「つまらなすぎる。ファン限定作品」劇場版 呪術廻戦 0 松本木綿さんの映画レビュー(感想・評価)
つまらなすぎる。ファン限定作品
ファン向けの映画です。
まず。フェイトゼロや鬼滅の刃映画のように原作を知らなくても楽しめるような作りにはなっていません。原作を知らない人はみても意味がありません。
私はある程度アニメと原作をみていましたが。途中までたったためついていけませんでした。
オールスター的な演出の後半10分はファンサービスであり全く無駄でした。
内容は色々な部分で繋がっておらず薄いと思います。後半本編とほぼ関係ない(お話に裏表がない為)スピーディーでスタイリッシュ、迫力のある戦闘が続きます。
この部分。
ファンしか共感できないでしょう。
呪いの説明もありません。
ただただ押し付けられる意味不明のワードとそれに対するいつもの(恐らく)リアクション。
幼稚なストーリー展開に
連続でタメ息が出ました。
開始2分でシンジが登場してただただキツイ。
エヴァへのリスペクトのつもりでしょうが、
只。気持ち悪いため趣味の悪いパロディになっていて不愉快でした。セリフ・容姿・性格など印象に残る所謂シンジをただ表に出しています。
エヴァの事よく知らないのでしょう。
シンジは目をつぶったとしても
5分で出ていきたくなりました。
描写の曖昧さ。カットの繋がりの悪さが原因です。これは最後まで続きますが10分もすればばれます。全て原作にあるシーンを持ってきているため、繋がっていなくても原作を知る方は想像で補えるのではないでしょうか。
良くわかりません。
一緒に見に行った小学生の息子は感動して泣いたと話していましたので、やはり原作のファンの方には良作なのだと思います。
よかったところは。
呪われた生徒をみた学友が一気に引くシーンと。
最後に美味しそうなトルティーヤを食べていた所です。それも意味の無い演出で無意味に。
終わってる。映画というかアニメです。
とにかくダサい。