Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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おじさんが頑張る、愉快なバイオレンス映画
いやー、楽しくて愉快でした。
イケてないおやじが、まさかの悪党を見事に倒す殺戮おじさんなんて!
しかも、これまた親子でですもんね。
バスのシーンなんか、強いんですが、一定やられるんですよね。また、それが良かったです。
大量に死んでるのに、痛快なので、バイオレンス映画としてもとても見やすかったですね。あっという間に鑑賞した気持ちです。
続編是非作ってほしいと思います。
楽しめました
こういうバイオレンス物もいいね。
無敵というわけじゃなくて、そこそこやられながらもやるぞ、というのがよかった。
ただ、過去の経歴がわかったところでそれが強さの要因にはならんよね。
そこがわかりませんでした。
なんだかすごい親父
ある日、突然にキレて暴発し、正体が明るみに。ただ、イマイチ恐れられてる理由が伝わらない。ちょっと、唐突過ぎた気がします。構成の問題か。
アクションは現実的でした。やはり中年は動きがノロノロですが、タフさが違う。銃やトラップを扱う腕も熟練という感じでした。
それなりに楽しめましたが、説明不足でした。俳優さんも存じ上げないし。ただ、中年の凄みを感じた作品でした。
抑えきれないスキルが爆発
2023
15本目
カジュアル版ジョンウィックみたいな感じ。
まあまあ面白い。
ダメ親父達が隠し持ったスキルを存分に発揮し、殺し合いを楽しんでる様がいい。
平和に終わらせたい感情を持ちつつ、全て壊してやりたい感情がもお抑えきれない。
時間的にも90分ぐらいだから丁度いい。
このオジサン、タダモノではないぞ
【鑑賞のきっかけ】
劇場公開時には、私のアンテナには引っかからず、未見でした。
しかし、このサイトなどでも評価が高く、動画配信で鑑賞することとしました。
【率直な感想】
本作品は、ひとことで言うと、普通のオジサンに見えていたオジサンがタダモノではなく、本性をあらわにして、ど派手なアクションを繰り広げるもの。
しかし。
このよくありそうなお話を「タダモノ」ではない脚本により、痛快なアクション映画に仕上げた作品となっているところが、高評価の理由かと思います。
本作品の冒頭で映るのは、体中傷だらけのオジサンの姿。どうもこのオジサンが主人公らしいな、と思って観ていると、取り調べの担当官から、何者かと問われて、「俺は」のセリフに続き、ドカンと「NOBODY」のタイトルが。
恐らくど派手なアクションの後なのに、自分は名乗るほどの者でもないとは、もう完全に物語の世界に引き込まれてしまいますね。
その後、主人公の平凡な日々が描かれるのですが、状況を一変させる事件が起きます。夜、強盗が自宅に侵入してくるのですが、オジサンは犯人を取り逃がしてしまい、家族から信頼を失ってしまうのです。
ここから後は、ネタバレになるので、ストーリーには触れませんが、まず興味を引かれたのは、実は犯人を取り逃がしたのではなく、わざと見逃していたこと。
その理由を知ると、「確かにこのオジサン、タダモノではないぞ」と気づかせる脚本の巧みさ。
さらに、主人公が反撃に転じる理由が、娘のひとことなのですが、ここに究極の家族愛のようなものが感じられて、ますます物語の行方に目が放せなくなってしまいました。
【全体評価】
最近の娯楽作品としては珍しく、一時間半くらいの長さなのですが、その分、過激さが高速度で増していくアクションシーンの連続に、あっという間にラストまで連れていってくれる良作でした。
さくっとバイオレンスアクション
さくっと見れるバイオレンスアクション!
悪いやつには容赦なく、バタバタ死んでくので見てて爽快。
最初の方はお互い攻撃を受け合う泥試合で、最後の方は罠にかけたり華麗に殺しまわるため、殺し方も色々なバリエーションがあって楽しかった。
最後のボスの倒し方も他では見られないようなやつなので最後まで楽しめた。
劇中歌もマッチしているのであっという間に終わった。
主人公の攻撃理由が少し弱い気もするが、バイオレンスアクションに欲しいものが全部入った映画。
やっぱりこの手の映画は頭空っぽにして、酒飲みながら見たい😎
羊の皮を被った狼
『ジョン・ウイック』脚本のデレク・コルスタッドと『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』監督のデヴィッド・リーチなので、期待通りの展開とアクションが観れて大満足。
キアヌも良いが、振り幅が大きいボブ・オデンカークも良い。
『イコライザー』も『ジョン・ウィック』も好きだし、何だったら身近な道具で敵を撃退するという意味では『ホーム・アローン』も好きなので、『Mr.ノーバディ』も何回観ても面白い。
主人公ハッチが敵に対して過剰に反撃し続けるので、敵にちょっと同情する。
音楽もどれもハマっていて、最高。
カーチェイスのシーンの音楽がまた良い!
“HEARTBREAKER”
Performed by Pat Benatar
痛快なアクション・サスペンスでした
主人公がとにかく強い。なかば自棄になっているように。しかも攻撃の度に毎回結構ダメージも受ける。この連続で約90分で見せるのって痛快。途中ユーモアありのシーンもあるし、劇中歌もなんか軽いノリ。96時間ばりに適役の雑魚は瞬殺だし、ジョンウィックばりに射撃は正確、イコライザー並みに悪役にはとことん冷酷な攻撃、といろいろ既視感はありながら、一気に最後まで見れてしまった。
続編ができそうだ。
実に痛快
毎日毎日同じ事の繰り返しの日々を送る、冴えない普通の中年の物語。
そんな中、積み重なった鬱憤からの豹変がすごい。
ここからはもう捲し立てるような流れ。
なんと監督は「ハードコア」イリヤ・ナイシュラーだったのですね?相変わらず多彩。
後半にやっと現れる謎の声や、クリストファーロイドがやたら渋かったり、「ワンダフルワールド」の使い方も見事。
ジョン・ウィックのようなガンアクションの中にデスペラードのようなコミカルさにも溢れている。
クレイモアを使ったアイディアも面白く、何とも言えないユーモアがありました。
全体を通して一気に突っ走るその構成は、とても見易かったです。
いや、実に痛快でした。
爺ちゃん…
見ため普通のオヤジ達がハチャメチャ無双に暴れまくる作品で大人版ホームアローンな家が最高だ。
主人公の背景などはハッキリしないけど、どうも次作があるような雰囲気を漂わせてエンディングとなっている。
似たコンセプトの作品はあるような気がするけど、独特な雰囲気で好みかも。
スカッとするアクション映画
Amazonprimeで鑑賞。
いわゆる「ナメてた相手が殺人マシーン」ものなんだけど、これまでの作品群と違うのは、主人公の中年男ハッチが決して完全無欠ではないということ。
なので敵の反撃を食らってケガもすれば、電撃攻撃で気を失ったりもする。
体格的にもマッチョというほどでもなく、格闘シーンもどちらかと言えばドタバタと泥臭い印象。
この新鮮な感じは、シュワちゃんやスタローンのマッチョアクション全盛のころ、アクション映画界に突如出現したブルース・ウィリス主演のダイハードを思い出した。
“普通”の生活を送るため偽りの自分を演じていたハッチが、中盤のバスのシーンを境にありのままの自分を受け入れ解放していく展開が、ある意味「アナ雪」と同じなのも面白い。
オッサンだってレリゴーしたいのだ。
格好良すぎ
冒頭が格好良すぎた後での冴えなくもユーモラスなシーンとのギャップに引き込まれつつ、これは精神疾患か夢オチかとヒヤヒヤしたが、そういうことに気を揉むような話ではなかったとわかってからは純粋に楽しめた。クリストファー・ロイドがまたとてもいい味を醸し出していた。
痛快バイオレンス・アクション オヤジは強かった
これぞ、バイオレンス・アクションの神髄!とにかく、乱闘シーンは、殴り、蹴り、打ちまくり、吹き飛ばすの連続で、観ているだけで痛さも200%。自分も傷つきながらの泥臭くい乱闘だが、悪を一網打尽とする痛快さ満載。スカッとするハードボイルド・ムービーだ。
毎日が同じルーティーンで、金型工場をバスで往復するだけのうだつの上がらない中年男・ハッチ。しかし、このハッチ、実は凄腕の戦闘能力を隠し持つ、特殊工作員としての過去を秘めていた。
ある日、ハッチの家に強盗が押し入り、撃退はしたものの、それを機に、抑えていた理不尽な悪党に対しての堪忍袋の緒が切れて、戦闘能力が解き放たれる。そして、その結果として敵対したのが、大金を動かす、ロシア・マフィア。
最初のバスの中でのチンピラとの乱闘シーンは、ハッチが場当たり的に怒りをぶつけ、本当に怪我をさせたのではないかと思えるほど、痛さ満載の体を張った戦いぶり。それに対して、ラストのロシア・マフィア軍団との戦闘シーンは、拳銃、マシンガン、爆弾、ライフル…ありとあらゆる武器を駆使して、友人と父親の3人がダッグを組んで、対峙していく。ここでは、3人の計算尽くされた美しい連携で、ピタゴラスイッチのように、入れ代わり立ち代わり、敵をぶっ飛ばすシーンが続く!
主演のハッチには、人気テレビシリーズなどで知られているボブ・オデンカークが務めている。一見、冴えない中年男ながら、常に淡々とした表情の中に隠し持った、激しい怒りと戦闘能力のギャップに引き込まれる。また、ハッチの父親役を演じていたのが、何と『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイド。棺に片足を突っ込んでいるようなヨボヨボの爺さんかと思いきや、こちらも、ハッチに負けじと暴れまくる姿も、なかなかモエる。
本作の見所は、戦闘アクションシーンであることは間違いない。しかし、そんな荒々しいシーンのBGMに、優しい調べのオールディーズを奏でるのも、お洒落な演出だ。
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