「辛さと幸せ」シン・仮面ライダー Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
辛さと幸せ
辛さと幸せ、か。
確かに線が一本あるかないかの違いだが、両者の割合は五分、プラマイゼロなのだろうか。
一人一人の個人としては、かなり差があるような気もするが、全世界・全人類の総和としては、そうなのかもしれない。一人の人間が抱える辛さが誰かの幸せに役立っている、そう皆が思えるならいいのだが。
人間は身勝手で我儘で、でも他者への思いやりや優しさも持ち合わせていて。簡単には理解し得ない生物だからこそ、憎らしく、愛おしい。
弱く群れるこの生命体の行き着く先やいずこに。自らも群れの一員として生きながら、少しでもマシな未来を紡ぎ出していきたいものだ。
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