Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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これは・・・(つ´∀`)つ
おもしれ~ヽ(´▽`)/
『ジョン・ウィック』好きなら、最高に楽しめるかと(๑´ლ`๑)フフ♡。こりゃいいわ(つ´∀`)つ。また観に来ようo(^-^o)(o^-^)o
すげーおもしろかったw
ジョン・ウィックとイコライザーとマラヴィータを足して割った感じ
もっとB級系かと思ったら、思ったよりお金掛かってそうだった
あと最近は大体思ってた通りに面白かったなぁって作品が多かったけど、久々に想像と違った面白さの作品だった
続編やってほしいなあ
ブレイキング・バッド、ベター・コール・ソウルのソウルグッドマンも良かったし、オデンカークはいい俳優だなぁ
早くプロモで日本にきて、おでん食わされて欲しいですw
実は〇〇が想定外以上。
よくある元〇〇系。←引くほどヤバい⁉︎
主役だけならまだ分かる感じだが、
関係者もなのね…
ジョン・ウイックシリーズみたくなる予感。
全く知らない主役だけど
上手くはまっていたので、好印象な俳優さんです。
もっとシンプルでよかった
予告から、本当の強さを隠したしょぼくれ親父が、周囲から見下されていることに堪えかねて、ついに本領発揮の大暴れという展開を予想。週末の仕事帰りに観れば、スカッとストレス解消になるのではないかと思って鑑賞してきました。結果、まあ期待とは少々異なりましたが、それなりに楽しめました。
主演のボブ・オデンカークはよく存じ上げませんが、平穏な暮らしを求めつつも、ここぞという時には相手を容赦なく叩きつぶす非情さもつハッチ・マンセルを好演しています。ドク役で有名なクリストファー・ロイドも、久しぶりに見ましたが、味のある役どころで作品に華を添えていたと思います。
アクションシーンは、予告のような近接格闘よりは銃撃戦主体で、悪くはないですが、まあそれなりといったところです。終盤で用意された殺戮からくり屋敷は、劣化版ランボーという感じで、こちらもやはりそれなり。でも、カーチェイスシーンは、Pat BenatarのHeartbreakerとマッチしてゴキゲンで、本作いちばんのお気に入りです。他にも印象的なシーンはオールドナンバーに乗せて描かれ、なかなか楽しめました。
こんな感じで、部分的には悪くはないものの、総じてイマイチな印象が拭えません。その原因は、変にストーリーを作り込み過ぎたところにあるように思います。話はもっとシンプルに、というかむしろなくてもいいぐらいで、家族を守るというより「ストレス発散のために大暴れしました」といった感じで、オヤジの逆ギレを全面に押し出して描いたほうがよかったように思います。ただ、そう感じたのは、予告がそのようなミスリードを誘ったせいかもしれません。
もう一つ気になったのは、結局、ハッチは、父親は、助っ人は何者で、過去に何があったのかがイマイチはっきりしなかったところ。「それこそノーバディだ!」と言われればそれまでなのですが、やはりモヤります。これは続編制作への布石なのでしょうか。
というわけで、スカッとしたくて観に行ったものの、肩透かしを食らったために評価を少し下げてしまいましたが、先入観をもたずに鑑賞すれば、ストーリーもしっかり楽しめると思います。
ぜひシリーズ化をお願いしたい!
いやいや~、痛快!爽快!面白い!
あの「ブレキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」の
ソウル・グッドマンことボブ・オデンカーク主演。
しがない、ふがいないサラリーマンのおっさんが殺人マシーンに大変身。
メチャクチャ強いけど、完全無敵ってところまでいかずに
やってやられての大乱闘にハラハラドキドキ。
この男は「ノーバディ」(誰でもないただの人)なので謎だらけ。
いいですねぇ、楽しいですねぇ、この勢いでぜひシリーズ化をお願いしたいもの。
シリーズ化して、勢い余って「ジョン・ウィック」とのコラボになればチョー楽しみ。
人が生きていくのに欠かせない映画、なのかもしれません
キャー‼️(妻)
我が家では今シーズン初のデカくて黒光りするGKBRです。しかも、隅っこ暮らしに飽きたのか地上2メートルを飛来しての登場。
反射的に近くの雑誌を丸めてカーテンに止まったGKBRを叩いてました。
長い触覚がゆっくり半円を描いているところをティッシュを5枚重ねて恐る恐る拾いあげて生ゴミ専用のゴミ箱に。
あー気持ち悪いと思いつつも、小さな達成感がありました。
日頃、暴力に訴えるのはやめようよ、などとキレイゴトを言ってますが、罪悪感を覚えないで済むような暴力(GKBRの場合は殺生です)については、正直ある種の爽快感を感じることがあるのは事実で、私は否定できません。
アメリカ映画には、コイツらなら殺してもいいんだ、と思わせるように描かれたロシア系や中南米系の悪党がよく出てきます。扱いはといえば『ロード・オブ・ザ・リング』のオークのように有象無象、次から次へと殺されていきます。
ヒューマンドラマと違い、〝同じ人間〟としては描かれません。だから、一定程度は痛快とか爽快という気分を味わうことができてしまいます。
こういう映画のおかげで、鬱屈した気分を解消したり、リフレッシュできたりもするんです。
もしかしたら、現実社会で起るかもしれないストレス発散という動機からくる暴力犯罪をある程度、未然防止できているのかもしれません。
人は映画が無ければ生きていけない。
最近、どこかのフランスの女優さんがそんなようなことを言ったらしい、と聞きました。
この発言の趣旨は、文学や音楽に比肩し得るものとしての映画について語ってるのだと思いますが、人間の暴力的な性向を現実社会で発揮させない役割という意味ではこのタイプの映画も、人が生きていくのに欠かせない映画なのだと思います。
家庭円満の秘訣は猫を飼う事
会計士が地下室のある家に引っ越す話
「ジョン・ウィック」の脚本家と制作が組んで「ハードコア」の監督が撮ったんならなにも恐れることはない。
予告もいいい感じに謎めいてるし、期待に胸膨らませて鑑賞。
いやはや期待を超えるサイコーの映画でした。
そこらのオヤジに喧嘩売ったら超絶キルマシーンでした。いわゆるナーメテーターの最高峰がここに爆誕しましたよ。
冒頭は取り調べ室からはじまり、タバコとか猫缶とか絵画とか猫とか、意味不明ながらもこれかここに行きつく過程を予想させわくわくさせてくれる。
冒頭はなんとなく「ロックアウト」のガイ・ピアーズを彷彿とさせましたね。タバコのシーン位しか共通点無いけれど…
「ジョン・ウイック」「イコライザー」「アウトロー」よりもそこら辺の普通のオヤジにしか見えない主人公、毎回火曜日にゴミ出しそびれたり、コーヒー飲んで出社、ランニング、寝るの繰り返し。
これぞ家庭を持った一般男性の生活ってのをオープニングでテンポよく見せてくれます。
日常シーンが長いとダルイけれども本作はサクサク進みます。
猫の首輪を切っ掛けに日々の押さえつけられた生活を我慢してきたストレスが爆発。
ナーメテーター起動!
バスに乗ってきた調子乗ったワルどもをコテンパンにし…ってかなりダメージ受けてるじゃないのよ!
イコライザーもジョン・ウィックもこんな雑魚にボロボロにされませんよ、でもそこがいい。
ダメージ受けつつも家に帰れる、このタフさがいい。
殴られ蹴られ、投げられ、刺され、もうホントにボロボロ、そして攻撃が地味、いや適格なんだけれど、綺麗さはあんまりない。
みててカッコいいってあんまり思えないんだけど、そかがまた新鮮で見ごたえあるんですよ。
バスの戦闘シーンだけでもう満足なのに本番はこれからなんだからもう、たまったもんじゃないですよ。
バスの戦闘シーンが好きすぎてこのレビューを書いてる時に思い起こしてみたんだけれど、あれってもしかして受け身?
主人公があまりに攻撃を受けまくってるなと思ってたけれど、攻撃を受ける時に覚悟してる、受けながら最小限のダメージで受けきってるのかも。
初めに感じたのはわざと攻撃受けて、後々、正当防衛でしたって証拠作りかなと思ったんだけれど、そうでもないようだし。
攻撃をかわすのでわなく受けて倒すってのはアクション映画では画期的なんじゃないかな~。
前半からぶっ飛ばしてますが、ちゃんとヤバそうなボスキャラもいるし、冷静沈着な中ボスもでます。
この強敵をどう倒すのか、わくわくが止まりません。
魅力的なのは敵だけではありません、味方もいいんです!
お爺ちゃん(父親)まさかのクリストファー・ロイドです。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクです。
私、誠に勝手ながらもう亡くなってると思っていましたので、この映画で元気にショットガンぶっ放している姿が見れて感動しましたね。
年相応にゆっくりした立ち回りでしたが、いいショットガン捌きでございました。
もう一人の見方のRAZは「アイアンフィスト」とかでしか見たことなかったし正直コモンでもよかった気がしますが、彼のスナイパーライフル捌きも眼福でいした。
FPSゲームでよくいる突砂(突撃系スナイパー)の最上位の姿でしょう。かっこよかったー。
なんだろう、ロードオブザリングのレゴラスの弓捌きをみて感動した時に似たものを感じる。
近距離でのトリプルヘッドショットはライフル弾の威力を見事に描いてましたね。
3人貫通って「インディージョーンズ 最後の聖戦」の拳銃(ルガー?)での3人の腹部貫通くらいしか見たことないよ!
いい点を上げたら切りがない、もうホントに最高の映画でした。
主人公がいい、テンポがいい、アクションがいい、どれもが上手くかみ合わさって痛快、爽快、愉快の三拍子でございます。
ナーメテーター好きは必ず見るべし、そしてストレスに晒される毎日を送っている全てのアクション映画好きに見てもらいたい。
続編を超希望する作品です。
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劇中セリフより
「神は一つ扉を閉じると、一つ扉を開けてくれる」
#怒ると怖いんだぞ
毎日路線バスで通勤し淡々と仕事をこなす。毎週のゴミ出しもろくに出来ず、妻や息子には素っ気ない態度をとられ、老人ホームに居る父親の元へ疲れた顔で会いに行く冴えない主人公のおっさんを深入りせずじっくり観よう!
普通の幸せを誰よりも演じていたかった彼をキレさせてしまった時= 『はい さようなら😇😇』
ストレス社会にジョン・ウィックの脚本家が捧げてくれた痛快な超大人のホームアローン風コメディアクション。
ここで「What A Wonderful World 」が聴けるなんて思わなかったよぉ~!!
テンポも曲もお洒落で大好物な作品😋
ここまでやっても貴方は「Nobody」👍
#ミスター・ノーバディ#nobody#何者でも無い#怒ると怖いんだぞ
オジサンアクション映画の新シリーズ誕生(を期待)
リーアム・ニーソンの96時間からだと思うが、オジサンが体を張って格闘し銃をぶっ放す映画がもはや定番化した感がある。普通に見えるオジサンが実はすごい元●●という経歴で、大事な人を守る(もしくは復讐の)ために立ち上がる!というアレ。
本作もその基本構図は同じ。若干ハードボイルドっぽい雰囲気が漂うのが特徴的か。流れる音楽も妙にカッコいい!パット・ベネターのハートブレイカーのカッコよさったらない!
最後まで観てみると、家族(父親を中心としたほう)の話の色が濃かったり、クールな感じでいながらめっちゃ感情的だったりするのがまた人間くさくていい。そもそもバスの中で大暴れするのなんて、やりきれない怒りをぶつけただけだし!
正直、話は単純だし、深みもない。でもこれでいい。オジサンアクション映画は妙に話に深みを出そうとしがちだけど、こんなんで十分楽しめる。
個人的にはすごく好きなんだけど、これヒットするのかな。続編が観たい熱が高まってるんだけど。なんなら、ジョン・ウィックの続編にちょっと登場するとかでもいい。またハッチの大暴れが観たい!
よくある感じだけど、新鮮
序盤の毎日毎日繰り返される日常シーン、妻から微妙な距離を取られている感じ、息子からも腰抜けみたいに言われてたところから一気に解放されるところは気持ちいい。
既視感ありありだけど、家庭持ちのおじさんがボロボロになりながら戦うのはなんか新鮮味もあり。流れる音楽も好みで、どの曲も歌詞字幕付きなのも面白い。
後半はま、まあ、そうね、、うんって感じだけど。ドクもがんばった!
コレでいいよね。
映画ってこれでいいと思う。
ジャンルは退役軍人モノ
あの老人ホームの父親って、バックトゥーザフィーチャーのドクなんですね。
続編ありますよね、お願いします。
気に入った人は、イコライザーもお薦めです♪
「ドク」おじいさんの暴れっぷりを見逃すな
チンピラ達が登り込んできたバスで、ハッチは拳銃から弾丸を全部抜いて、「I’m gonna fuck you」と宣戦布告。
よし、ここからチンピラ達をあっという間に片付けるんだよね。ロバート・マッコールみたいに。と思ったら、あれれ、まともにパンチもらちゃったよ。ついでにナイフも頂いちゃって、どうなるの。序盤で満身創痍だよ。
プロローグでは、殺人マシーンのオーラ出してるけど、どうやって覚醒するのかな。「チャールズ・ブロンソン」に憧れてるただのおじさんってことないよね。
このフリが効いていて、後半の暴れっぷりが鮮烈に感じる。イコライザー的な道具の使い方も最高で、思わずガッツポーズしたくなるトドメのさし方もあって目が離せない。
ラスボスへの決め技が、これまたすごい。あの武器をどう使うんだろうと思っていたら、ファンタスティックなフィニッシュで、声が出ちゃいました。近くにいた人ごめんなさい。
かかる曲もたまらない。いきなりnina simone のdon't let me be misunderstood。野太いニーナの声が、ハードボイルドなストーリーを期待させる。そして、ラスト近くでかかるパット姉御の「Heartbreaker」で興奮は最高潮に。V8のエンジン音もあいまって、ノリノリになって楽しめた。
ナメてた相手が実は…家奇襲 by ロシア人!最高におもしろいポスト・ジョンウィック
※読み終わる前に息絶えないでください。
みんな大好き演技派ボブ・オデンカーク × 一味違う【"ナメてた相手が実は…"モノ(ex.『ジョン・ウィック』)】。しかし、本作の何者でもない主人公ハッチは比較的現実的な強さな気がした。いや、むしろ家庭人としてブランクが空いたからこそ予告にも使われているバス車内の戦いにおいて、エンジンがかかるまで多少時間がかかっても、目覚めたと言って過言ではない。"会計士"をナメるな!
"I'm gonna fuck you up." こういうのは普通、定石として、本人は静かに隠居しておきたいと思っていて穏便に済ませそうとするが、バカな悪党どもに起こされ・引っ張り出された結果、ぶちギレて敵壊滅というのがお決まり通説な気がする。だけど、本作の彼は《もっと純粋に生き生きと輝いていた》!そう、本作は【中毒】についての作品でもある。ネコちゃんのブレスレットなんて口実、金をチラつかせて襲ってくるのを待つみたいに。冒頭から描かれるように代わり映えのしない退屈な日常の繰り返しが続いていくのなら、キッカケを見逃さず自分を楽しませればいい。刺激に満ちた日常 = 非日常をしばし作ればいい。そう言わんばかりに、主人公と一緒に観客も悶々としたものを解き放つ爆発カタルシスは、確かにタイトル通りある種何者でもない匿名性・普遍性、間口の広さがあるかも。中年の危機とオサラバして最後にもう一花咲かせるゴング。終盤父親自身も認めるようにある意味中毒な快感、忘れられない輝しき栄光の日々グローリーデイズについて。それによって(まさかの)『ヒストリー・オブ・バイオレンス』的に家族もハッピーな円満の秘訣?
どちらと言えばコメディ演技も多めにふと溢れる悲哀や人生経験を感じさせるドラマ演技の印象が強かった名優ボブ・オデンカークに、アクションスターとしての道・新境地を切り開く最高のポップコーン映画だ!…って話してるのに死んでるのかい。
FRONT TOWARDS ENEMY
デレック・コルスタッド脚本 × ロシア敵。この人、【家に大人数で襲いかかってくる】の好きすぎるだろ!もはや鉄板。コレコレと言いたくなる【金太郎飴】的快感。実際おもしろいから大いにいいのですが、ロシア人に恨みでもあるのか?あと、やっぱり『ジョン・ウィック』のコンチネンタルのように燃える&笑える展開や設定を考え出すのが上手い。これ思いつきたかったとなるくらいズルい、素直に好き。きっとこの人の頭は良い意味でチャイルディッシュ子供のままなのだろう。細部に(世界観の)魂が宿ると言うようにコミックブックから飛び出したような小粋な瞬間が随所に散りばめられている。製作にはデヴィッド・リーチも。
"Don't call 911." 肝心のファイティングスタイルとしては最初の方こそ腕時計、バット、包丁、やかん、皿からの消火器など日用品を使ったもので、ホームセンターで働くイコライザー = マッコールさんばりな部分もあった。『ジョン・ウィック』シリーズみたいにクールなテロップは無いけど、その代わりと言ったらなんですが、選曲がよかった。
クリストファー・ロイド × RZA。家族総出でやりすぎド派手粛清タイムが、待ってましたと言わんばかりに景気良すぎパーティータイム!『ジョン・ウィック』で言ったら、ウィレム・デフォーで(実戦共闘はないけど)ジョン・レグイザモみたいな。『ランボー/ラスト・ブラッド』よりカタルシス気持ち良さ多めな殺戮『ホーム・アローン』ピタゴラスイッチ状態で、工場が戦場と化す終盤はアイデア込みで圧巻。特に勝ち方最高、ある意味画期的。まだこんな方法があったかと目からウロコな気持ちでした。あと、コーヒー飲みすぎ。
P.S. 地下室大事。劇中で「黒人のロシア人なんて初めて」みたいな下りがあったけど、最近見たドラマ『ザ・グレイト』にも黒人のロシア人がいた。あと、また余計なもの付いている邦題はワイスピシリーズのカート・ラッセルに引っ張られた?
THANK YOU FOR YOUR SERVICE
"It is what it is. This is me."
勝手に関連作『ジョン・ウィック』『イコライザー』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『ジャック・リーチャー』『デス・ウィッシュ』『ランボー/ラスト・ブラッド』
楽しい
冴えないおじさんが実は…という『ナメてた相手が殺人マシーンでした』ものの最新作。
全般にかなりコメディ風味強めのアクションで、もうちょっとアクションをちゃんと観たいところはあるもののそれを音楽に乗せて小気味良く展開させるので、テンポ良く観られる。おかげで全体の長さも92分と良い感じ。
「ベターコールソウル」は観てないんだけど、主人公のおじさんはホント冴えない感じが良い。
あと、BTTFのドクがおじいちゃんで実に良い!
な〜んにも考えずに観られる良作です!
【”疲れた羊の皮を被った、心優しき家庭を持つ中年男の素顔” ガン・カーアクション、接近格闘戦とも見応えあり。スッキリ爽やか”J・W”ハイスペックカスタマイズバージョンでもある。】
ー 冒頭から、無茶苦茶格好良い。
傷だらけのハッチ(ボブ・オデンカーク)が、”Don’t Let Me Be Misunderstood"が流れる中、猫の餌のツナ缶を開けながら、男女の取調官に問われて”Nobody・・"と答えるシーンに痺れる。ー
<Caution! 内容に触れています・・。>
◆今作は
”日々の単調な生活に疲れた中年妻子持ち男、だと思ったら、中身はトンでもない狼だった!"
と言う家族と猫のために戦う中年男の姿
ー ハードボイルド&ガン・カーアクション、接近格闘戦etc.ー
を”楽しむ”作品である。
・ハッチは妻(コール・ニールセン)とは距離が出来、強盗に入られた際には、息子の助力が出来ず・・、鬱積した日々を過ごす。
だが、唯一自分に懐いてくる娘が可愛がっている猫のブレスレットを強盗に盗られた事をきっかけに、”J・Wと同じく”秘めていたハッチのトリガーがブチ切れて!
ー ここで、”J・Wのパクリじゃない!”とか言わない。パクリじゃなくって、”カスタマイズ”である。ー
・ココからは、怒涛の如く不良青年達をバスの中のナイフ&の肉弾接近戦で、少しやられながらもバッコンバッコンにしたり、徐々に【元、3文字組織の会計士】の、素顔が見えてくる。
ー 【元、3文字組織の会計士】・・・CIA、FBI、MI6(イギリスだしな・・)、KGB(もうない・・)・・・。非常に気になる。最後まで明かされない・・。ー
・バスの中で、瀕死の重傷を負わせた男(で、のち死亡)は、ロシアン・マフィアのボスで”ソシオパス”の男ユリアンの”関係者”だった・・。
ー 家族を狙われた事で却ってハッチのギアは上がり、怯むことなく、ロシアン・マフィアの年金(そんなのあるのかい!)”オブシャク”の大量のお金はド派手に燃やしちゃうし・・。ー
・”普通の家庭を持ちたい・・”と言う想いで、組織を抜けたが、元の自分に戻るシーン。
ソファに並べた、ロシアン・マフィアの四死体に”家庭を持った理由”を話しかけ、ルイ・アームストロングの”What a Wonderful World”が高らかに流れる中、自宅に火を放ち、臨家の気障な男のスポーツカーで走り去るハッチ・・。
ー もう、且つてのハッチではない・・。格好良いなあ・・。ー
・そして、ロシアン・マフィアの巣窟に、単身乗り込んでいくハッチ。漢である。
で、再びバッコンバッコン、ガン・カーアクション。飛び散る血しぶき、飛び交う弾丸・・。
・で、冒頭のシーンに戻る・・・。
<ハッチの父(クリストファー・ロイド)も、弟もトンでもない人達で・・。
面白かったなあ・・。
家族を再び呼び寄せた新しい家には、しっかりと”シェルター”もあるしね!
続編希望っていうか、続編あるでしょ、この作品。
”J・W”の様に、息の長いシリーズ化希望である。
但し、あくまで地味に。地味に・・。
そして、哀愁のハードボイルドテイストを忘れずにお願いします。>
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