シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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どっぷりファンには物足りない
タイトル通りだと思う。
私はRXまでのTVシリーズしか見ていないので非常に楽しめた。
難しい事もわからないし、単純に仮面ライダー=バッタの改造人間がバイクに乗り、ライダーキックでショッカーを倒す、この基礎基本を再現しているだけで30数年前の子供時代に帰れたような良い映画だった。
が、クウガに始まる平成シリーズ、配信サイトでリブートされた重厚なライダーにどっぷり浸かってる方々には評価が低いのではないかなとも同時に思った。
映画としてはテンポ感が早過ぎる、シナリオあって無いような感じ、カメラが揺れ過ぎで疲れる等々金かけた同人だなと言うのが感想。
庵野監督信者にはおすすめできる
平成シリーズのシナリオは良いが演出演技がクサくてちゃっちで見れない、リブートはそんな仮面ライダーは高尚で重いテーマじゃないだろw
(実はどちらも間違い。仮面ライダーはあくまでも小学生までの子供向けだが実はテーマは重い、リブート物も昭和シリーズって設定上非常に重いので)って言うゴリゴリの思い出補正でしか仮面ライダーを見ていないにわかにもおすすめ
ラストシーンで答え合わせ
ラストで納得できるか否です。
これは仮面ライダーとして戦うのではなく、シンの仮面ライダーとして戦う物語だったとラストで納得できるかです。
個人的には最高でした。ありがとう庵野監督
赤いマフラー
「変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。」
この意味が分かるかどうかで楽しめるか苦言を語っちゃうかが分かれるところかも。私は何でも最新に!クオリティを上げて!と言うのは違うと思っているのでこの作品の撮影手法やセリフ回しのベタでノスタルジーなチープさは好感を持った。子供だった私たちはこういうのが好きだったはずだ。
ストーリーも格闘シーンもイマイチ・・・
「シン・ゴジラ」に始まる庵野秀明が携わる「シン・〇〇」シリーズの4作目。年代的には仮面ライダー世代ではあるものの、子供時代にライダーを観ていなかったので、懐かしさというものはあまりありませんでしたが、「シン・〇〇」シリーズとしての続き物と捉えて観に行きました。昔の作品を知っているゴジラやウルトラマンと違って、新鮮な眼で観ることが出来ましたが、その反面全く従来作品を知らずに観に行ってさっぱり理解出来ずに轟沈したエヴァンゲリオンの記憶もあるので、観る前はドキドキでした。
結果、背景も含めてストーリーや人物描写は理解出来ましたが、正直ゴジラやウルトラマンと違ってスケールが小さいというか、描かれている世界が主人公周辺に限定されていて、あまり心躍るような高揚感を得ることは出来ませんでした。
特に「シン・ゴジラ」は、東京を舞台にゴジラが暴れ回る展開で、非常にリアルに再現された東京の街が破壊されていくシーンに大いに興奮させられたものですが、本作では人気のない巨大プラントや屋内での戦いがメインであり、その迫力の少なさにちょっと拍子抜けしてしまいました。まあ等身大ヒーローの仮面ライダーに、ゴジラのようなものを求めても詮無いのですが、ショッカーが一般庶民を苦しめるシーンが全く描かれておらず、その結果ショッカーに対する恐怖とか怒りとか言ったものが観客サイドに醸成されないので、戦いが非常に平板に見えてしまいました。
ショッカーの親玉が、AI(人工知能)であるという設定は、今様の仮面ライダーを演出するという意味では興味深いものでしたが、登場機会が少ししかないため、最終的にあまり印象に残らなかったのが残念。もう少しライダー達との戦いに関与する場面を描いてくれた方が良かったような気がしました。
また、浜辺美波演ずる緑川ルリ子と森山未來演ずる緑川イチロー兄妹のキャラクターが、大した伏線もないままに大きく変化してしまった点も、「えっ」と思わざるを得ませんでした。単純明快な勧善懲悪物にせず、悪役も辛い過去を背負っていることを描くという手法は、鬼滅の刃などでも見られた展開でしたが、それにしては人物描写が浅い感じがして、悪く言えば子供騙しと感じたところです。
池松壮亮演じる本郷猛と緑川ルリ子の関係も、出会った当初は非常にドライな感じだったのに、あっという間に信頼関係を通り越して恋愛感情のレベルにまで発展してしまうのも、人間の感情ってそんなに単純なものかしらと思わざるを得ませんでした。
肝心のアクションシーンも、空を飛びながら格闘するシーンはチープそのもの。地上での戦いは、血がドバっと出るところだけが妙にリアルでしたが、大味な展開に終始しており、今一つでした。特に最後の戦いは、動きそのものが緩慢で、それをカバーするためにカメラを敢えてグラグラさせて臨場感を出している感じがしたのが非常に残念でした。
そんな訳で、仮面ライダーを初めて本格的に観ることが出来た本作でしたが、中身の方は「シン・〇〇」シリーズの中でも残念ながら最下位だったんじゃないかと思えましたので、評価は★2とします。
「シン」要素の答え合わせを楽しむ映画
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンと観てきて庵野監督の「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」というのは各作品に仕掛けられた「シン」のダブルミーニング要素という謎かけを予想して見つけ出すオタク向けの高度なナゾナゾ遊びなんではないかと思う様になってきた。
今作の「真」要素ってのは、TV版よりも石ノ森先生の漫画版に寄せた感じな部分なのね。
ラストは、そうきたか!という感じなので、ピンと来なかったら漫画版の結末でググって欲しい。
一方、ライダーキックが昭和ライダーっぽいカット割りだったり、ここぞと言うところでテーマ曲が流れる演出はTV版にもリスペクトが感じられて大満足だった。
そして賛否両論ある「新」要素だけれど、仮面ライダービジュアルについてはあくまで改造人間である事を隠す「仮面」であるという漫画寄りの解釈を敷衍した結果だと思うので、個人的にはアリだった。ただ「怪人」をやめて「オーグ」にしたのはちょっとミスチョイスかと思う。
「神」要素はAI部分なんだろうけど、まんま別の石ノ森先生作品なキャラが出てきたりするのは、次の「シン」企画への伏線だったりするのだろうか。
仮面ライダーはスーパーマンなのか?よくわからんショッカー軍団・・
いいところ
冒頭15分のアクション
凝った衣装
かわいい浜辺美波
悪いところ
あきらかにCGとわかるチープなVFX
悪の軍団のわりにどの程度悪なのかわかりずらいから感情移入できない
ぴょんぴょん飛び回る仮面ライダー スーパーマンですか?
詰め込みすぎてすべてが中途半端
あくまで個人的好き嫌いの問題です。初代仮面ライダーをこういう形で世に出してくれたスタッフ、庵野監督にはとても感謝しています。ただ期待していただけに惜しい所が目立ちました。
(顧客でもある)庵野監督のライダー愛が炸裂!入場特典は、目的の一つでもある西野七瀬演じる「ハチオーグ(返信前)」だったので万々歳!もう一枚は「豚男」じゃなく「コウモリオーグ」・・・。
2023年 「西野七瀬」演員、坂道01作品。
平日って夕方迄イベントが希薄なので、特に安い日でもなかったが映画を観る事に!アカデミー旋風中の『エブエブ』かコレだったが時間が合ったので・・・!?
序盤の「クモオーグ」編は『仮面ライダー』第一話まんまリメイクだし、人に喋りたくなるネタバレが満載!
石ノ森先生がコレを観た感想が知りたいですね!?
『NEXT』でも出てくるのは「V3」迄だったし、こうなると第4号である「ライダーマン」が観たくなる!もしかすると「緑川博士」がそれにあたるのか!?
ラストがイマイチスッキリしない・・・!?知能指数600に対する監督なりの突込みがほしかったけど・・・!?
大人の仮面ライダー映画!
鑑賞して感じたのがタイトルの通りです。
CGが安っぽかったり(大作洋画に比べて)しても、面白ければなんでもいいです。
シン・仮面ライダーはどうしてもこれ以上の感想がなく、まあまあ面白いという感じでした。
しかし、キャストは豪華でキャラクターに個性があり、ラストは本当に良かったと思います‼️
充分期待を超えている!
庵野独特なカット割は観ていて少し疲れますが、グロテスクな戦闘シーンは迫力があり良かったです。
特にロケーションが美しく、日本映画らしさを感じました。
スーツのデザインはオリジナルを尊重しつつ、新解釈が足されており、個人的に好きなデザインでした。
ストーリーは個人的にハチオーグの辺りがCGが多用されており、ややチープに感じました。
主人公の棒読みのセリフは多少違和感を感じました。
映画館で観ても後悔しない作品だと思います。
期待してなかったけど面白かった!
仮面ライダー世代じゃないので詳しい設定は知らないけど普通に面白かった!
最初はちょっと退屈でこれを2時間見るのか…と思ってたけど急に面白くなる。そして浜辺美波が可愛すぎる。
無駄がなくてめちゃくちゃサクサク進むところが良かった。
子供部屋おじさんの世界
リアルタイムでTVシリーズを観ていた、ライダーごっこ世代の感想。
以下、がっかりした点。
まず、冒頭のカーチェイスからのショッカー戦闘員とのバトル。
最近の「大人向け」作品定番のショック表現かもしれないが、王道のヒーロー物にスプラッターは不要。血しぶき浴びる仮面ライダーなど、アマゾン1人でじゅうぶん。似たような(後味悪い)表現として、「エヴァンゲリオン」旧劇場版の主人公の自慰行為なんかがあったが、どういう意図があるんでしょうか。わからん!快
ライダーと怪人のデザイン。「仮面ライダー THE FIRST」の洗練されたデザインには遠く及ばず、全体的にダサかっこ悪く、統一感がない印象。ライダー2人のマスクとスーツは、TVシリーズをほぼ忠実にヨレっと再現したものの、アニメっぽいベルトとバイクがミスマッチ。昆虫型の怪人は硬質のメカ的マスクだが、コウモリオーグは豚っぽい特殊メイク、サソリオーグは顔半分を布で覆っただけで、「快傑ズバット」の殺し屋そっくり(石ノ森作品へのオマージュ?)。
致命的なのは、主人公の本郷猛が、「シン・ウルトラマン」同様、何を考えているかわからない、気弱そうで影の薄いキャラなこと。周囲に流されるまま、機械的に戦っているようにしかみえない。何かを守りたい強い意思とか、情熱とかを持たないヒーローは情けない。ルリ子に「ヒーローは赤」と言われ、マフラー巻かれたらヒーロー完成?
敵組織の目的もよくわからない。怪人達は、それぞれ勝手な思惑で悪事を企て、実行前に殲滅。そういえば、「魔界転生」で、天草四郎に復活させられた死人達も、幕府転覆など関係なく、みんな勝手に行動してましたね。世界征服じゃなく、絶望した人間を改造して好き勝手にやらせるのが、本作のショッカーの企みなんでしょうか。
プラーナやらハビタット世界やら、本筋にあまり絡まない設定が邪魔。解説に要するセリフの量と時間がもったいない。その分、ドラマに厚みを持たせてほしかった。
アジトに戻ったら、政府機関の男達がいて、共闘契約即締結。
コウモリオーグが飛んだら、サイクロンも謎変形で飛ぶ。
一文字隼人は、ルリ子の謎パワーで瞬時に洗脳から解放(この能力使えば、怪人倒さなくてもよさそう。「星雲仮面マシンマン」のカタルシスウェーブ?これもオマージュ?)。
新サイクロンは、政府機関が調達(絶対、ショッカーとつながってる)。
ご都合主義の嵐。なんだ。やっぱり、子ども向け作品だったんじゃないか。
ラストシーンは原作漫画の設定を踏襲していて、ちょっと良い感じだったけど、ここに至るまでの人物描写ができていないので、感動にはほど遠かった。登場怪人を減らしてでも、人物の内面を丁寧に描かないとダメだと思う。庵野監督は、「仮面ライダー」という作品や造形が好きなだけで、人間には興味がないのかなと思える。特撮だけじゃなく、昭和の作品は、人間臭いから面白いと思っているので、庵野監督の趣味の作品世界は、自分が観たいものとはだいぶ違う。昔の作品を徹底的に再現するより、むしろ、昔の作品をリマスター、再編集したほうが、伝わるものが多いのではないかな。
人物描写の浅さは、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」3作品に共通している。庵野監督は、どれも同じような手法で映像化しているけど、「シン・ゴジラ」以外は残念な印象しかない。ではなぜ、「シン・ゴジラ」にあれほど感動したのだろう(自分の場合です)。おそらく、観る側が震災の記憶等を重ね合わせ、薄い人間ドラマを脳内で補完したからではないかと思う。今となっては、「シン・ゴジラ」の評価も変わってくる。
「シン・エヴァンゲリオン」の終盤、夢と現実の境界のない世界で、主人公のシンジと父親が、特撮セットの中で戦うシーンがある。これが種明かしで、「シン」シリーズの本質なんじゃないかと思っている。
「今日は、庵野くんの子供部屋で、昔懐かしいおもちゃを引っ張り出して、『かっこいいねぇ』って眺めて、みんなで遊びました」
こんな感じ。ただ、それだけだったんじゃないかと。
本作を見終わって、そんな風に感じてます。
古き良きライダーと豪華俳優
人間ドラマ要素を厚く、戦闘はシンプルにという古き良きライダーを踏襲しており、非常に堪能させてもらった。
出演者がシークレットが多かったが、エンドロールを見て、どこに出てた?とパンフ購入と二回目の鑑賞へ誘う手法は嫌いではない。
やっぱり仮面ライダーはライダーキックですよ!!
スイカみたいなショッカー隊員!
庵野監督が好きな仮面ライダーになっています。
この辺が万人受けするかしないかですが、私は良くも悪くもエゴイズムが出てて嫌いじゃないです。
アクションシーンはすごいです。いきなりバイクアクション&スイカみたいに破裂するショッカー隊員、一気に持って行かれました。
ストーリーは泣けません、涙シーンありますが、ホント泣けません。
でも俳優さん非常に素晴らしいです。特に柄本さんはまんま2号で最高です!!
斎藤工さんにも変身して欲しかった。(違う映画になってしまいますがw)
いい意味で、きっと仮面ライダーってこんなものです。そう、石ノ森章太郎の仮面ライダーってこれですね。
深い映画
実は人物の描写がとてつもなく細かくて深い映画だと思います。
一回目の観賞時何を言ってるのか聞き取れなかったセリフがあって、それは蜂オーグに対して叫んでたシーンですね。「蜂オーグ!」って叫びます。
あの時本郷は蜂オーグとの戦闘もあってヘルメットの力で殺傷に躊躇いが少ない状態、とても興奮もしてる状況。
だけどそのあと少し震えながら静かな声で「覚悟」と絞り出すあのシーン、あれこそヒーローが誕生したシーン。真に仮面ライダーになったシーン、本郷の人間性がオーグメントであることに打ち勝ったシーン。ルリ子が本郷に希望を感じたシーン。
ルリ子はそんな本郷を目の当たりにしたからこそ後で胸借りたんだなってのがすごくよく分かるシーン。本当に素晴らしい。
本郷はその大変さ過酷さを思いを体感したからこそ一文字が理性保っていることの凄さが分かったのでしょうし、おそらく友達ではなく同士であり、だからこそ戦いたくなかったのだろうなと思います。
この映画は宮崎駿監督の作るアニメに似てる気がします。
映画としての熱さがあまり伝わってこなかった
良かったところ。
浜辺美波 ◎(はなまる)
好きな女優さんですし、予告編でもいい感じだったので期待してましたが、
本当に良かった。画面が締まります。途中で眠たくなりましたが彼女のお陰で寝ずに済みました。私にとっては彼女の存在感で何とかなった感じです。
キャラ的にも、あんな人が身近にいたら「惚れてしまうやろ~」です。
透明感のある美女のボブはチートだと思いました。ある意味ロンギヌスの槍です。
見た目、改めて「綾波っか!」って思いました。
斎藤工 ○
カッコいいとかでは留まらない、ホントいい男。彼も画面の締まる俳優さんです。
所作や至る所から色気が出てきてて、間違いの無い俳優さんです。
柄本佑 ○
親父さん、弟さんもいいですが、彼の少しポップな感じが好きです。
仮面つけているときの演技(声)が良かった。
構図○
やっぱり庵野監督、決まっていてカッコいい画のオンパレードでしたが、
それ以外、脚本、演出、編集は、『なんだろ~』って感じでした。
怪人の造形○
蜘蛛と蜂、かっこ良かった。特に蜂は良くできてた。
前半の特撮、実写アクションは悪くはなかったですが、後半になるにつれシンドくなりました。特にCGはシンドかったです。
中途半端なCGならいっその事もっと少なくして、物語を重厚にして話で魅せて欲しかったでしょうか。昭和の仮面ライダーのテイストだけ頂いて、シンがつく仮面ライダーとして、シン・ゴジラのような、違うアプローチをして欲しかったです。
これをオマージュというのでしょうか?
1号ライダーの悲哀を現す為だと思うのですが、演技が抑えられすぎていて、池松壮亮さんが何か活きていない感じがしてました。
彼にとどまらず役者が余り活きていない作品という感じでした。
PG-12映画ですが、その理由が少しグロいシーン以外は私には解らなかったので、いっその事それをやめて戦隊モノが好きな子供にも観れるようにしてあげればいいのでは、と思いました。
もしくは興行的には厳しくなるでしょうが、R-15やR-18まであげて、もっとグロくやるか。
旧劇場版のエヴァの戦略自衛隊のネルフ本部強襲のように、人間の怖さ、殺伐感を表現できた監督なので制限を少なくすると、どうされるのだろうと思いました。
長澤まさみと森山未來は、無駄遣いでは?とも感じました。
あと、サイクロン号の音が変形すると2気筒から4気筒に変わるのが良かったです。
特に迫ってはこないショッカー
自分の仮面ライダー原体験は「ブラック」で、いわゆる「平成」「令和」ライダーもちょいちょいつまみ食い。
1号2号あたりは知識としてはそれなりにあるものの、さすがに細かい小ネタとかは分からないです。
そんな立場から見た本作ですが…
すっげぇ微妙……
昭和レトロなノリと、監督のお約束といえる厨二臭い専門用語羅列がとにかく食い合わせ悪い。
ダサくいきたいの?オサレに行きたいの?非常にどっちつかず。
時代が明示されない上に、一般大衆の日常が出てくるシーンも皆無なので、世界設定がよく分からないのも難。ショッカーがどういう組織で、世界の中でどういう立ち位置なのかもなんだかよく分からない。そこが弱いから、必然的に仮面ライダーが戦う理由も弱くなる。だから戦いにも感情移入出来ず、勝ったとしてもカタルシスもない。
それでもアクションがよく出来てればまだ見た目的なカタルシスは得られるはずが、そのアクションがまた致命的なまでにひどい。
プロのスーツアクターを使ってないから生身アクションは全く迫力ないし、CGの質は壊滅的なデキ。本当にシンゴジ撮った人なのか疑ってしまうほど。樋口監督が偉大だったのか…?
血飛沫描写のある仮面ライダー、ならアマゾンズの方が本格的で、世界観もしっかりしてますしね…
一応、話がポンポン進むのでテンポは良かったのと、クモオーグ・ハチオーグのデザインやキャラはなかなかだったり、なんだかんだ嫌いじゃないポイントもあるにはありますが…
んー、ちょっとやっぱり、個人的には受け入れられませんでした。
最高の仮面ライダーマニア映画
とにかく仮面ライダーです!しっかりバトルもして、仮面ライダーに詳しいと言うか石ノ森マニアだとニコニコできます、話は暗いですが、見て楽しかったです、2号ライダーがかっこよかった。
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