Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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ロッキーを彷彿させる
過去に武勇伝を持つ退役兵のありがちなストーリーではあるが、平凡過ぎる日常家庭との対比がこの映画の見所。バスの中での格闘シーン、圧倒的な強さを期待したが、思った程ではなく案外刺されたりして意外とそんなに強くないのか?と思ってしまったりしたが、物語後半にむけてメキメキ戦闘勘を取り戻し、期待が高まる流れ、悪くないですね。
結局何者なのかは分からなかったけど、続編があれば見たいとおもう。しかし、親父も兄弟も強すぎる
オデンカークの当たり役になるといい
筋書きは単純で、構成が『ジョン・ウィック』によく似ている。また、初老の男が自らの出自を明かさずに平凡に暮らしている設定は『イコライザー』や『96時間』などでも繰り返し語られてきた構図だ。特徴的なのは、徹底した暴力の描写と、殴ったほうの拳も折れているんじゃないかというほどの、痛みの伝わり方だ。そして、主人公が強すぎないのがいい。5対1で闘えば、それなりにケガをする。
ところで自衛のためならば異文化のならず者たちを叩きのめそうが殺してしまおうが個人の自由なのだろうか。この問題では、よくアメリカの憲法が引き合いに出され、銃の規制なんかに従う気のない市民たちにとっての錦の御旗になっている。
『女神の見えざる手』と対極の映画だろう。
『ブレイキング・バッド』の主人公が平凡な化学教師だったように、この映画では主人公が“何者でもない”会計士に過ぎない。冒頭には、冴えない男がゴミ出しもろくにできない様子が繰り返し描かれ、社会のひずみに飲み込まれたマイノリティは犯罪に手を染めることでしか生活が出来ない。子供のミルク代を稼ぐために、裕福そうな家に強盗に入るヒスパニックの夫婦を、一瞬で小物だと見抜くと、自分は被害者にもかかわらず強盗にもうそれ以上危害を加えようとしない。たとえ自分が手傷を負っても、家族から失望されようとも、近所中の笑いものになろうとも、かたくなに何かを守ろうとしているように思える。それは、明かすことのできない秘密。それこそがこの男の正体で、映画の主題でもある。
どうやらシリーズ化されるようだ。
コロナ禍で、先の見えない状況だ。映画の製作も二転三転するようで、予断を許さないが、オデンカークの当たり役になるといい。『ベター・コール・ソウル』の味のある演技を、もっと見せてほしい。
以上に上げた映画やドラマを楽しめた人ならば、きっと気に入る映画だと思う。
2021.6.14
やっと名前を覚えました
マック食いに行って、ビッグマック食った気分
脳内でチンピラと喧嘩してる人へ。
毎日毎日同じことの繰り返し。家族からは冷たく無視されていて、小さな娘だけが慕ってくれている。
これは俺の人生か?いや、どこにでもあるオヤジの姿。
と思ってたら、娘の猫ちゃんのブレスレットを盗んだ(誤解)チンピラの所在を突き止めて取り返そうとするところで、このオヤジ只者では無いな!
バスの中でよく見かける傍若無人のチンピラを叩きのめして、観てるこっちもスカッとする。
ところがチンピラの関係者にロシアンマフィアが。
さあ、そっからこのオヤジの戦争が始まる。ドンドンパチパチ、悪い奴らはトコトンやっつけましょう。
BTTFのドク、クリストファー・ロイドが出てるのは全く気付かず、エンドロールで発見。でも、カッコいいジイちゃん。
ちょっとダークな映像だけどこれは面白い!腹の立つことの多い世の中にうんざりしてたら観ましょう。お勧めします。
ジョンウィックやイコライザー系のやつ
まさかあの男が⁉️
ダメ親父が実は、、
いいね‼️
暴力的なシーンで、やっぱ笑ってしまう
ウィックとハッチはどっちが強い?
そのへんのオヤジを怒らせたらいかんぞな
アクション好きなので、面白かったと言えます。
ただ、凄惨なバイオレンス場面になると、スローになり、平和なオールディーズが流れるという展開はどこかで見たなあ。なんだっけ?誰か教えて下さい。
ところで、主人公ハッチ親父は、元「3文字」の凄腕の工作員(リーアム・ニーソンもそうだったな)だそうだ。しかし、妻はベッドで壁を作り、触れることも叶わない。長男は強盗に立ち向かうも、ヘタレな親父を蔑んでいる。娘だけが癒やしてくれるというどこでもありそうな存在。
それが、娘可愛さにネコちゃんのキーホルダーを強盗から奪い返しに行く。この動機はどうなの?
そのあと、キーホルダーは見つからず、たまたま乗り合わせたバスに強引に乗ってきた不良のあんちゃん達を腹いせにぶちのめす。血が騒いだということか?でも、ぶちのめすくらいではすまず、何人かはその後でタヒる。
そりゃそんなことやれば、兄のロシアンマフィアは黙ってないよなあ。
現役に戻ることを期待していた工作員仲間からは、「復活!」と喜ばれ、マフィア壊滅に動き出す。老人ホームにいた親父も参戦、この親父、どこかで見た顔だなあと思ったら、クリストファーロイドじゃないの。現役なんだと嬉しくなった。
うーん、でも、動機はサイコパス。
まあ、いいや。映画の中では何人死んでも、ファンタジーだから。楽しかったよ。注文つけるとしたら、些細な動機で、戦争並みのドンパチ、タヒタヒタヒ。高千穂遙もびっくりな豪華なアクションでした。しかも、痛そう。泣く子も黙る「会計士」なら、もう少しスマートにやってほしかったなあ。
最強のジジイたちあっぱれ!
シンプルに戦いの醍醐味を味わえる映画です。それ以上でもそれ以下でもありません。生命の問題は忘れて、私たちの本能の中にある闘争心を十分に満足させてくれます。ヒーローはもともとFBIの最強だった人ですから、強いのは当たり前です。彼はFBIの戦いの中で、普通の家庭に憧れ、結婚し二人の子供を育てます。戦う動機はその家庭を壊したからです。実に簡単明瞭です。立ち向かうはロシア系の最強の悪党です。その悪党に勝って愛する奥さんと子供の元に戻りたかっただけなのです。涙腺崩壊しそうになったのは、ヒーローが一人で戦おうとした時、その父親と親友が味方として登場した時でした。しかも、ヒーローもジジイ、父も超ジジイだけど、めちゃくちゃ強いのです。ただただスカッとするだけです。ラストに、ヒーローと再開した妻の言葉が、優しく心に響きました。エンタメの最たるものでした。
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