シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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リスペクト
最近ののライダー作品の様な至極単純でわかりやすい善悪に高度なcgやスピーディーな演出等を求めてる人にはまず向かない。そもそも石ノ森氏が本来描こうとしていたヒーロー像の哲学やヒーローという存在の在り方に昭和を感じさせる演出を理解できない人はまず酷評するだろうがちゃんとそこら辺を考え理解できたり好きだという人は楽しめる
TVシリーズと原作漫画へのリスペクト
クモオーグのところまでは100点中100000000点くらいの出来で最高。
ショッカーがパンチで弾けるとことか超人感あって良い。
ライダーキック最高すぎる。ライダージャンプは手の角度が違った為、150回ほど飛んだ後に全て取り直したそう。特報のOP完全再現といい動きや角度にまでこだわりすぎてて目が飛び出る。
バイクで走るだけの変身がここまでカッコよくなるとは。タイフーン(プラーナ強制排出補助機構付初期型)いいね。言いたいだけ。
そこからはエヴァ味を増し難しめの設定が続き、しょぼめのCGでスーツを使ったアクションもほぼ無く、出だしが良かっただけに残念だった。
ただ2回目に観た時はこのあたりはこうゆうものと分かって観たので純粋に楽しめた。シンシリーズの期待値が高すぎたか。
2号の洗脳とか13人のライダーとかは漫画のオマージュらしい。(1号+2号+11人のショッカーライダーで「13人の仮面ライダー」編)
ショッカーライダーは途中で2号が来てダブルライダーになってから数が6人になってTVオマージュに。
大量発生型相変異バッタオーグのマスクの下が化け物なのは気持ち悪くて良い。
スズメバチはバッタの天敵とか、相変異した黒いバッタは群生相になり凶暴だとかの昆虫の性質を設定に入れてるの好き。
1号2号が大量発生型相変異バッタオーグを前に並んで決めポーズを取り目が光り、それに合わせてメインテーマが流れるのは鳥肌もの。
今回は怪人もマスクをしている為、ライダーがショッカーの改造人間であるという統一感もより感じられて良いデザインだった。
また、ショッカー怪人やショッカー戦闘員がちゃんと改造された"人間"と認識しやすかったのも良かった。(ライダーと装飾も似ていて素面があったりキックが背中にめり込んだりと)昭和のはどうしても人間に見えず化け物に見えるからな、。
2号誕生の経緯がちゃんと1号の左足骨折だったのは不謹慎ながら笑ってしまった。(当時1号役の藤岡弘さんが撮影中のバイク事故で左足を骨折した為、代打で2号が生まれた)
一文字隼人のキャラが良い。本郷に合わせて敵を労うため下を向くとことか。「お見せしよう」の台詞とか。
元祖変身ベルトのシャッターを「開閉式安全装置付初期改良型」として安全装置の役割にしてるの上手く設定に落とし込みすぎでは?
マスクの下が化け物なのとか1号が死ぬのとか最後マスクの中に本郷の意識があってこれからは二人で行こうっていう演出も漫画の最終回ネタらしい。
そこにTVシリーズの新1号になる流れも組み込まれてて上手い。(第2号+1号表記なのエヴァ味)
その他の新キャラだと思ってたものは全部石ノ森章太郎作品のキャラみたいで
ケイはロボット刑事K
ジェイはキカイダー
チョウオーグはイナズマン+V3
と聞きなるほど言われてみれば。
庵野さんの愛が僕に伝わらず知識不足を実感しました。
クモオーグ先輩の「しまりました。空中では私の方が圧倒的に、不利ィー」てのドツボにハマってる。
「しまった」の敬語が「しまりました」なの面白すぎるので今後使っていきたい()
えっ、長澤まさみだったのか!
さて、随分前から予告を観せられていたし、初代仮面ライダー世代の自分としてはハードル高めの作品。池松君が仮面ライダーを演じるというので、キャラが合ってないんじゃないかと心配しながら着席。あ、さすがシン映画、設定が新しい。本郷猛は暴力が嫌いなのに、変身しちゃうと人殺しも平気になっちゃうんだ。初代を見た事ない人には、顔がヘルメットなの違和感あったかもしれないけど、元々ただの仮面だからね。
さて今回のショッカー、微妙な悪の組織だ。個人の幸せの為に存在してるんだとさ。皆んなの幸せよりも個人の理想の為に頑張ってる。人は殺さないで魂を別次元に送るんだとさ。
ルリ子を演じる浜辺美波、一切笑顔無しで難しい長セリフの連続。理解できない単語多かったよ。まさか中盤で?最後は本郷が?
登場人物の名前って知らない人にはどうでもいいだろうけど、一文字、立花、滝など知ってるキャラと比較してしまう自分が面白かった。
アクションシーンはギャグみたいな動きも多かったが、全体を通して重めの展開。ルリ子が元ショッカーという事もあり、仲間や家族とのバトルってのも斬新。何だかチョコチョコ、ウルッとしちゃいました。
マニアックなネタ満載で楽しめる
庵野監督にとって念願の企画だったらしく、その思い入れは十分に伝わってくる作品だった。原作に対するリスペクト、マニアであればクスリとできるような小ネタがふんだんに詰め込まれていて、旧作ファンなら十分に楽しめるのではないだろうか。
自分も後追いではあるがオリジナルのテレビ版を見ているし、石ノ森章太郎氏の原作コミックスを読んだことがあるので色々な発見があって面白く観ることができた。
但し、オリジナル版や原作マンガを知らない仮面ライダー初心者が観た場合はどう映るだろうか?大変入り込みづらい作品のように思う。
映画は何の説明もなくいきなりカーチェイス・シーンから始まる。確かにテンション高めでワクワクさせられるが、同時にこの世界観を全く知らない人にとっては唐突過ぎて付いていけないのではないだろうか。
世界観や人物の説明も意味深な固有名詞が乱発するので何が何やらである。庵野作品ではお馴染みの例のアレなのだが、その耐性がない人にとっては難解に思えるかもしれない。
物語自体は1本芯が通っているのでそれほど難しいわけではない。ただ、枝葉の部分がどれもこれも中途半端なのが問題で、ネタとしては面白いものの、それ以上でもそれ以下でもないというのが困りものである。
総じて、”遊び心”に溢れたオマージュ作として良く出来た映画という印象である。但し、良くも悪くも庵野監督の思い入れが強すぎて、かなり歪な作品になってしまった感は拭えない。
もう一つ、見せ場となるアクションシーンについても書いておきたい。今回はPG12のレーティングなので、多少の流血シーンが出てくる。旧作は子供向けらしからぬ禍々しいトーンが一つの魅力であったので、そのあたりを意識してのことだろう。そういう意味では、原作の良い所を取り入れてると思った。
ただ、「シン・ゴジラ」同様、iPhoneやGoProを使って庵野監督本人が撮影を務めており、妙に凝ったアングルや早いカット割りが目につく。暗い場所でのアクションシーンになると何をやっているのかサッパリ分からないという始末で、もう少し見やすくしてほしかった。
また、CGアクションの出来もやや物足りず、個人的には「シン・ウルトラマン」の方がよく出来ていると感じてしまった。
キャスト陣の演技は押しなべてクールあるいは道化的な演技が目につき余り面白みを感じなかったのだが、そんな中、ルリ子を演じた浜辺美波だけは後半から良くなっていく。主人公は本郷猛だが、一方で本作はルリ子が自らの運命に立ち向かっていくドラマにもなっており、本郷との関係性を含め、彼女の心情変化に見応えを感じた。
心やさしい正義の味方を貫く
エヴァンゲリオンはそもそも知らないので私にはシン・ゴジラ、シン・ウルトラマンに続くシン・シリーズ。仮面ライダーは当時カードを専用フォルダに貼ったりしてウルトラマンよりガチ世代。V3とストロンガーが好きだったな。ただ子供だったので映像効果やストーリーに興味を持って見ていた訳では無くこだわりはない。
本作を観にきたのは浜辺美波さんの定期点検的意味合いが強い。本作を一般的理由で観にきたレビューではないので承知いただきたい。ガチのファンではなく題材と嗜好がマッチした時に観にくる感じなので出演ドラマはほぼ見たことないし、屍人荘の殺人以来3〜4年ぶり。
観客はアラフィフの私と同世代の方も多かったようだが、庵野版仮面ライダーは当時流れなかった血もリアルに流れ、元祖とは別物だ。私はそもそも元祖にこだわりがなかったから気にならなかったが、そうではなかった方は気になったのでは。ここでの評価の星が伸びていないのはそのせいか。仮面ライダーは私にとってヒーローだったので、池松壮亮さんの本郷猛が心やさしい正義の味方という1点を貫いていただけで十分だ。十文字隼人の柄本佑さんのキャラはストーリー上仕方ないのだろうが少し軽く見えたがご愛嬌か。
久しぶりに見る浜辺美波さんは時を経て華奢で細いのは相変わらずだが、見た目も声も当たり前だが大人になっていて予告の印象のかなり上をいっていた。緑川ルリ子もアンドロイド的なものなので感情を極力入れない淡々とした早口のしゃべり方は、シン・ゴジラの米国特使を演じた石原さとみさんの語りを想い起こさせる。元祖の仮面ライダーの緑川ルリ子さんを検索したが全然似ていなかったので、なぜ美波さんが起用されたのかは謎のままだ。
ひとりぼっちじゃない
シン・ユニバース最高傑作、ここに爆誕!
期待を遥かに上回る作品でしたよ。驚いた。庵野秀明節は健在だが、シン・ウルトラマンよりも真正面な愛、純愛であり、ファン層にもライト層にもハマる作品になっていると思う。シン・ウルトラマンを見て、世代では無い初代仮面ライダーの物語を楽しめるか不安だったが、全然大丈夫でした。胸熱すぎて、全身の体温爆上がり...。
やはり、庵野秀明の仮面ライダーに対する愛は異常。ヌルヌルとしたCGではなく、あえて特撮らしい現実味のないCGを使ったり、役者自身が仮面を被り、後付けではなく籠った声で撮影をしていたり、当時の仮面ライダーのリスペクトが物凄い。細か〜いところまでかなりこだわっており、つい2日前に完成したというのも納得の質。特撮でしか味わえない興奮がこの作品にはある。「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」では、政治やら国やら別の要素がストーリーの大半を占めていたが、本作では最初から最後までしっかり仮面ライダー。これが見たかった、庵野秀明作品。
まるで、仮面ライダーを8話分ほど見たような気分になれる、ストーリー構成。想像よりもかなり濃厚で見応えたっぷり。シン・シリーズ過去2作品に比べれば、かなり分かりやすい。原作はあまり知らないが、終始仮面ライダー愛に溢れ、仮面ライダーを真っ当に描いている作品だと思う。やはり、仮面ライダーという作品自体が人間ドラマが詰まっているため、本作でもそのシリアスなドラマが素晴らしく反映されている。孤独だが、孤独では無い。最近、井口理の「ひとりぼっちじゃない」という映画が公開され、酷評だったために鑑賞するのをやめたが、本作こそ、その名前が相応しいと思います笑
キャストが公になってから最高だ!感じていたが、やはり見終わってからも、最高だ!と感じる、キャスティング。特に池松壮亮は、いい意味で昭和ライダー臭がして、大ハマりしている。マジでこの人以外考えられない。今後、「宮本から君へ」の池松壮亮ではなく、「シン・仮面ライダー」の池松壮亮と言われ続けるだろうな...伝説級だもん。浜辺美波演じる緑川ルリ子も文句無し。なぜ、彼女はこんなにも役の幅が広いのだ?柄本佑の2号には胸が熱くなって仕方なかったし、西野七瀬や森山未來も...もう最高過ぎ、、、!!!キャスティングの時点で仮面ライダー愛が伝わりますよね。
庵野秀明の作品を見た事ある人なら、見る前からお分かりかとは思うのですが、今回もまた想像を遥かに超える心打たれる音楽と映像で圧倒させてくれます。こんなカメラワークで撮影する人はこの人しかいない。臨場感で溢れているし、同時に愛も溢れている。誰しもが聞いたことのあるテーマソングには涙も溢れる。ラスト辺りなんて、ありがとう、ありがとう!!で胸がいっぱい。全身が熱くなりすぎて、沸騰しそうなくらい最高だった。Dolby Atmosで鑑賞したのは大正解でしたよ。出来るだけ音響が良く、映像も洗練された映画館で鑑賞して欲しいです。
パンフレットとサントラ購入は確定だし、なんならバカ高ぇフィギュアにまで手を出したい。2回目はIMAXで、3回目はDolbycinemaで、と考えるだけでテンションが上がる。強いて欠点をあげるとしたら、池松壮亮演じる仮面ライダーについての掘り下げがイマイチであったこと。もっと長くてもいいから、ドラマチックに描いて欲しかったと思いました。でも、大満足です。ぜひとも、大スクリーンで。
追記
入場者特典のカードは舞台挨拶で池松壮亮が当てた2パックでした。なんと、連れも同じ組み合わせ。奇跡。
ショッカー首領は納谷悟郎じゃないとね
“傑作”と呼ぶには欠点が多いし、
かと言って、
“駄作”と呼ぶにも忍びない。
要は庵野監督の想いにズレたスッキリしない作品だった。
だが、ニセライダー(黒バッタ)のシーンはダメだ‼️
暗くて、光る眼しか分からなかった。
エンドソング最高でしたが、チョッと詰め込みすぎ・・・サソリオーグでプラス1点
金曜レイトショー『シン・仮面ライダー』
庵野さんが仕掛ける”シン”シリーズの新作は、1971年の仮面ライダーのリプート版
自身も7歳の時に始まったシリーズなので思い入れのあるヒーロー・・・名前もタケシですしww
<ネタバレあり>
前回のシン・ウルトラマンしかり・・・
テレビシリーズしか観てない人は困惑する原作や漫画のネタを取り入れた作品
ネタバレ厳禁エッ〜〜〜〜〜って俳優さん達が出てきます。
まだ観てない方はご注意下さい。
短略に言うと最初の15分とエンドソングは、5点満点!!
全体的には2点+サソリオーグで1点プラスの3点
最初のバトルシーンで、とんでもない作品になるぞ!!って期待しましたが・・・・
私的には、キャスト発表時に池松壮亮さんより、松坂桃李さんかな!?って思ってました。
2号が、どちらかと言うと怪人顔の柄本佑さんって事でも松坂さんの方が、身長バランスも良かったように思ってましたが・・・
仮面ライダーとは違う石ノ森先生の別キャラを連想させる”K”の声が、松坂桃李ちゃう!?って思ったらエンドロールに名前が!!
他にもクモオーグの声が、大森南朋さんってのもすぐ分かります。
カマキリカメレオンも声ですぐ本郷奏多!?仮面割れたらやっぱり!!
一番のサプライズは、サソリオーグ〜まさかこの顔この声は・・・・
長澤まさみ!!!素晴らしい!!!!
シンシリーズ常連の竹野内豊&斎藤工の最後明かされる役名に、おやっさんとあの相棒出てこないと思ったら^^::::
で、エンドロールで二度見したけど・・・中村トオル&安田顕さんどこに出てた!?
池松さんの悲哀感は良かったけど何か物足りないし、柄本さんはやっぱり怪人の方が似合うと思う。
ルリ子役の浜辺美波&ハチオーグ西野七瀬さんは、いい感じでしたし・・・
ラスボス森山未來の雰囲気所作は抜群でしたが・・・
変身した姿が蝶には見えずV3とイナズマンの合体形態のようでした。
総評は、チョッと詰め込みすぎた感あるのとCGが。。。
俳優は豪華でしたが、18年前の仮面ライダー THE FIRSTよりビジュアルもアクションもCGも退化してて残念でした。
ヒーローと悪の組織について
仮面ライダーについては兄弟と一緒に見てたな〜くらいの特に思い入れもない緩い知識で観に行きました。
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンも鑑賞済みで、恐らく仮面ライダーも古き良きを残した作りになるんだろうなと予想していたので、だいたい予想通りだったので楽しめました。
知識があまりないのでオマージュだとか小ネタだとかはほぼ分かりません。分かったら楽しいんだろうなとは思います。
ストーリー、冒頭が駆け足すぎて基本情報ここで言うから覚えてね!って感じでびっくりしました。なかなか言葉が覚えられませんでした。一号は風を受けないとプラーナが貯められないの?緑川博士と本郷さんの関係は?見逃してるのかもしれないけど小さな疑問がちょこちょこありました。
分からない部分もありながら良かったなーと思えたのは、本郷さんもイチローさんもそれぞれ弱さを持ちながら自分にとって正しい道を探して貫こうとしていたところ。そんなもがきを経て、一文字隼人は本郷さんとルリ子さんの思いを持って迷いなく戦える仮面ライダーとなり、ショッカーはイチローの思いなんか関係なく世の中に襲いかかる存在になったのかな、ここから世間が知る仮面ライダーの世界になったのかな、という考えになったからです。一文字隼人は辛さを幸せに変える存在だったらいいなと思いました。
絶対的な正義とは何か、世界征服を企む組織とは何か、ていうところを掘り下げていったのかなーと考えていました。
昭和の古き良きのアクションシーン、私はニチアサを見てる感じだなと思ったけど馴染みのない人からしたらクオリティの低い映画にしか見えなさそうで、万人受けはしないだろうなと思います。
もっとシンプルで良くない
出だしがすごく良くて、戦闘員を一撃で撲殺するリアルさに期待値爆上がりだったのだけど…
戦闘シーンの多くがCGで、リアル感とどんどんかけ離れていくと同時にワクワク感が萎んでいきました。
ショッカーライダーとの戦いは、もはやノーコメント。
ラストは最強の敵とWライダーがド派手な死闘を繰り広げて勝利!するというシンプルな形が良かったな。
「ショッカー万歳」と叫びながら爆発するという感じでスッキリしたかった。
ラスボスがイカデビルだったら感動したかも。
浜辺美波ファンはどうぞ
公開初日のレイトショーは、密にならない程度に席が埋まり、注目度の高さが窺える。
制作発表があってからずーっと公開を楽しみにしていたものの、過度な期待をせずに鑑賞したが、
正直なところ
(゚⊿゚)ツマンネ
なにこれ・・・。
ちょっと庵野さんよ・・・!
ガッカリだぜ・・・。
随所にオリジナルに対してのリスペクトは感じるけど、ハッキリ言ってこれは酷すぎる。
見せ場であるはずのアクションシーンも、CGだかVFXだかがとにかくチープすぎて見るに堪えない。
キャスティングもイマイチしっくりこない。
庵野作品でよくお見掛けする俳優さんが多いのは別にいい。
しかし、なんで池松壮亮が本郷猛?
申し訳ないけど、とても頭脳明晰で高い身体能力を持っているようには見えないし、かかとの高いブーツを履いていても一文字隼人役の江本佑との身長差が、どうにもバランスが悪い。
加えて、顔の表情だけでなく内面的にも陰キャラ全開で、なんだか碇シンジとダブって見える。そう思った人はいないだろうか。
また、変形するサイクロン号それ自体はいいが、6本出しのマフラーの形状が気に入らないのと、フロントカウルがエヴァ弐号機に見えるのがなんだかなぁ。
ま、これも庵野流なんだろうけど。
ともあれ本作は庵野監督のシン・シリーズの中では、唯一のハズレだ(キッパリ)
救いは浜辺美波ちゃんが、クールでツンデレな緑川ルリ子を頑張って演じていたことと、ぶっ飛んだ長澤まさみを思いがけなく見れたこと、そしてエンディングで『レッツゴー‼︎ライダーキック』がフルコーラス流れたことぐらい。
とりあえず浜辺美波ファンはそれなりに楽しめると思うので、気が向いたらどうぞ。
現場からは以上です。
いい加減にしろw
わかってましたがゴジラ.ウルトラマンと比べサイズ小っさスケール小っさストーリー小っさ。wライダーと素顔の森山未来が二時間ただ戦ってくれてた方が良かった。まぁ大画面でのライダーが見れたので良き良きかな。それなら期待しないけどライオン丸や赤影とかミラーマンとかやってください大画面だけでチケット代惜しくないからw
完全大人向け映画?
私は『シン・』シリーズについても、庵野秀明さんの作風やらなんやらも全く知らない人間です。
仮面ライダーについても、平成のライダーは「......子ども向けじゃないの???」と思うくらい設定を理解できずにいて、昭和のライダーを観ながら「大人になったら作りの安さに笑ってしまうけど、哀愁か何かすら感じるくらいになって楽しめる」と思っています。
そんな私が今回この作品を鑑賞したのは、友人に誘われたからでした。
で、ようやく本題に入ります。
期待と不安を半々くらいで観始めたのですが......(以下、ネタバレ)。
今の時代は、こういった作品がウケるのでしょうか?
冒頭から、少なくとも私にはグロテスクに感じるくらいの血を使った演出(人間とそうではない敵を分けるためのもの?)に、気分が悪くなりました。
台詞も、カタカナの用語や小難しい背景や理論かなんかを並び立てて、雰囲気で察するしかない状況。
ライダー2号があっさり味方になったけど、ルリルリは結局何をしたの?
ハチオーグを倒す時にかなりの高所から登場したり、コウモリオーグにはけっこうあっさり勝てたりしたけど、チョウオーグにはかなりの苦戦。
サソリオーグに至っては人間で倒せるほどの能力で、オーグ内のパワーバランスや、仮面ライダーの能力の高さ設定かなんかはどうなっているの?
カマキリとカメレオンを組み合わせたオーグの兄ちゃんは、ルリルリを仕留めてからマントの類を投げ捨てていたけど、2号との闘いでは透明要素を駆使しなくても良かったの?
昔を美化する老害の発想でしかないのでしょうけど、【組み合わせたら面白そうな動物&道具の設定に、全身タイツとちょいと凝った被り物の衣装】といったものを観慣れた立場としては、“怪人”というより“武装兵器”というかなんというかの敵の見た目にも......でした。
圧倒的な存在感の森山未來さんや、ツンデレではないけど心のバランスを良い感じに魅せてくれた浜辺美波さんがいなければ、ライダー二人では持ちません。
冒頭に書いたように私は無知なので、庵野秀明監督作品に関する小ネタの類は一切わからなかったのも、あまり盛り上がらなかった原因かもしれませんが.......。
最後に余談ですが、仮面ライダーの仮面、他の人も装置できて映像も観られるなんて、フルフェイス型のVRゴーグルみたいだけど、ああいったものは商品化される事はないんですかね(既にある?)?
文句なし
特撮を庵野なりに映画化したと割り切ればセリフ、シーンの構図やらに全て納得がいく。
観れて大変満足しました。
そして自分も今までちょっと諦めてた事に再び挑戦してみようというポジティブな気持ちを貰えた、感謝。
結局「人類補完計画」
やさしい本郷猛はいいのだが、がショッカー打倒を決意する動機が薄すぎる。
コウモリ怪人をオミットしてもうちょっと導入部分を厚くすれば良いのに。
また、ラスボスの目的が結局「人類補完計画」なのはいかがなものかと。
庵野監督こそエヴァを卒業したほうがいいな。
期待はずれでした。
期待感があっただけに辛口です。
「庵野秀明らしい」は褒め言葉ではないです。シン・ゴジラの様な新しい試みも感じませんでした。デザインはTHE FIRSTより発展は感じられません。ストーリーは冒頭30分だけは凄いと期待がありましたが、残り1時間半はグダクダ。最後はキャシャーンを思い出しました。CGもさすがに今の時代は当たり前なので観る人には驚きはえられません。
役者は豪華ですが無駄遣いで世界観と合ってませんでした。唯一非現実な美しさがある浜辺美波は庵野秀明ワールドにはまってました。
評価が出来るのは映画だけではない漫画や玩具などの展開の多さでしょうか…しかし主軸の映画がこれだと今後は売上に響くのではないでしょうか。
世界に通用するコンテンツである仮面ライダーの可能性を潰してしまったように思いました。
他の方が「賛否両論あると思う」書いていますが、その時点で良作ではありません。
庵野秀明はアニメで勝負するべきだと思います。
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