バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版のレビュー・感想・評価
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アントールドで無くなると…
月9シャーロックを今更映画化。
映画にする程視聴率あったっけ?何故⁈
最近一挙再放送もあったので観てみる事に。
うん、駄作(笑)
アントールドだからこそ、シャーロックホームズをモチーフに色々脚色も出来ていた。
これは原典あり。
比べてしまう。原典も色々問題あったけど、こちらは更に斜め上をいく展開。
原典モチーフなのか若宮はキレやすく叫ぶだけの馬鹿キャラ。
獅子雄は傍若無人ぶりが激しくなっている。
どうしてリフォーム屋は娘がわかったのか?
しかも目で。背中の痣は後回し。
親子関係分かったら、いきなり娘と接触。
いやいや順番違うのでは。
ショッピングモールもキャバクラもある瀬戸内の島とか小豆島かよ。
途中PCにあった遺伝子操作のデカ犬話とか何これ、ミスリードさせたかったの?
脚本が破綻してます。
シャーロックのフォーマット、最初の画面にシャーロックと書く作業とか必要だったのでは?
何より、映画にするなら緋色の研究かシャーロックホームズの帰還を選べば良かったのに。
最後は誰も救われないバッドエンド。
リフォーム屋も先生も紅もワンちゃんも桔平も。
皆殺しエンドとは。
久々に救いのない、退屈な映画を観た。
細部の登場人物まで売れっ子俳優が。
原作もドラマも知らず・・・な状態で鑑賞。
前半は火サスくらいのものか!?と見たことを後悔しかけていたが、話が進むにつれてちょっとしたどんでん返しや伏線の回収もすべてちゃんとしてくれてたので、ん?と立ち止まることなく見ることができて、その点ではすっきりした。
ただ、前半の2時間サスペンスを彷彿とさせる感じと、最後の地震でクオリティを下げているのがもったいない。後半の怒涛の展開がよかっただけに。
これはサスペンスであるが、人間模様を描いた作品とも言える。ジャンル分けは難しい。
【良かった点】 ドラマ版と一線を画す、ちゃんと邦画版シャーロックホ...
【良かった点】
ドラマ版と一線を画す、ちゃんと邦画版シャーロックホームズをやりたい!という制作人の気概を見た。OPの文字を画面に描くやつとバイオリン推理の描写がないことがその印(個人的にはそれを見たかったのは内緒)。
【良くなかった点】
ラストの原作改変。完全に死んじゃうラストでいいの?、それはずるいというか美談みたくなるのは違うんじゃ?と感じてしまった。しかもそれが地震って。地震学者はそれやりたいだけで登場させたでしょって感じが否めなかった。
映画ならでは感がもう少し欲しかったかも
キャストとセットがほんの少しだけ豪華、地方(松山?)ロケ敢行などテレビ番組を劇場版にする時の典型的な手法がちゃんと見られる作品である。
アーサー・コナンドイルのシャーロック・ホームズシリーズ4つの長編原作の一つである「バスカヴィル家の犬」をモチーフにしたとあるが設定から結末まで全く内容は異なる。そもそもバスカヴィル家なんかはどこにも出てこないのでタイトルは変えるべきだったのではなかろうか。
この「シャーロック」はテレビ放映時からリアルタイムで見ていたが、何となく持っていた違和感として助手役の俳優さんがシャーロックに振り回されても常にイケメンであることのような気がしている。
余計なお世話だが時には3枚目に振り切った演技も必要なのかなと思う。
なにせ主役がずっとカッコ良い設定なので。
謳い文句にもあった不気味さや凶々しさは一切見られず、回想シーンをかなり早い段階から始めてしまったことや結末を自然災害に任せてしまったことは脚本家のスキルの低さが伺え、僭越ながらドラマティックやエンターテイメントというものをもう少し学んで欲しいと思った。
小さな島で誘拐された子を探しても見つからないって設定というのはあまりにも酷すぎ。
ラストのラストがなぁ。
テレビシリーズの劇場版だったんですね。知らんかったわ。
以前から気になっていたシャーロックホームズの名作の日本版の映画化と期待したのだが、なんか少し違ったんですかね。
でも、それは、問題無かったですかね。
内容は魔犬の正体など、少し陳腐なところもありますが、全体的にはほぼ満足。
バディの主役2人の掛け合いは笑えたりして面白いです。
誘拐にまつわるラストの切なすぎるエピソードは、ガリレオの様相にも似てきてなんとも涙を誘う。
そんな感じでラストを迎えるのだが、その後の地震のエピソードは、やり過ぎだな。
ドラマは知らない
前情報なしで鑑賞。
丁度、アマプラで、ベネディクトカンバーバッチのシャーロック見てたけど、全然違う。
原作はどうなんだろう?
キャラがちょっとブレてないかな…?
主人公2人の
【怒りポイント】や【絶叫ポイント】が
あまり理解できなかった。
飄々としているのかと思ったら
いきなり人間臭くなったり、
惚れっぽいキャラなのか
執着してみせたり。(恋してたの?)
ドラマを見ていれば、もう少し理解できたのかな。
なので、最後はリフォーム屋にしか
感情移入が出来なかった。
内容は、面白かったです!!
邦画だから、となめてたけど。
ドラマも気になるな…
ドラマもこのクオリティなのかな…?
タイトル回収
まず最初に、ドラマ版はアントールドストーリーと言って、原典の中でも、名前だけは出てるけども実際の事件の内容はよく分からない事件を、名前だけをヒントに作っている。
しかし、映画版のバスカヴィル家の犬は、原典がある。ドラマ版が原典のリメイクではなく独自の雰囲気を持った重いドラマなので、日本版シャーロック・ホームズ、バスカヴィル家の犬のリメイクと考えない方がいい。
ちなみに私はただのドラマヲタクなんですが、ディーン・フジオカさんの主演ドラマにハズレはないな……と改めて思った。特に「モンテ・クリスト伯」の、1話完結でないと視聴者が脱落してしかねない現代において、こうも録画ではなく、毎週見なければ!と惹き付けられるものがあったドラマの珍しさ、重い内容ゆえにディーンの雰囲気がマッチしているのが素晴らしい。
ディーンがやると何やってもディーンだな……ってのはあるとして、「シャーロック」は特にお茶目なディーンで、若宮ちゃんとの軽快な掛け合いが面白く、重い内容の中のコメディとして楽しめる。特に冒頭の「もう少しお話を」「もう少しお金を」の場面がお気に入りだ。
「モンテ・クリスト伯」はそもそも同じプロデューサーの作品なのだが、これまで岸井ゆきのさんや、葉山奨之さんもドラマに出演しており、今回の映画では稲森いずみさん、渋川清彦さんが再共演し、特に稲森いずみは相変わらず母親役でとても良かった。
特に馬場の遺書の中の回想で、殺される前のずっとこうされたかったという目線ともがき、死なせてしまった紅、ただ旦那に叱られたくないという理由だけでした誘拐、可愛がってあげられなかったことの全部への罪悪感が感じられた。
ミステリとしてフェアか、アンフェアかについては、五分五分と言ったところか。依羅の千里だけには甘い喋り方をする態度や、紅の「誰に似たんだろうね」から、姉弟の血が繋がっていないことは推測できる。逆に千里の父親が違うのか?跡取りとしての男児を産むために、馬場が父親なのか?等と考えてしまった。
「覗け」という指示はコンプラ的にどうなん?みたいな、きっと若宮ちゃんは誉の指示には何かしら意図があると思って、「見ちゃいけない」と「見ないといけない」との葛藤を抱えて見たんだろうな……と推測できる。風呂をうっかり覗いてしまって〜で正体に気付くのはミステリのセオリーなので、紅の身体に何かヒントがあるのはすぐにピンときたが、早すぎて、腕に何かアザがあるかのように見えた……馬場さんによる制裁に、紅は馬場さんが父親なのか!?と混乱してしまった。まぁ実際父親みたいなもんだけど。
よく考えれば、蓮壁のお父さん、娘の誘拐事件警察に届けてないんだよな。って思い出せれば、ディーンが警察署長と話した時の台詞もヒントになっただろう。
キャバクラでの客の話も、ヒントになることは分かってたが、「好きですよ、お説教タイプ」と、パパになるよ〜って言ってたのは小泉孝太郎さん演じる捨井なのかな?としか考えてなかった。それにしても「お説教タイプ」のシーンの若宮ちゃん、顔がイケメンなのに挙動不審のモテない男みたいな演技がよく出来てて、面白い。(ドラマでのモテない設定を引き継いでるが、顔がイケメンなので無理があるとは感じていた)
犯人について、私としては割と意外だった。端役に広末涼子を起用する訳が無いというのがあり、リフォーム店の調査をしているディーンの光景も相まって、怪しさしか無かったし、それか馬場さんかな〜と思ってたが、違った。やはり「シャーロック」の犯人が女性だったパターン好きなんだよなぁ。1話の松本まりかさん本当に大好き過ぎる。ルパン三世の峰不二子の「嘘は女のアクセサリー」のように、女性犯罪者の美しさってありますよね……消毒液を持って行った父親を確認して笑う様、特に印象深くて最高だった。
紅の描いた絵の碧い海に放り出されて落ちていく紅い服の女の子、正に心象風景で心が苦しくなった。身勝手な理由で誘拐されて、自分の子じゃないという罪悪感とバイアスによって可愛がれない母親の態度で、父親も影響を受けて、両親から愛されない子供が出来上がってしまった。実の子じゃないから、「だから紅は可愛くないのか…」という台詞に「嘘つけ!そもそもお前気づかなかったやろ!!!」という気持ちになってしまった。
蓮壁家の生贄であり、墓地に先に入れて犠牲になる犬である紅のことを「バスカヴィル家の犬」という意味で、縦に画面いっぱいにタイトルが表示され、タイトル回収されたことにゾワッとした。
終わり方については、もうちょっとなんかあったやろ……という気持ちなので、★1つ減らしてます。確かに地震のことは散々言われてたけど、せめてラブレター書いたんだからちゃんと守らないと意味ないでしょ捨井先生!メリバとは聴いていたが、涙も引っ込む終わり方でしたね……あと独自に捜査してたらしい、江藤父は結局なんもしてないんだよなぁ。ちょっと取ってつけた感はありますね。
期待しすぎたかな
シャーロックはドラマからみていてドラマが面白かったので映画もみてみようと思いみてきました。
ドラマを見ていないとちょっと二人のバディがわかりにくいかと思います。
前半は内容的にあまりテンポが少なく眠くなった程です。後半はだんだん話の展開が進んでいき面白さがあり涙もあり悲しい話だなと思ったのですが。最後の展開が私にはどうも合わなく後味が悪かったです。シャーロックのドラマだとバイオリンをひいていたのにバイオリンもお金がなくて売っちゃったのかな…とか獅子雄と若宮ちゃんのバディ感も別々行動が多いせいかあまり感じられず、そこの2人の面白さももう少しみてみたかったりと内容がだいぶシリアスなので無理だったのかもしれないですが疑問点が少しあります。でも最後の自然災害で終わる形は映画じゃなくスペシャルドラマでよかったと思います。
ミステリーとしては終わっている。
情報をまっっったく出していない動機も関係性もない人間が突然の犯人でしたってオチ。
最初の被害者は狂犬病で死んだが、日本には狂犬病が撲滅されているとのこと。
つまり狂犬病のウイルスを盛るためには医学に精通してるとか、特殊ルート使っての密輸とか関係者使って盗むとか。
しかし、答えはダークウェブでの通販で一般人が入手wwww
被害者の息子が医学系の人間だったんだからさぁ、もうちょっとなんかあるだろwwww
で、犯人同士の繋がりや、背景がラストで明かされるまでまっっったく情報がなかった。(動機とかが全く見えなかった。)
なんなんだよ。真面目に考察してたのが本当にバカらしくなった。
で、最後に地震からの加害者すら全滅オチ。
虚無感しか得られませんでした。
家族皆でやり直すでよかったろ。なんで地震で最後殺したんだ?
と、正直酷かった。
ここまで来ると、そもそも自分のこの映画に対する楽しみかた·求めているものが根本的に違う気もする。
なんにせよ言えるのは、ミステリーとして考察を楽しみながら見ると言うのはやめたほうがいい。
面白かった予想外の展開だった!!
予告編だけ見て、試しに見て見ました!
正解でした!!
ディーン・フジオカさんは探偵になってもロイ・マスタングのままでした〜~!!!(笑)
良かった鋼の錬金術師はまってアニメ全話急遽見て映画スカーのを4回見て「マスタング大佐が探偵だ〜」と気付いて予告編なんとなく良かったし、で見て良かったです。
犯人とか、計画の立案者とか実行した人とかどんどん分かっていくのが面白かったし、
ディーン・フジオカさんの途中の行動、え?そこで何が分かった?今何に気づいたの??ということがどんどん伏線回収されていってすっきりーー!!
まぁすり替えた赤ちゃん、正直あの月齢ではぱっとみて性別分かるわけ無いんですけどそしていくら出張長くても別人の赤ちゃんにすり替わってて父親が写真だけでも最初は分からないでいたことも不自然ですが、まぁそこはフィクションのお話しとして不問にします。
結末もそうなるとは思わなかったし、脚本がいい意味で裏切られて良かったです!!
切なく悲しいミステリー…
あの話をよく日本版にアレンジして映画化してくれたなと思います!
事件のヒントの出し方とテンポが少しゆっくりだったのは気になった…
これを差し引いてもストーリーのアレンジの仕方などはよかったと思う!
もう少し獅子雄の活躍が見たかったかな…
現代風にトリックがアレンジされていたが特に違和感を覚える事なく見れた。
結末は、本当に切ない。
一度背負った罪を告白せずにいる事、孤独させられる事どんなに辛いことか。
復讐の権化と化し自ら魔犬となることを選び手を下していく段々と心が染まっていってしまったんだろうな。あの結末を見るにおそらく最後は、死ぬつもりだったんだろうな…
もう少しこの2人の活躍を見させてもらいたいところ!
私は、これから原作を読み直してみます.
なかなかいいよ!!
自分は、シャーロックホームズは、子供の頃、全巻読んだ口です。
なので、今回は、「シャーロック劇場版」と銘打っているので、すくなくとも、BBCのSHERLOCK(現在、amazonプライムで見ることができます)ぐらいのできかな!? とかなり期待して見に行きました。
まぁー2時間ドラマよりはぜんぜん良かった というぐらいでした。
でも、それなりに面白かったので、見ても損はしないと思います。2、3話ぐらいならシリーズ化してもありかな!? という感じでした。
ちなみに自分で最近、よくないなと思うのが、
上映中にレビュー用に、突っ込みどころを数えてしまうことです。
ちょっと反省しています。今回も3点+αありました。
反省しているけど記述しちゃいます。
【突っ込みどころ①】若宮さんが魔犬に襲われそうになるところ
誰も鍵を持っていないのだから、普通なら、洞窟に入って、鍵を閉めて、スマホで助けを呼ぶんじゃないの!?
鍵もかけずに扉を開けっぱなしで奥に逃げるなんて不思議です。
【突っ込みどころ②】瀬戸内海で凍死はしないでしょう
千里さんが凍死するなら、冬の北海道にすべきでしょう。瀬戸内海でたった一晩で凍死するのはちょっと無理があるのでは!?
【突っ込みどころ③】あまりに帰りが遅かったなら家族が見に行くでしょう
上記の千里さんの件ですが、あまりに帰りが遅かったなら家族の誰かが見に行くでしょう。それもしないで、凍死とはちょっと。。。ですね。
【α】犯人視点で、「しかたなかった」的な感情をださせるような掘り下げ(犯人の境遇等)は両刃の剣(いい面、悪い面あり)のような気がします。しかたなかったという思いが でちゃうような気がします。やはり殺人は悪いことと言う文化であって欲しいので、自分的にはない方が良いと思っています。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
せんせーーーーい!!
先生のプロポーズ成功したところ見たかったよー!
ハスキーのウィルかわいいよー!
誉獅子雄(フジオカ)が若宮(岩田)にあたりつよいよー!ドラマみたことないけどいつもこんな感じなのかな?
暇つぶしに見に行ってみたけどドラマも視聴して見ようかなとおもえた!
久々でも思い出すものだなぁ
ディーンフジオカの顔が好きで、ドラマを観ていた。
連続ドラマから映画になるには、あまりにも期間が空いていて、もう全然覚えてないと思いながらいったけど、観始めてすぐに色々思い出してしっくりきてビックリ。
演出か演技が上手いんだなきっと。
個人的に虹郎くんの演技好きなので、割と早く亡くなってしまいショックでしたが、幼い頃のシーンで笑ってるのが何とも。
ストーリーは途中まで非現実的というか、ああいう地方にありそうな伝説とかで話をどう展開させるつもりなんだろうと思っていたら、何か…ありそうな悲しいお話だった。
誘拐とハッキリしない行方不明とか、報じられないだけですごくあるみたいだから、記憶が定まらないうちに連れて行かれて、血縁のない犯人を親だと信じている子は、実際にいるんだろうなと思う。
そこからの展開、伝説云々の今時な仕掛け、うん、面白かったです。
いやー、椎名桔平、良いですね。
稲盛いづみと西村雅彦が最低(すなわち良い)でした。
ディーンと渋川さんはよく共演するなぁ。
【”アッシャー家の崩壊・・。”「バスカヴィル家の犬」を見事に換骨脱胎した、子を持つ者には後半の展開が沁みてしまった作品。テンポの良いストーリー展開にいつの間にか、引き込まれた作品でもある。】
ー 序盤は、やや単調。だが、後半蓮壁紅(新木優子)及び蓮壁家の秘密が徐々に分かって来ると、面白さは加速度的に上がる。-
◆感想
・地震学の準教授、捨位(小泉孝太郎)が、最初は怪しいが”絶対違う!”と思いつつ、観賞。犯罪捜査コンサルタントの誉(ディーン・フジオカ)の推理もあまり切れがない。
ー だが、”このために地震学の準教授を登場させていたのか!”とラストでは、思ってしまった。-
・序盤は、紅に対する母(稲森いずみ)の態度もフツーだったよなあ・・。
・慇懃な執事、馬場の部屋に飾ってあった幼い子が書いた”お父さんの絵”を観た時に、私は少し感づいてしまったのであるよ・・。
ー けれども、違うかも・・、と思いながら鑑賞続行。因みにこの頃には、物語にドップリと浸かっている・・。-
・誉の前半の謎の行動も、後半キッチリと回収されていくストーリー展開も良い。
・そして、紅の哀しき過去と、その両親(渋川清彦&広末涼子)が漸く、我が子だと”眼”を観て信じたシーンは、母親の凄さを感じると共に、沁みてしまった・・。
ー そして、前半は描かれなかった紅に対する幼き頃からの、両親からの仕打ち。思わず、資産家である蓮壁家の家長を演じた西村まさ彦さんの顔をグー・パンチしたくなる・・。あ、死んじゃってたね・・。-
■今作の見所は、矢張り慇懃な執事、馬場を演じた椎名桔平さんの抑制した演技であろう。深い悲しみと後悔を抱えた人生は辛かっただろう。それが、あの慇懃な表情に繋がっていたのである。
<「バスカヴィル家の犬」を見事に換骨脱胎した、テンポよいストーリー展開についつい、引き込まれた作品。ラスト、紅たち家族3人の最期を、どう見るかは貴方次第である作品でもある。>
ハスキー犬を目当てに観に行ったら…
ドラマ版は全く観ておらず、他の映画を観た時の映画の予告編にチラッとだけ映ったハスキー犬に一目惚れw本日観てきました。
もうハスキー犬のヴィルの挙動にデレデレw靴盗んで逃げるところとか小首を傾げる様とか、全力で走る様子とか始終可愛くて可愛くて主役そっちのけで観てましたw
しかし、しかしラスト!
地震の最中、屋敷に残るご主人を追ってヴィルが屋敷の中に戻って走る!
恐らく地震に巻き込まれてヴィルも亡くなってしまったのでしょうか。
ヴィルについては映画の中で何も言及がなかったので恐らくそうなのでしょう。
せめてヴィルだけは生き残って欲しかった…。
犬好きとしてはそれだけが心残りでした。
推理物としてはこれ、関係者全滅エンドなので結構後味は悪い方だと思いますが、話の運び方が凄く良かったと思います。
テンポ良く話が進むからダレることがないしあっという間の2時間でした。
ホームズ知らなくても、ドラマ版も観てなくても多分初見の方でも観れる映画だと思います。
私自身はホームズ原作を小学生の頃に読破して以来でした。
ホームズの細かいところは完全に忘れて観たので、ほぼ初見と言っても良い。それでも十分楽しめて観れたので初見の方にもお勧め出来ます。
全57件中、41~57件目を表示