「何となくいい話」コットンテール ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
何となくいい話
コットンテール(あるいはカトンテール)は、ピーターの3匹の妹たちの名前の一つでもありますが、主人公の美しかった妻の面影を、捕まえられないウサギのふわふわの尻尾になぞらえているのかなと思いました。
本作は題材は良いのですが、兼三郎のキャラクターや行動の理由があいまいで、何だか靄がかかっているように感じました(湖沼地帯だけに)
辛く悲しい出来事があったわけですが、その事が彼の超身勝手な言動や、手癖の悪さ(万引き)や、息子とギクシャクしている事に関係しているのかどうかが分かりませんでした(もともとそんな感じだったみたいなセリフがあります)
美しい風景を期待していたのにそれ程でもなかったのは残念でした。
セリフや展開にん?と思う所もあって、何だかぼんやりした話でしたが、出演者の演技で良い感じにはなっています。特に木村多江さんの表情には惹かれました。
それでも大変ですよね。
俺は父親と交代で食事させるだけでしたけど、仕事中に帰ってやってたので労力よりも時間が奪われたのが大変でした。
入院してくれたのでホッとしたのが本音です。
ゆりさんも認知症介護の経験をなさってたんですね。
リリー・フランキー演ずる父親の不甲斐なさがそのまま自分の父親を見てるようで辛かったです。なんだかリアルすぎて・・・
たしかにイギリスの風景は美しくなかったです。うちの近所と似たようなものでしたw
こんばんは
お久しぶりです。
共感ありがとうございます。
孫の近くでも煙草とか、自転車、人のものでも平気で
乗って行く・・・などなど、イギリス人監督さんも、
変わり者なのかしら?
捨て難いところもあり心に残りました。
ゆり。さん、共感&コメントありがとうございます。
>脚本の詰めが甘い
のかもしれませんね。そして
>でもキャスティングは凄く合っていると思いましたし
>出演者の演技も良かった
これにも「同意」です。
中でもリリー・フランキーと木村多江の演技はとても
良かった と思います。
だからこそ「登場人物の人生の背景」がもっと伝わって
くる作品だと良かったなぁ と、そこが残念です。