シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
全627件中、281~300件目を表示
同人映画
視聴後思い出したのは庵野監督の「僕らは結局コラージュしかできないと思うんですよ」というかつての発言でした。
シン・ゴジラやシン・ウルトラマンがエンタメ作品になっていたのに対し、
庵野秀明がやりたいことをやってのけたという印象を受けました。
テレビシリーズのエヴァンゲリオンも同様にやりたいことをやりたいようにやった作品ですが、あちらと比べて原作である仮面ライダーの再構成に腐心しすぎて、大衆を置き去りにしてしまっている。(シン・ウルトラマンでもその兆候はありましたが)
エンタメ性の高い作品も作るようになり、還暦を越えてもなお、こういう姿勢で作品を作れることには脱帽です。
ただ映像表現が、仮面ライダーをオマージュしすぎて他のシン・仮面ライダーの映像と不和を来している、スマホで撮影した映像が撮影者に視線の動きと乖離していて違和感を覚えるなど、やや鼻につく感じでした。
大衆向けではなく自分自身は作品を味わいきれる器がなかったため、残念ながら面白いと感じることができませんでしたが、
庵野監督の言葉を借りればパンツを脱ぎ切った見事な【自主規制】作品でした。
現在の技術で作った仮面ライダー
昔の作品に対して、よく「現在の技術でリメイクを」という声がありますが、本作はまさしくそんな感じ。
ライダーのデザインはあくまでオリジナルを踏襲していながら、怪人は最近の作品のデザインっぽいものになっていて、アクションもCGメインの今風。
新旧両ファンに満足してもらおうというスタンスが伺える。
ただそれだけに「可もなく不可もなく」な作品になっているし、設定をしゃべり倒すだけの独りよがりな作風なので賛否分かれるのは致し方無しか。
「人間を描けない」のは相変わらず。
シン・浜辺美波
テレビ放映当時の最年少世代に自分は当たるのだが、ろくに観ておらず知識がないため、オタク第一世代のエースである庵野秀明が監督をする以上、当の仮面ライダーだけでなく、石ノ森章太郎作品全般、特撮ヒーローもの、そしてエヴァをはじめとする自身の過去作も含めて、それら作品への愛とリスペクトに溢れたオマージュや再解釈で構成された、2023年に公開される初代仮面ライダーとしてパーフェクトな一本だろう、という前提で観た。
感想は、よくやるよなあ…という以外あまりない。池松君の棒読みも、間を端折ったような戦闘場面の転換も、チープなCGもすべて承知の上で、それぞれに意味するところがあるのだろうし。そもそも日本で大人向けに仮面ライダーをどう作ってもただのコスプレ劇になっちゃうだけで、庵野印をつけない限り成り立たない企画だとも思う。
内容以外のところでは、浜辺美波が昭和感があって、これまで観た浜辺のなかでは役が一番合っていたように思ったのと、ベース車両は4気筒なのにマフラー6本出しのサイクロン号をHONDAがまじめに作っていたのがよかった。
庵野監督の「シン」はこれでひと段落なのだろうか。シン・宇宙戦艦ヤマトをやってくれたら個人的にはかなりのめり込めるのに。
CG使いすぎ
50年続く国民的スターの仮面ライダー、もちろん自分にとってもウルトラマンと双璧の幼少期のスーパースターそりゃ気になって観に行くでしょ。
でもこういうのはやっぱりハリウッドリメイクに任せるべきかと・・・。日本人俳優にはアクションは無理なのかなぁとの限界。
カーアクションも殺陣もここまでCG使われるともはやアニメでよくない?と。でも少年たちには大喜びかもの出来栄えかと。
良くも悪くも。
シン・ゴジラの時ほどの意欲感や作り込みが感じられなかった。どこに力点を置いているのかが分かり辛く、いや、分からなくもないのだが、表現が難しい。エヴァの実写を仮面ライダーを使うとこうなるのかな、と言う感じだったり、ドラマ、アオイホノオで出てくる庵野さんが作った作品に通じるものだったり。とにかく、今回は良くも悪くも庵野さんの作品だなと思った。
評価としては、シン・ゴジラ>シン・ウルトラマン>シン・仮面ライダーかなー。
愛と勇気と友情と
TVでは破綻していた、仮面ライダーのコンセプトをきっちりと描いていた。
風力が無いと力が発揮できない、高いところから落ちる場面は、確かマンガでは
縦割りのカットで斬新に描いていた。サイクロン号で高速走行しながら、風力をベルトに集めエネルギーを蓄えるところなど。
怪人はスタイリッシュ描かれていて、VFXなども含め庵野監督の「キューティーハニー」的でした。TV版の方がやっつけ仕事的なところが逆に荒々しさが出ていた気がします。
要所要所、原作をリスペクトしている場面が描き出され、あぁ藤岡弘もこうだったな・・と懐かしく思い出されました。話の展開も、1号ライダーと2号ライダーの橋渡しも、そこまでこだわるか・・的な。けど、変身のポーズは見られなかったかな?
詰まるところ、何なんだ? そうだ少年の頃から、この手の作品の主題は「愛と勇気と友情」なんだ。と思い至りました。少年漫画の主題はこれだったんですよね。宇宙モノであっても、怪獣モノであっても。
ハマらなかった
冒頭であなたを改造しましたよ、言われて何でそんな冷静なんだ!と思ってからずっとモヤモヤしてしまい、入り込めなかった。
よく考えたら仮面ライダーシリーズはこれまでの人生で一度も触れてこなかった。少しでも予習しておけばよかったかな。そもそもこのシンシリーズってみんなが知っている特撮物を庵野秀明目線で再解釈するシリーズだし、ちょっと甘かった。浜辺美波の言ってることがよくわからん、と思ったけどこれまでのシンシリーズのほうがよっぽどわからなかったので単純に仮面ライダーに対する知識不足なんだと思う。反省。
浜辺美波は素晴らしく美しかったし、森山未來の存在感が圧倒的に異質で良かった。
声と話し方で大森南朋と本郷奏多はわかったけど、長澤まさみと松坂桃李には全然気付かなかった!
リメイクと侮るなかれ!飽きずに楽しめる秀作だ
あっという間にエンディング!飽きずに楽しめる
アクションエンターテインメント作品だった!
相棒や仲間、政府当局の助けを借りながら
敵を次々に倒して最後の大物に挑んでいく
時系列に則ったシンプルな構成でストレスなく見られた
昭和のテレビ版仮面ライダーも
子供向け番組としては地味で暗めだったが
この映画版もダム、廃墟、秘密基地、コンビナートと
生活感のないシチュエーションを舞台に描かれており
暗く陰鬱な昭和のタッチを上手く引き継いでいる
前2作の「シン」シリーズと異なりCGの助けを
借りつつも実写アクションが多めのため画面から
迫力や熱量が伝わりエキサイティング
暗く頼りなくコミュ障、優しく正義感が強いが
戦ったら制御効かずに暴走する…という
仮面ライダーっぽくない主人公の性格づけは
エヴァンゲリオンの庵野監督らしい設定…
それを池松さんがごく自然体で演じていた
あの役はジャニタレでは絶対に無理だ
また脇を固める俳優陣の振り切った演技も見所
長澤まさみを贅沢づかい
オーケストレーションが切なく美しい
岩崎琢さんの音楽が抜群にエモく
作品を大人向けに昇華するのに大きく貢献している
ただ一点、主人公らのモチベーション、心理的背景の
掘り方が若干紹介するのが遅く雑なため、その分
クライマックスへの高まり感が弱かった
それだけが−0.5だが5でも良いと思う秀作だった
本郷猛が震えすぎ
なぜか本郷猛がずっと震えてて
性格も優しいより、暗い方が圧倒的に際立っていて
楽しめなかった。
あれ、優しいですか?
暗いだけじゃないですか?
2号は最高に良かった。
全体のルック、アクションに関しては
自分的には満足いくもので
そこ以外の小難しいけど面白くない設定とか
プルプルライダーがマイナス点でした。
これまでと比べてしまう
ゴジラ、ウルトラマンとどうしても比べてしまうんだよね。
これまでの二つは、もし現実でそれぞれが存在したら?といった感じで、現実と非現実の狭間のような感じで、良いエンタメだったと思うんだよね。
ゴジラでの政治劇や、ウルトラマンでの怪獣のキャラややり取りだったり。
仮面ライダーの場合、設定が今までのものと比べて小さくなってしまうのはしょうがない。
その中でウルトラマンのように、各怪人の設定やキャラクターは良かったかな、と。
ただ、なんとなくずーっと悲壮感があって、なんかハマらなかったんだよな…
設定が原作(テレビシリーズ)なのかオリジナルなのかよくわからなかったのもあるかな。
こんなんだっけ?という。
それでも全体を見れば、役者の演技やアクションの見せ方など、良い部分もあった。
んー、評価が難しいなw
もうシンシリーズはいいかな、というのが感想でした。
やっぱり”シン”シリーズは面白い
仮面ライダーの放送開始当初からV3まで夢中で見ていた自分にとって、”いろいろ”楽しく見ることが出来ました。バトルも迫力がありましたが、いかにもCGといったところは残念。
お祭りなので、楽しみ方は自分で見つけます。
面白かったし、鑑賞中は楽しかった。
公開を待ってる期間も含めて楽しい時間を与えてくれて感謝しかないです。
大人向け…?
いや、子供が観てもいいと思います。
僕が子供ならお父さんと一緒に映画館で仮面ライダー観た思い出あってもいい。
それが庵野秀明って人が作ったシン・仮面ライダーならなおのこと。
別にライダーキック!!とサイクロンでブイーン!!だけでも最高な映画だと思いますし。
今日が2回目で、たぶん、3回目行きます。
これはお祭りだと思うので、思いっきり踊ります。
キテレツSF映画
評価が分かれていたので不安だったが、追告の映像の迫力に魅了され、劇場で鑑賞。
初代仮面ライダーについて詳しくないため、細かい設定については理解できなかったものの、凝ったメカギミックや戦闘シーンの迫力、そして珍妙なキャラクターなど、たくさんの要素によって充分に楽しめる内容になっていたと思う。
別に細部が分からなくたって、「キテレツSF映画」として割り切って楽しめばいいのではないか。
そりゃ、評価分かれるでしょ
劇場自体、何ヶ月ぶりでしょうか。最寄りの劇場の会員制度がなくなり、つい足が遠のいていましたが、本作は気になっていました。庵野監督のシン・シリーズ。事前にネットで確認したら評価は真っ二つ。さてさて。
いや、観てみたら自分の中でも評価が分かれて困りました。
子供の頃よく観た昭和のライダーへの懐かしさが湧くようなストーリーでなくて残念。一方では新作として十分鑑賞に堪えられると思われる2時間少々の枠内での完成度。
よく言えばさすがの庵野流。悪く言えば期待を裏切る後味の悪さ(原作リスペクトらしいですが)。
私の主観では、ショッカーが大幅減点対象でした。怪人が平成ライダー風なのかもしれませんが、昔の「怪人」の怖さはありませんでした。演技力のある俳優陣なのに、残念。
戦闘員は、定番の「イー、イー」を言わないし。
リメイクは難しいものですね。
かくして、長所と短所が相殺し合って、可もなく不可もない中途半端な感覚が残りました。
暴論覚悟で言いますが、庵野監督より福田雄一監督に、思い切り振り切ったパロディ版を作って欲しかったという気持ちです。
昭和40年代前半生まれ男子集まれ!
1号ライダーのテレビシリーズ1話から98話までをぎゅーっと凝縮し、綺麗にした映画でした。
はっきり言って、1号ライダーをリアルタイムで観ていた層にしか刺さらないと思いますが、それでいいです。
ありがとうございました。
そして、あそこまでこだわってくれたのなら最後に「仮面ライダーの真似をしちゃダメだぞ!」も入れて欲しかったです。
シン、シン、シン
1.だんだんひどくなっている
2.しかし、俳優は豪華
3.それが、今の日本映画
4.サソリ女、若手の娘かと思って「もっと可愛いひとにすれば良いのに」って思ったら..
5.浜辺ミナミだけ良かった。
6.チームナックスの安田顕のあつかいがひどい
7.大森さんもあんなになって...
8.あのコウモリ男の浜辺ミナミクローンはなんだったのか?
9.最後、良い話してたけど、コスプレで頭に入ってこない
10、日本はアニメだけだー。
全627件中、281~300件目を表示