ミュジコフィリアのレビュー・感想・評価
全40件中、1~20件目を表示
☆☆☆★★★(ちょい甘) 原作コミックは未読。ちょっとだけの感想。...
☆☆☆★★★(ちょい甘)
原作コミックは未読。ちょっとだけの感想。
全くのノーマークだったのですが。前日夜に、監督が実写版『時をかける少女』の人であるのを知って、急遽劇場へと急ぐ。
以前のアカウントにて、実写版『時をかける少女』のレビューは書いている。
多少の問題点はある作品だったと思いますが、本当に好きな作品でした。だから今回も、胸に熱いモノが押し寄せるくらいに、切なくさせて貰える映画だったら良いなあ〜と思いながら…。
傑作…とは言えないでしょうが、充分に青春映画の佳作と言える作品だったなあ〜と思いました。
幾ら才能があろうとも、その翼を羽ばたかせる力はまだ持ち得ない。
今まさに飛びたとう…とする瞬間が近づいている若者達。
そんな苦悩を抱えつつも、やがてやって来る成功への未来を応援しているかのような内容でした。
そんな物語の内容そのものを演じていた濱田《アシタマニア〜ナ》マリ演じる音楽教師(講師?》がとても良かった。
あれ?松本穂香ちゃん歌手デビューするの?…と、思わず思ってしまうくらいになる、PV風味の場面には正直言ってちょっとだけ苦笑。
2021年11月23日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン13
井之脇海初主演映画
原作未読
原作は『コドモのコドモ』『俺たちに明日はないッス』のさそうあきら
監督は『時をかける少女(2010年)』の谷口正晃
脚本は『太秦ライムライト』の大野裕之
『ちむどんどん』の料理人矢作役としてすっかり知名度が上がった井之脇海初主演映画
ミュジコフィリア
初耳だ
ペドフィリアなら知っているけど
音大生たちの交流だ
楽器でエッチなことをする変態たちの話ではない
造語かもしれない
クラシックやピアノ演奏を聴くのは好きだが演奏者の生き様までは興味が湧かないことは『蜜蜂と遠雷』で既に自覚している
舞台は京都なのでやりとりは関西弁
関西人からすれば松本穂香は大阪人なので違和感ないだろうが井之脇海は横須賀出身なので変に聞こえるかもしれないが堪忍してや
作品の内容が内容だけに井之脇海より山崎育三郎の方が目立つ
山崎の方が音楽関係の専門家だから
音楽に対して後ろ向きで歪んでいる朔と音楽に情熱を傾ける大成との違いはアムロとシャアを彷彿させる
脚本がわかりにくい
商業映画にしてはあまりにも不親切だ
悪い意味であっという間に終わった
映画館で観たらもう少し評価を上げたかもしれないがまあそれも考慮して星の数は2.5
父や兄に憎しみを持ちピアノ演奏に距離を置くもやっぱりやめられない京都文化芸術大学美術学部映像科の新入生・漆原朔に井之脇海
朔の腹違いの兄で京都文化芸術大学音楽部作曲科の4回生・貴志野大成に山崎育三郎
朔に想いを寄せる京都文化芸術大学音楽部ピアノ科の新入生で声楽も嗜む浪花凪に松本穂香
現代音楽研究会に所属するバイオリン奏者で朔と大成の幼馴染かつ大勢の恋人・谷崎小夜に川添野愛
京都文化芸術大学音楽部作曲科の3回生で声楽科の学生に総スカンくらうほどの独創的な音楽が災いし6回留年している現代音楽研究会所属のアオカンこと青田完一に阿部進之介
アオカンと共に朔を現代音楽研究会に誘う打楽器奏者のアラマキに縄田カノン
現代音楽研究会に所属しているハラショーに多田一晃
現代音楽研究会のメンバーに所属している高田珠に喜多乃愛
現代音楽研究会のメンバーに所属しているブライアン・タンに中島ボイル
現代音楽研究会顧問で京都文化芸術大学作曲科准教授の椋本美也子に濱田マリ
龍大成親子を嫌う京都文化芸術大学音楽部学部長の大河原康正に辰巳琢郎
アオカンを嫌う京都文化芸術大学教授中上善に栗塚旭
京都文化芸術大学教授の宇津木貢に茂山逸平
京都文化芸術大学准教授の佐伯綾乃に佐藤都輝子
京都文化芸術大学助教の近藤由利子に上野宝子
京都文化芸術大学総長にきたやまおさむ
長竹店主に大塚まさじ
朔の母で元チェリストの漆原君江に神野三鈴
大成と朔の父で作曲科の貴志野龍に石丸幹二
大成の母で龍の妻・貴志野亜希に杉本彩
主人公は京都芸術大学の美術学部の生徒だけどお話はほぼ音楽学部で進む...
主人公は京都芸術大学の美術学部の生徒だけどお話はほぼ音楽学部で進む。
見てる間、藝大マンガ(違うけど)ブルーピリオドの「音楽学部のやつと関わるときは気をつけろ、俺らの格好が汚くて発表会の衣装汚したらシャレになんねー(要約)」、てセリフを思い出し。大丈夫?
原作とは人間関係(親関係)だいぶ違ってますがヒロインちゃん可愛いです
現代音楽を軸とする映画だと思って見に行ったが学園ドラマだったり家族...
現代音楽を軸とする映画だと思って見に行ったが学園ドラマだったり家族の葛藤だったり松本穂香の現代音楽とは何の関係も無い歌だったりごちゃごちゃ感満載の映画に仕上がっている。
朔や渚のどこが天才なのか描写が希薄だし、抹茶わらび餅の説明やマンションの屋上で松本穂香が突然長ったらしく歌うシーン、意味不明なカギのシーンなどをカットすればもっと現代音楽と登場人物を際立たせる内容を盛り込めたのではないだろうか?
大分FMで言っていた朔のモデルと思しき大分芸短の作曲の先生はどう思っているのだろう?
人物相関図は事前に知っておいた方がいい
最終的には人物相関図が分かってくるが、冒頭から中々物語に入れなかった。
敢えてインパクトを最初に持ってきて、見ている人が何?何?と戸惑いながらも集中させるための演出だったのかな?
そこは残念だったが、京都の風景と松本さんの生歌を評価。
ちなみに
行けたら行くは京都の人でなくてもほぼ来ないです。
【”大切な音は、意外と身近にあるモノだ。そして、音楽は一人より、二人で作る方が良い。” 京都を舞台にした音楽ヒューマンドラマ。】
ー 冒頭の、京都の様々な音を捉えたショットの数々が良い。
鴨川の潺の音。
賽銭を投げ入れる音・・。
鴨川、(賀茂川の方が好きかな・・。)を渡る細やかな風の音。ー
◆感想<Caution ! 内容に触れています。>
・異母兄弟の朔(井之脇海)と、作曲の才を周囲から認められている、大成(山崎育三郎:この俳優さん、あのような役はバッチリだね!)との関係性は、良くない。
八朔は、母(神野美鈴)の音楽家としての道を断った父(石丸幹二)への想いと、継母が、義理の兄ばかり可愛がって、好きなピアノに触らせて貰えなかった事が、心に引っ掛かっている。
- では、何故朔は、大成の家で育ったのか・・。この辺りの描き方が、粗い。-
・新入生として京都の芸術大に入学した朔。”現代音楽研究会”の変な先輩に捕まってしまい・・。鴨川の河原で音の実験に参加させられる。
その後、河原に置かれたピアノで即興で曲を弾く、朔。
驚きの表情で見つめる、顧問の教師(濱田マリ)と、ピアノ科の凪(松本穂香)。
- このまま、朔の天才的なピアニストの物語になるのかと思いきや、曲作りに悩む大成が、亡き父の曲を盗作した方向に物語は進む。
オイオイ、私は朔と凪のピアノをめぐる恋物語かと思っていたのだが・・。-
・凪を演じた松本穂香さんの唄声が、素晴らしい。
こんなに綺麗な声をお持ちだったのですね・・。
この唄声をもっと、この映画で、もっと聞きたかったなあ・・。
<予想外の展開は、それなりに面白かったのではあるが、途中から軸がぶれ始めてしまったかな、と思った作品。
けれど、亡き父の想いが引き付けた朔と、大成の和解シーンからの連弾シーンや、大成と小夜、朔と凪の今後の明るいと思われる関係性を示唆するラストシーンは、良かったかな。>
<2022年1月9日 刈谷日劇にて鑑賞>
■今作と全然関係ないが、エンドロールのテロップに、”吉田山にある大学の立て看板撤去に反対する”サークル名が出て来て、笑ってしまった。相変わらず、拘っているなあ・・。
心が震えました
オープニングで、いろんな京都の映像が立て続けに流れ、自然の中で奏でる音楽がとても癒されました。
鴨川で弾くピアノ演奏、生で聴いてみたいです。
現代音楽というのも面白かった。
ピアノの弦にいろんなものを挟んで、別の音に聞こえるとか、知りませんでした。水を張ったところで踊りながら奏でられる音楽もよかった。
人間関係はわざとだと思うけどわかりづらかったかな。さやとさく、幼なじみにしては距離を感じたし、大成とさや、、つきあってたの?途中の会話がなかったらわからなかった。あんな冷たい態度取られてたら泣く。
設定もなあ、、さくは美術科の割になんもシーンなかったし、多少なりともいれないと違和感。音楽に関わらないと言いながらめちゃ関わってるし^^;
逆に凪はピアノ科の割に歌ってばっかだし、なんでピアノ科にしたの?歌は良かったけど、生歌じゃなく録音を流してるから映像と違和感。
でも声も歌詞もよくて私は好きでした。
長竹さんの店主自ら出ていたのもびっくり。最近行ってないのでまた行かなくては。
そしてラストは、、そーゆーこと?とちょっと感動!
会話しているようなピアノ演奏に心が震えて泣きそうになりました。それぞれのこのあとがみたくなりました。
ぜひ映画館で見て欲しいですね。
鴨川、京大、無鄰菴、泉涌寺など知ってるところがロケ地なのも嬉しいですね。
ストーリーとともに流れる音楽が素敵です
全編を通じて流れる現代音楽やクラシック音楽の数々の曲と、京都の美しい風景が素敵です。
天性の音楽の才能を持ちながら、母と自分を捨てた父への憎しみから音楽をも憎んでいる主人公の朔と、偉大な父の二世と周囲にもてはやされながら、己の限界を感じつつ、努力で殻を打ち破ろうとしてもがいている兄、大成。
この兄弟の葛藤を軸に、描かれている映画です。
限界を感じつつもがいている兄、大成を演じる
歌わない山崎育三郎さんの演技に注目です。
ラストシーンでやっとホッとできる顔が見られます
鴨川ステキ☆
予告編を見て気にはなっていたものの、なんとなく見に行かず。
けれど最近「京都へ行きたいなぁ」と思っていたので、雰囲気にも浸りたくて思い切って見に行ってきました。
鴨川、京都の街並み、色々とてもステキでしたが、大学、音楽、人々の関係など、流れがなーんとなく強引で、バラバラな感じで(^_^;)
海くんはとても良かったです!
ピアノが喜んでるわ!
京都の街を舞台に展開する音楽と友情と兄弟・親子と恋の物語。何か新鮮な良い作品でした。
「京都人の行けたら行くは信用できひんわ」
松本穂香ちゃサイコーです♪
最初の鴨川でのピアノ独奏🎹心に響きました。
上映最終日にすべり込みで観れて良かった🎦
新しい劇場イオンシネマ川口
シートもゆったりフカフカで座席の仕切り板(可動式)もあって独立した安心感がある。快適でした!
青田が一番天才って話でよかったですか。
作曲家として将来を嘱望される兄が、才能があるのに音楽に向き合わない異母兄弟の弟に嫉妬するってストーリーと思いきや、お互いにバッチバチに嫉妬し合って兄弟喧嘩する話でした。しかも2人共めっちゃ自分勝手で性格悪い。
高慢ちきでオレ様で周囲を見下す言動のオンパレード。しかし一方で有名作曲家で今は亡き父のモノマネに過ぎないと揶揄される兄と、芸大の美術学科に入学するも音楽への未練タラタラでたまたま触れた現代音楽に中途半端に関わってゆく弟。もうどっちにも好感が持てない。その上、よく分からん展開。誇張し過ぎの京都弁。突然歌い出す松本穂香。誰の何の映画やったんか最後まで分からないままで終了した。
ただ救いは青田パイセン。もうめっちゃおもろくて、これならずっと青田の学園生活見てた方が楽しめたかも。阿部進之介が抜群でした。それにしても進級試験てほんまにあんな感じなんやろか。キングオブコントの予選会でも見せられてる気分でした。
【無題】
コロナ禍に加え、環境を考えて自転車で移動することが圧倒的に多くなった。
そうしたら、普段、平坦だと思っていた道の勾配が気になるようになった。
映画や買い物の際、明治通りを古川橋の起点から渋谷方面に向かうと、道路沿いを流れている川を遡る感じになるので、これは緩やかな上りが続き、急いでいる時は結構疲れる。
この明治通りの四ノ橋は、村上春樹さんの小説「ドライブ・マイ・カー」にも出てくる。
そんなことを後輩に話したら、京都だって、みんな平坦だって思っているけど、鴨川にそって緩やかな勾配じゃないですかと言われ、ああそうだと思った。
だから、この作品で、凪が鴨川沿いを下って自転車を気持ちよくこいでいるシーンを見て、上り方面に向かえと意地悪な考えがよぎった。
さて、僕は、この作品の原作を知らないので、原作に忠実なのかどうかも確かめようがないのだけれど、もう少し音楽寄りな内容でもいいんじゃないかと感じた。
学内紛争みたいなものはいらないし、まあ世界的になのだとは思うけど新しい交響曲が生れにくい状況や、現代音楽などの位置づけとかもっと触れてほしかった気がする。
僕には、オペラ歌手の幼馴染がいて、協会主催の公演で主演をしたことがあるので、そこそこ有名だとは思うが、食べていくのは本当に大変な職業だ。
日本の大手企業の中には、広告代理店の口車に乗せられて、海外のオペラ歌手の公演や歌劇のスポンサーにはなるが、日本のこうした活動には”非”積極的なところは多い。
国内のオーケストラだって、N響や読響は安泰かもしれないが、特に地方のオーケストラは息も絶え絶えな気がする。
人気スポーツのスポンサーも必要だとは思うけど、少し文化活動にも資金を出して、音楽シーンを支えてほしい気がする。
そうすれば、民謡や三味線は嫌でも、ママさんコーラスはやってみようかとか、少しへんてこな楽器の現代音楽にチャレンジしてみようかとか、もっと音楽に触れるきっかけも広がるような気がするのだ。
そう意味では、こうした映画作品は、重要なのだと思うけど、ちょっと、物足りない。
学内紛争は、白い巨塔で食傷気味なので、もっと音楽を魅力的にして欲しかった。
完全に脚本の設計ミス、音楽映画だけに尺も長くてダルい
前半は凄く楽しいし見ごたえはあるけど、後半どうした?ってくらい中身が詰まってない。おそらく原作終わってないのか…?はたまた、オリジナルか…?
京都の藝大を舞台にした音楽映画。「現代音楽研究会」に入った朔はやめようとしていた音楽に再び触れ…的な感じ。天才の兄とは育った環境が違うことから恨んでいる。その為、兄弟愛がひとつポイントになってくるのだが、そのパートがあまりにも雑。伏線になろう言葉は宙ぶらりんのままで、音楽映画だけに尺だけが伸びてしまっている。唐突な場面も少なくないのでかなりダルい。まだ、作中のよく分からない先輩の話を聞いている方が面白いくらいだ。
井之脇海くんの柔らかい雰囲気と、アンサンブルする松本穂香は爽やかな化学反応をくれる。しかし、肝心のプロットはちょっと無理があるので、あまり楽しめず。そもそも現代音楽研究会があるのだから、そことの共鳴もするべきだったとも思う。
京都の街並みと澄んだ空気はとても素敵。だが、これといっていい所を見つけられることもない。幸か不幸か音楽映画が多数封切られた今月、残念な仕上がりに肩を落とす形となった。
非常に分かりやすくて、楽しくて面白い
現代音楽を分かりやすく、コミカルに扱っていて、非常に見やすかったと思います。音重視の絵づくりに見えて、軽やかにテンポよく軽快に話しに乗せられたら気がしましたが、映像そのものの質とかこだわりみたいなものは、とりあえず後回しになっていたような・・・
京都と音楽と青春 それを超える何か
京都と音楽と青春、という最高の組み合わせなんですが、それを超える映画でした。
前半、京都の風景と若者たちの生態も面白く、とっつきにくいはずの現代音楽がよくわかって楽しめる入門編になっています。濱田マリのレクチャーも良き。
後半の山崎育三郎と井之脇海のところは、子供の声のくだり以降号泣した。マスクしておいて良かった。あそこは本当に泣けます。
???
場面が飛び飛びで話についていけない。
描かない事が素晴らしい芸術だと勘違いしてるのかわからないが、最低限初見のお客さんにわかるように話を通した方が良い。
それともこれを現代映画とのたまうんだろうか。
最低限話としてこんな流れかなとは思ったが、話についていくのに必死で本来であれば感動できるシーンで何も響かない。
途中松本穂香さんのMVが唐突に始まるのも意味わからない。
これってミュージカル映画だったの?とはじまって1時間?くらいで困惑させられる。
松本さんの歌声は素晴らしかったので結果松本穂香さんのMVしが印象に残らなかった。
片寄り過ぎ
少し作り込み過ぎ。
さくは父親が母親の運命を狂わせたってずっと言ってるけど、あんたの母親は正妻の運命を狂わせたから。
主人公が言いたいことだけ言っててむかむかしてくるし、松本梨香ちゃんの歌のシーンはドン引き。
でも松本梨香ちゃんの新しい一面が見れていい役者さんだなと思いました。
全40件中、1~20件目を表示