バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版のレビュー・感想・評価
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うーん、なんだろう?
私の目が肥えすぎてしまっているかな?
確かにところどころ仕掛けられているトリックとかが驚異的で、全ての真相が明らかになって物凄く悲しい気持ちになったが、全部判明してからは、へぇ~、そうだったんだ~…と、なんか既視感、どこかでこんな話を見聞きしたような…
あまり今までのミステリー作品の常識等を越えるような奇抜さがなかったな~
また、目を見て自分達の娘だと確信するとか、タイミング良く大地震が起きるとか、あまりにも都合が良すぎてちょっとポカンとなりましたね
まるで、横溝正史の現代版
おもしろかった
犯人グループの動機には全く共感出来なかった
どんな理由であれ、最後の一線を越えるのは未熟
だから、終盤のシーンは怠く感じた
youtuberの「人は殺しちゃダメだよ」は大同意
それと地震が来たら高台に逃げるのでは?
ミステリー要素と映画要素は楽しかった
個人的点数を付けるのなら85点
後半の謎解きは良かった 安っぽさを感じるのが残念
そして誰もいなくなった
全体の足並みを乱す女がいて台無し。
「娘が居なくなって悲嘆に暮れる母親演じてます」感(演じれていない)
「この齢でこんなにキレイなの凄いでしょ」感(皮膚から老いが滲んでてキツイ)
「女優としての存在感を見せつけてやるわ」感(旬を20年は経過している上に全盛期でも寺田心以下の演技力)
広末が邪魔。リフォーム業者で顔出しした瞬間に冷めて作品自体が色褪せて見えた。
コイツをこの役にキャスティングするセンスで今作の品質が解る。
渋川清彦さんは好きだったから尚更嫁役は合ってねーわ。
最後に1つツッコミ
島の設定雑すぎ。初めポツンと一軒家みたいに屋敷を登場させといて、キャバクラの有る漁港を追加し、大勢の人で賑わうショッピングモール出して、なんやねん、この島。黒い犬の呪い?阿呆か?誰も信じとらんわ、そんなもん。今、令和やぞ。
2022年 120本目(劇場13作目)
名探偵金◯一、じゃなかった
余韻を残したエンディング
ドラマ版は見ていませんが予告編に引かれて観ましたが、予想以上におもしろいかったです。推理ミステリーというよりは人間ドラマに重点を置いたストーリーで一つの歯車のズレが全ての人の人生を狂わせ崩壊していく刹那な展開と、もしそのズレがなければただ幸せに生きていけたのにという儚さも味わえる演出は素晴らしかったです。
最後に全てがなくなった様に見えて、犬の遠吠えと共に実は‥という原作の様な余韻を残した終わり方もミステリアスで想像力を掻き立てるものでした。
何箇所か腑に落ちなかった点があるのでもう一度ゆっくり観てみたいです。
ドラマ未視聴でも楽しめました
ドラマの存在は全く知らず、というかここのレビューでドラマの続きなんだ……と知りました笑
予告で『この謎は解いてはいけない』という煽りがあって(別の映画だったかも知れませんが)気になり見に行きました。
ドラマ未視聴でもなんとなく設定は飲み込めて、特に不自由は感じませんでした。
謎解きもさくさく進んでいって、伏線もきれいに回収されていって見ていてストレスもなく。
執事が奥様の首に手をかけ、目を開いた奥様が全てを悟ったように瞬きする姿にはつい涙を溢してしまいました。
しかし、感動しながらも死を覚悟できるほど罪の意識があったなら自首して!!てか紅ちゃんにもっと優しくできたでしょ!?と突っ込むことを自分に禁じ得ませんでした。
死ぬことよりも主人が怖いのか。
まあ命じられて車椅子生活をするくらいなのだから、よほど恐怖なのだろうけど。
いやでもその罪の意識あったらせめて裏では紅ちゃんに優しくするとかさ、できなかったのか??とやはり腑に落ちません笑
よその子は純粋に可愛くないけど、悪いとは思ってたってことなのかなー。
腑に落ちないと言えばラストも、どうしてそうなった?という気持ちです。
復讐しても幸せになれないという暗示なのか、あれがあの家族にとっての幸せだったのか。
でもあれじゃあ碧海ちゃんがあまりに不幸なんじゃないかと思う。
楽しめましたが、腑に落ちない点があったため、星3.5です。
バスカヴィル家の犬は魔犬?
原作をオマージュしたとは言え、原作とは別ものとして観て楽しめる作品。ディーンフジオカ主演の傑作ドラマ『モンテ・クリスト伯』の復讐劇を彷彿とさせるような愛憎劇でもあると思う。
前半に仕掛けられた数々のヒントを解きながら、何段階にも潜んだ伏線を回収していくと言うミステリーの醍醐味は原作を越えたのではないだろうか。映画館で観るべき作品!
一個ネタバレすると「君の名はmystery」はありませんでした
ドラマの世界そのままの劇場版
緊張感はないが、謎解きは面白い
ドラマからハマり
テレビ版とはちょっと違う
シャ~ロック!とかバイオリンとか無し。
シャーロックの性格もサイコっぽさ控えめ。
犯人はなんとなく最初わかってしまう。
せっかく馬場が命をかけて守ろうとしたのに
あのラストは納得できない。
日本人的な倫理観なのだろうけど。
うたた寝が結んでしまった「二つの悲劇」と言うことなんでしょうが…
シャーロックのテレビドラマシリーズは、観ていません。また、コナン・ドイルの原作も読んでいません。
予告編で突っ伏して慟哭する探偵の姿が出てきて、「この謎解きを後悔する」とナレーションが入る。ここは煽りとして心地好かったです。
恐怖に満ちた魔犬伝説の裏に隠された、愛憎と欲望の謎……みたいな、おどろおどろしいホラー寄りの正統派作品の予測で観始めました。
◉怖くない魔犬
あの魔犬の光る瞳は、ヤマネコかイタチにしか見えなかったです。視覚・聴覚・触覚などに訴えて、強烈に描かれていいはずの魔犬の恐怖が出てこない不思議な展開。黒い危険な生き物に仮託したホラーのイメージが全く膨らんでこない。犬の身代わり伝説とは言っても、墓地に恨めしげな犬の像はないでしょう。
そして廃鉱山は、この作品の重要なポイントであるのは分かりましたが、罠や野生動物、極寒の危険ゾーンに「深夜」に出かけた長男の真意は何? 鉱山の一か所に大金と遺言書が有ることはオープンになっているのだから、単独行の意味がよく分からなかった。
◉目が口ほどに語りすぎる
誘拐に紛らせて恋する相手を救おうとした、地震研究者の行動は、こうした作品にはちょうど良いエピソード。また最後、罪は罪だからとして地震に身を任せる親子の結末も、怨念の強い物語にはふさわしく感じました。
しかし、目は大きさが変化しないから、3歳児と若い女性でも同一人物と分かると言うのは、本当ですかね。洗面所で母である冨楽朗子が、生き別れになった紅に気がついたあたりで、観客としてちょっと置いてきぼりにされた感。
あの紅の狼形の痣は最初、話の流れにもふさわしくてドキっとしたのです。ここは、この痣から辿り着く展開にして欲しかった。
その紅の人格についても、事実が明白になって蓮壁家に対して恨み骨髄であるとは言え、財産も全て奪うのよと一気に戦闘モード。ここはためらってからにした方が、紅の不幸な境遇に対して、哀しみは増したと思います。
◉親ならば、うたた寝しないこと
幼児の事故死や誘拐と言った重たい出来事は、フィクション中であるならば因縁や愛憎に連なる素材ですが、この作品みたいな繋がれ方をすると、苦笑になってしまう。
うたた寝して子供を溺死状態にした母親が病院に向かう途上で、同い年ぐらいの幼子を発見。ここで先行する遊園地のシーンに重なって、そこにはうたた寝する冨楽の父親が居た。こんなドッキリみたいな展開!
◉俳優陣はミステリーらしく重厚
因縁、欲望、怨念が降り積む、渦巻くと見せかけて、裏でゴソゴソやっていただけと言ってしまえば、言い過ぎですか。
ただ、俳優陣は役柄の軽重や展開に関わらず良かったです。役者と物語が乖離していたと言う訳ではなく、皆さんミステリーの風をまとって演技していたように感じました。
ところで種明かしシーンで、いくらプライベートに近い案件とは言え、警察署長が応接スペースのテーブルに腰掛けて会話するでしょうか?
一つ。冨楽「朗子」は「狼子」だったりして。
ヴィルに★3つ。
正直ミステリーとしてはあまり楽しめなかった。二転三転しているように見えるけど、ま、そのキャスティングならそうだろうねってなっちゃいます。もう登場した時点でこの人絶対犯行に絡んでるやろうな、なんならラスボスやろうなって分かるんで演者さんありきのストーリーになっててめっちゃ残念でした。
なんだかんだ終わりも腑に落ちないわ~。なんなんそのキレイな締め方。殺された人不憫すぎるやろ。ただし!ハスキーのヴィル(ナイト君)がめちゃめちゃかわいいです。首かしげたところで悶絶した。もう途中から私の中ではもふもふを見る映画と化してました。最後はどうなったんかな~そこだけが気がかり。
劇場版として舞台のスケールは大きくなってますけど、連ドラの延長感は拭えなかった印象。ディーンフジオカはワッサワサしてる衣装で俊敏に動き回ってて素敵でした。
結構よかった
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