない。
でも、感謝の気持ちは、記憶としてずっと残り続けるのだ。
結果は、100点満点じゃないかもしれない。
でも、合格だったら良いじゃないか。
この作品は、僕は、人間讃歌だと思う。
※ 石原さとみさんの推移を注意して見ておいて下さい。ヒントです😁
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