「登場人物ばっかり泣いてて、ちっとも泣けなかった。泣けなかったことに泣けた。」そして、バトンは渡された 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
登場人物ばっかり泣いてて、ちっとも泣けなかった。泣けなかったことに泣けた。
「みぃたんは友達思いの泣き虫な女の子です」
おいおい説明するんかよ。冒頭からいやな予感。
何が起こっているか、登場人物が何を思っているか、全部台詞で言ってるし。二時間目をつぶってても内容わかるよ、ラジオの朗読劇か。
映画的興奮はほとんど得られなかった。
何も考えずに観るのにはいいのかな。
ちょっと合わなかった。
永野芽郁、石原さとみ、みぃたん、三人ともかわいかった。ずっと観てられる。
「もう一度見て、もっと泣く」とコピーにあったけど、
同じキャスト、違う脚本と演出でもう一度観てみたいな。
最後、森宮さんのことを「お父さん」て呼んでほしかった。
娘を持つ親として「空白」「マイダディ」は感動したけど、今作は刺さらなかった。
田中圭はこういう優しい役柄が続くけど、「記憶にございません」のやんちゃそうな警官や、ドラマ「白夜行」の不良とかも良かったから、「孤狼の血」の次回作でブチ切れたヤクザなんか演じたら面白いかもね。
いろんな役してほしいな。
コメントありがとうございます!
いや〜、大共感です笑
語り口調が出だしの映画に良作無し、です。役者に支えられし映画でしたよね。
最後まで森宮さんというのには私も「んー、なんでお父さんって言わないんだろ」と思いました。マイ・ダディと比較しちゃいます。
孤狼の血3でブチ切れたヤクザ役を田中圭...めちゃくちゃいいじゃないですか。
今晩は
今作は、拙レビューに書いた通り、前半の作りが勿体ないな、と思いました。(特に、ブラジルに行ってしまったお父さんの件。)
で、私は3.5にしました。
只、この作品を否定する積りはなく、性善説溢れる映画だと、思いました。
では。