「何とも言えない不完全燃焼感…」クローブヒッチ・キラー 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
何とも言えない不完全燃焼感…
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アメリカの小さな片田舎で起きた、〝未解決〟の猟奇連続殺人事件の犯人が、家族や周囲からの信頼も厚い父親なのでは?…というストーリー。
あらすじや予告編を観て、かなり期待が高い作品だったのだけど、蓋を開けてみれば始まるや否や父親が犯人なのは誰が観ても一目瞭然で、サスペンス要素はまるでなし…
『自家用車のダッシュボードに卑猥なSMポルノ写真の切抜き』『庭の父親専用納屋に監禁され縛られた女性のポラロイド写真』『自宅地下の隠し部屋に被害女性たちの免許証の束』と言う具合に、息子にいとも簡単に決定的な証拠を見つけられるというマヌケっぷり…笑
息子からの疑いの目を薄々勘づいている親父殿の逆襲も何か中途半端…
まぁそうでしょうね!という、予想通りの展開と不完全燃焼なモヤモヤした終わり方…
逆に、10年間未解決だったことの方がミステリーだわ!笑
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