シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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庵かけライダー
「良い」「悪い」が、ないまぜだったなあ。作りは10分に1度は庵野風で、まさに庵かけライダーだった。
面白いとは思うのだけど、子供と一緒に見ていた平成ライダー的なストーリー性は薄かったかな。当然、原テレビ作品へのリスペクトを表現するとこうなんだろうけど、成功している部分と、微妙な部分が混在して、どの立ち位置で見たら楽しめるのだろうと、観ながら焦ってしまう。シンプルに旧作へのオマージュ楽しめば良いのか、新たにクリエイトした部分か、はたまた豪華な俳優陣の活躍か。
一番楽しめたのは、ウルトラマン俳優陣と、浜辺美波かな。斎藤工と竹野内豊の「政府筋」コンビにニヤリとさせられ、その後に長澤まさみがまさかのいでたちで登場。この辺のやりたい放題は楽しかったのは確か。
明確にハマっていたのが浜辺美波。棒読みスタイルのセリフ回しと黒服とボブヘアでスレンダーなスタイルは、リアル綾波レイという感じで、ここも庵かけか。クールな人工物感があって、大写しにも映える。「エクス・マキナ」のアリシア・ヴィカンダーを思い出した。予告編にもあった、銃を構えた正面からのカットは、個人的に本作最高のシーン。
ともあれ、制作側が楽しんで作っていたのが伝わってくるのは確か。
そう言えば、大森南朋はペラペラ喋るので、すぐわかった(♪海老すくい〜とか歌いそうでハラハラした?)けど、
松坂桃李はどこにいた?
どハマり
藤岡弘、と佐々木剛の仮面ライダーしか知らない昭和のおじさんにはどハマり。
今にも天本英世が出てきそうな怪人たち。広がっていかないストーリー。
特撮のアクションも興奮もの。
(最近のマーベルやDC、Disney作品の予告篇なんか CGすごすぎてなんでもありで逆に何とも思わなくなった、チラシさえ手に取らなくなった)
タイトルだけの特報から予告篇、公開が近づくにつれてだんだんと期待値が下がってきて、愈々公開されれば賛否両論のレビュー。
オリジナルに思い入れや愛のない人が作るのも困ったものだけど、マニアックな作品でなく万人受けする作品作ってくれないかなぁと思いながら、期待せずに観に行ったら、入り口で仮面ライダーカードくれた。
もうテンション爆上がり。仮面ライダーカードだ。
(仮面ライダーカード欲しさにお小遣いすべて仮面ライダースナック買うのに使って怒られた少年の日が一瞬で甦えった)
至福の2時間。
エンディングにはまさかの子門真人の主題歌だ。
(ウルトラマンは残念だったからね)
おじさんはどハマりしたけど、面白くなかったって言う人の気持ちはわかります。そらそうだよね。
庵野さん。シン・シリーズはもういいやと思ってたけど、次は是非、「シン・仮面の忍者赤影」作ってください。お願いします。
古臭さと子供っぽさの心地良さ 次は永井豪作品はどうでしょう
古臭さと子供っぽさの心地良さ
中二病みたいなショッカーの野望は笑ったけれど
庵野監督の想う仮面ライダーが素直に表現されていたと思います
実写にも慣れてきたのかな
どうでもいいシーンですが、蜘蛛オーブがルリ子を車に載せるカットが、すごく新鮮でした
ちょっとコアすぎますので無視してください
キカイダーのパロディもコアだけど
庵野さんには印象に残る作品だったんろうな
仮面ライダーがこんなに見応えのある映画になって帰ってくるのは嬉しいかぎり
ふっと思ったんですが、永井豪作品とかをリメイクしてくれないかなって
シン・デビルマンとかシン・キューティーハニーとか
つまらん実写映画でガッカリさせられているからね
底に闇のある作品として作る価値がある
12PGなんて中途半端ではなく、18禁で
観てみたい
浜辺美波をはじめ、役者がいいのも作品を後押ししていますね
西野七瀬は、これだけの役者がそろうと見劣りします
演技の格が違いすぎる
テレビドラマレベルでは目立たないんだけどね
基礎からやり直した方がいい
メインの役者以外に、じつはビックリするほどスターがたくさん出演していました
エンドクレジットでビックリ
もう一回観て確かめたくなるくらい
特に仲村トオルと安田顕はどこにいたかで話題になっています
シン・ウルトラマンの様なテイストの仮面ライダー
概ね仮面ライダーの最初の頃をリブートした感じ。
コミュ障で大学卒業してバイクで放浪の旅?プータローしていた本郷猛が拐われいつの間にか改造人間に。
気づいたら何者かに追いかけられていて謎の女とバイクで逃走、訳の分からないまま話は本編に突入。本郷猛がわざわざ選ばれた理由とは…
いやアクションは凄いし血飛沫飛びまくるからR12指定なんだろうけど…
とにかく動く度に画面が激しく動くのはどうか?
実際の目線に近づけたいのだろうけど見ていると気分を悪くする人も出るのでは?とにかく目が忙しかった。
あとシンウルトラマンの時も違和感あったけど今回も仮面ライダーは戦いが始まるまで突っ立っているだけ。怪人もか。動と静を表しているのかも知れないが何か微妙な絵面。これから戦おうと言う雰囲気がまるで無い。話し合いで決着つけようと言うか決闘で構える前見たいと言うか。
コミュ障の本郷猛もどうかと思うが、オリジナルも今となってはそんな感じに見えなくもない。
それと喋り方が機械が喋っている様な感情を押し殺した感、だけど心の中はそうでは無い演出。
今回のテーマが心の傷とそれを乗り越える的な所があるから意図的なんだろう。
怪人も凶悪と言うより紳士的。殺し方も町を破壊がある訳でなくクールすぎて物足りない。
皆ある意味大人すぎて激情を表に出さない。
大人過ぎるビターテイスト。
それと想定外の石森ゲストキャラが出てきて驚いたり。
まあ70年代の石森作品の色々なオマージュがあって面白くはあったが今の人に分かるのだろうか?
そうそう出てきた聖地は既に行ったり見たりした所が多かったのである意味新鮮さが無かったな。
珍品
娯楽作品としてはダメ作。CGはチャチだし編集も下手でテンポ悪い。楽しめる作品ではない。
でも仮面ライダーをモチーフにした観念的なモダンアートとして見ると面白い。絵作りがしっかりしてるし、音の使い方もユニーク。プラーナのコンセプトとかボソボソしゃべる台詞も観念的。
ルリ子との関係性
中学の頃、テレビで見、原作漫画を読んでハマったものです。テレビではライダーの見た目の格好良さとアクションにしびれたが、中学生の身にはいかにも子供向きで、安っぽいつくりは不満だった。ところが石ノ森章太郎氏の原作は大人向きに描いてあり、そのムードは魅力的だった。だから当時思ったのは、「この原作のような感じで、実写版があればどんなにいいだろう」ということだった。今回、庵野秀明氏が「シン仮面ライダー」を作ると聞いて思ったのは、「庵野氏なら、きっとそれをやってくれるに違いない」ということだった。だから大いに期待した。
予想は当たっていた。この映画はまさにそういうものだった。それは今までにない、リアルな仮面ライダーだった。特に素晴らしいのは、「もし自分が本当に仮面ライダーになったとしたら、いったいどんな感じなんだろう」ということをとことん追求した点にあると思う。マスクをしばしば着脱したり、マスク越しにしゃべる声がくぐもっていたりする点はリアルだった。本郷のセリフが棒読みで、なんだかいつもぎこちないのは、庵野氏が「俺がもし本郷なら、こんなふうにふるまうだろう」ということだったと思う。たぶん私もそうなったかもしれない。藤岡さんのようにはふるまえない。そこは共感できた。
しかし、映画を見終わった時の感想は「まあ、悪くないかな」というところだった。なぜかというと、ルリ子との関係性がリアルさに欠けていたからだ。とはいえ、この映画における本郷とルリ子との関係性は「設定上は」とても魅力的なものだった。
昔の仮面ライダーの写真で、本郷とルリ子がサイクロン号に乗っているものがある。本郷が座席にまたがり、ルリ子がバイクのタンク部分に横ずわりしている図だ。二人の距離はかなり密接している。この写真はとてつもなく色っぽかった。子供心にドキドキした。ルリ子の体温まで感じられるかのようだった。これが普通の若い男女だったら、なんてことはない、普通の写真である。ところが、仮面ライダーがこれをやるところに凄まじい色気があったのだ。今回の映画が、ルリ子と本郷の関係性を主軸にしているのは、庵野氏もこの写真を見て、同じことを感じたからじゃないか、と私はひそかに邪推している。
だから私はそれに期待した。本郷とルリ子との関係性が次第に深まっていくことに。庵野氏も、恐らくそれを目指したはずだ。実際、そういう話にはなっている。しかし、どうにも、そこにリアリティが感じられないのだ。二人が隠れ家でザコ寝をしたり、「汗臭い。いつも防護服ばっかり着てるから」と言ったりする描写は現実的でとてもいいのだけれど、何かつまらないのだ。別にラブシーンが必要だと言っているのではない。二人はウブなままでいい。ラブストーリーの最も感動的な部分は肉体的な部分ではなく、心の部分だと私は思っている。しかし、その部分が弱い。
これは庵野氏がオタクで経験不足だからだ、とは言いたくない。プレイボーイがみんな優れた恋愛小説を書けるわけではないだろう。別にモテなくても優れた恋愛小説を書ける作家はいる。つまり、そういう才能を持つ人が稀にいる、ということだと思う。だったら、そういう人に脚本を協力してもらったら良かったんじゃなかろうか。
そうやって、ルリ子との関係性の描写をもっとリアルなものにし、敵の怪人を減らし、アクションシーンを減らせば、素晴らしい「仮面ライダー」になったと思うんですけど。
オタクの2次創作
一般人はおいてきぼり。CGがチープとか、全体的に安っぽいみたいな評価する人が多いのは納得。それが初代リスペクトの演出だとわかる人だけがシビレる映画。「安っぽい特撮映画」では無い。「金のかかったオタクの2次創作」が正しい。前の3作とは明らかに異なる、極めて対象者を絞り混んだ作品です。「レッツゴー!!ライダーキック」のイントロで鳥肌立つ人だけが観て下さい。ライダーオタク以外の人はマイナス4点になるので注意。
浜辺美波がひたすら可愛かった事だけは共通認識になるのかな?
私は庵野秀明監督作品に無縁でして、別に嫌悪感があるわけでもなく関心...
私は庵野秀明監督作品に無縁でして、別に嫌悪感があるわけでもなく関心がありませんでした。
ただ庵野監督の信者的な方々の熱には嫌悪感を感じております。
これはどこの信者の皆様方、アンチ的な皆様方に対しても同様ですがね。
それは置いておくとして、俳優の皆様方の演技、映像、音楽等、どれもよかったです。
で、仲村トオルと安田顕はどこにいたの?
仲村トオルと安田顕の完全に存在を消していた演技力に捧げる星五つでございます。
懐かしい😀
幼いころ、よく見ていた。仮面ライダー、あーコレコレと、思う所もあれば、こんなだっけかといった所もありました。1号と2号はああゆう会話をしていたっけか?安い感は意図してのことか?今時の方が、見たらつまらないだろうな?v3が見たい。
無題
「シン」もエヴァを含めると4作目。
段々パワーが落ちてきてるかなと。
なので正直イマイチ。
観ていて「これ、シン・キューティーハニーじゃね?」とか思った。
特にサソリオルグの所。
で、ちょっと思い出話。
オマージュで石森章太郎版仮面ライダー(石ノ森でも原作でも無い)も織り交ぜてあるのかなと思わせた所。
漫画だと本郷はショッカーライダーに倒されるんだけれど、その時ショッカーライダーのひとりの洗脳を解いて2号ライダーになるのが一文字隼人。
本郷は死後、意識をコンピューターに残して2号のサポートする。
後、マスクを取ると顔に改造された傷痕があるところ(最初だけだったけど)
この辺が漫画版からのオマージュかな?
PS ラスボスは蝶オルグなんでもしやイナズマン?とか思ったけど違った。
いや、キカイダーやロボット刑事が出てるから来るかなーと。
これは仮面ライダーなのだ!!
"劇場作品"として見たらそりゃもう安っぽいセリフに簡素なCG、理解の追いつかない展開に置いてけぼりにされてしまうのは当たり前!!
なぜならこれは、特撮映画"シン・仮面ライダー"なのだから!!
目の前の敵をただひたすら殴り倒せ!
集団でかかってきたとしても怯むな!
多勢に無勢だとしても構うな!
仮面ライダーはどんな相手でも立ち向かうのだ!
急に日アサの仮面ライダーを見せられたらどうだ。
そりゃもう酷いもんだ。目に見えたワイヤーアクションにうんざりするのかもしれない。だが、それでいいのだ。仮面ライダーの歴史はそうやって受け継がれ、令和5年までやってきたのだから。
そのアクションこそが特撮の真骨頂ッ...!!
強力な敵には必殺、"ライダーキック"
必ず正義は勝つのだ!!
突然改造されてしまっては当然、戦う理由が有耶無耶になってしまうのは当たり前。
だが仮面ライダーは全員そうだ。1話にしてなぜかベルトを装着して目の前の敵を倒さなくてはならない。
平成の時からそうだ。
だが戦う理由はただ一つ。正義の前に目の前の人を助ける衝動がある。仮面ライダーとしての共通点。
サポートをしてくれるヒロインがいつも側にいる。戦う時は1人。そしていずれ、共闘する仲間ができる。それが仮面ライダー2号だ!
全ての仮面ライダーに共通する起源なるものがこの映画にはある!!!
でも頼む!ライダー!暗闇の中でのフラッシュだけは勘弁してくれww俺たちは複眼ではない!目が痛いのだ💦
力が敵わなくとも気持ちで立ち向かうんだ!!
ハッッ...!
出たなショッカー...!!
くらえ!!ライダーーーーーァァァ!!!
キィィィーーーーーーーーッッック!!!!!!
愛してるぞ!!!!仮面ライダー!!!!
ありがとう庵野ーーーーーッ!!!
幼い時に見た仮面ライダーとは一味違った作品に仕上がっています。戦闘...
幼い時に見た仮面ライダーとは一味違った作品に仕上がっています。戦闘シーンも以前のウルトラマンより多くそれなりに楽しめました。最後のエンディングで流れてきた仮面ライダーの曲を懐かしい気持ちで聴いていました。
今までにない描かれ方の仮面ライダー
子供の頃から好きで見ていた仮面ライダー。
最初の頃は見たこと無かったから、逆に新鮮。
こういうのは、過去の作品と比べるものではない。
最近はあまり見ることも無くなっていて、どんどんストーリーや雰囲気が重くなったり、戦隊ものに近いものになったり、そうした流れの中でもシンプルにストーリーについて触れられていたのがよかった。
人間の心情とそれを取り巻く物語と、大人向けの描写は確かに多いけど、根底は一緒で改めて仮面ライダーとは、とテーマについて考えられた。
自分は、好きです。
届け、愛のメッセージ... 人を超え,虫を超え,それぞれの奉ずる"救い"の形を巡って人知れず戦いを繰り広げるこの世界の片隅に映画
庵野秀明さん脚本・監督による「仮面ライダーシリーズ」のリブート作品にして、仮面ライダー生誕50周年企画作品。
初代のTVシリーズ『仮面ライダー』をモチーフとしつつも、そこに原作漫画『仮面ライダー』さらには他の石ノ森章太郎先生の原作作品のエッセンスを盛り込んだ"石森ヒーロークロニクル"的な感も有る入魂作。
ライダーや怪人のデザインは洗練され、戦闘シーンも切歯扼腕ぶりと流麗さとが同居した見せ場満載な様相を呈しているのですが、一方でその全編を通しての"スタイリッシュさ"にどこか逸脱を感じ、生命や人生よりもむしろ想いや心の有り様を謳う物語はどこかヒロイズムを否定し、インナーユニバースへと突き抜けてゆく終幕はもはや『仮面ライダー』とは別次元の世界線を感じたのもまた事実です。
緑川ルリ子を演じる浜辺美波さんが本作のヒロインとしてだけなく、そのCGの如き無謬性で作品を象徴するアイコンともなっていると思いますが、そのトーンに引っ張られてオリジナルに色濃かった"特訓"や"おやっさん"あるいは"怪奇"といった泥臭かったり見世物感のある要素が配されざるを得なかったような感が有ります。
無いものねだりとはいえ、もしその泥臭さや怪奇性すらも現代解釈にて盛り込まれていたら…とも思ってしまいました。
造り手側の庵野さんが"僕が観たかったライダーを作るのではなく"と仰られているからには、観る側にもノスタルジーと頑迷固陋との混同の厳禁を訴えているのやもしれません。
過剰演出、ワクワクするぞ!
シン・シリーズでの初の殺陣アクションはカメラワークと相まって迫力がある。そこド派手な演出がプラスされると特撮を観ていた頃の男子心が蘇る。
キャラの個性が濃く、やりとりをもっと見たいと思った。
なんとなしに不完全燃焼感は拭えないが。
庵野監督四部作。
良かった
庵野監督のこだわりが沢山見えた。
本当に作品を好きな人が作っているとこうなるんだなあと。
特撮ヒーローへの、監督の愛を感じた。
私は何回も見たい。
そしてバイクが乗りたくなった。それこそ
良かったという事だ
3/27 二度目の鑑賞
4/20 三度目の鑑賞
気がつくと映画館で三回目の鑑賞を終えた。
何故だか、もう一度くらい行きたい、大画面で見たい
と思ってしまう。何がそこまでハマってるのか、
自分でもわからない。
7/21
アマプラで鑑賞。好きなんだな。全体的に。
まだ何回も見たい。
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