「ポラは濡れていないし振っちゃダメ」クローブヒッチ・キラー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ポラは濡れていないし振っちゃダメ
信仰心の強い田舎町で発生した「グローブヒッチ」と呼ばれる犯人による連続緊縛殺人が止まって10年、16歳の少年が父親を疑う話。
ボーイスカウトの指導者である父親を持つ主人公が、車の中でみつけた雑誌の切り抜きが基で四面楚歌となり、その出所に疑問を持ち巻き起こるストーリー。
信仰心皆無な自分からしたら、洗脳かとも感じる程の信仰心を持つ背景の中で、疑念の目が犯人の本性を呼び起こし、沈黙を破らせて行く様には期待値が高まる。
そんなワクワクとドキドキなお話しがテンポ良く展開していき…実は、と巻き戻されたのは、そんなの判りきっているのに何で?テンポ乱すだけじゃん!一回目のヤツいらないじゃん!わざわざ説明いりますか?と少し醒めてしまった。
とはいいつつも愉しみながら少し冷静になったところで山場をみせられて、再びストーリーに乗っかって持ち直し!!
「カチッ」っていう件、どちらの心情を考えても堪りません!!
エピローグの後出しは流れ的には気にならなかったけれど、血を流し気を失う程なのに痕跡は?と最後の最後で又少し勿体なさを感じさせられた。
と、演出に難が多々あったけれど、こういう気分の悪いヤツが好きな自分的にはなかなか面白かった。
なななな、なるほどー!娘の年齢計算してませんでした。兄貴の身体の不自由さをいいことに悪い奴だなあ。抑えてたものが息子によって火をつけられ息子が成敗!歌舞伎になりそうだ。Bacchusさん、ありがとうございます!
Bacchusさん、この映画よくわかりませんでした。父親は兄の仕業と言ってましたがそれは嘘で、息子に見つかってまたその気になったってことですか?実は女装して自作自演が趣味だった、という流れで理解しようとしたらそれも違うようで頭が❓️のまま映画終わってしまった…。