バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版のレビュー・感想・評価
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映画で見る意味が分からん。
そこそこ面白い。
シャーロックホームズの名作をオマージュしている作品だが、映画でやる意味は?
面白く無いとは言わない。
まあ、ストーリーもなかなか。映像もなかなか。
全てにおいてなかなかな作品。
この評価に尽きるかな。
日本の風土
最初に見た感想としては所々粗はあるものの上手いことミステリーとしてきちんと全ての伏線も回収してそれなりに面白かったなと思っていた。
その後、一応原作がどんな話なのか調べるかとwikiを開いて驚いた。
wikiに書かれてるあらすじが全然違う!?!?
そこでこのドラマの凄さが改めてわかった。
というと、大袈裟なのだが原作のあらすじを読む限り誘拐云々の感動要素は全くなく、むしろおどろおどろしい雰囲気に満ち溢れてるし、なんなら紅に相当するであろう人はむしろ被害者だし・・・と映画を見た後の感覚と全く違うのだ。
なるほど映画では日本人に合うように?感動譚に仕立て上げて、結末でほんのりドイルとかクリスティーンとかあの時代の推理小説にありそうな少し後味悪い結末にしてそれっぽさも感じさせるという・・・
そういう意味では監督ら製作陣の思惑はまんまと当たったらしい。
劇場内では上映中鼻を啜る音が結構聞こえてたので上手いこと日本向けに仕立て上げたなと感じた。
この手法が好みかどうかはさておき翻案の手腕の凄さを感じた。(一応言うと原作ではなく原案としてクレジットされてたそう)
ドラマ版は未見なのでわからないが、ドラマでもこんなふうに翻案されてたんだろうか
役者人の演技は皆さん良かった、ただ一点ディーンさんが雄叫びを上げるところ以外は。
謎が謎を呼ぶ(悪い意味)
この映画はミステリの振りをしたイマイチ映画なので、トリックなんかありません。推理もありません。メロドラマですらありません。一言でいえば奇作です。鑑賞を終えた今、僕の心の中にはなんでこういう設定にしたのか?という謎が吹き荒れています。詳細は省きますが、脚本書いた方はミステリ読んだことないんだろうと思います。
でも、あえて一つだけ言わせてもらえば、「消毒液に狂犬病ウィルスを混入」というトリックは斬新すぎませんか?
思わずネットで検索して真偽を確かめるレベル、もしかしたらウイルスは消毒液で死なないのかも…?が、勿論そんなわけはなく、むしろ消毒液に対して抵抗力が弱いとのこと。ですよね、そりゃそうですよね。あまりにも独創的なトリックなので、誰もこのトリックを当てることはできないと思います。はい。
唐突
苦手だったのだけど、今回のディーン氏は好きだ。
物語としては好調な滑り出し、山の上の洋館に向かうにあたり、その道は曲がりくねり、本作の謎解きがなかなかに困難なのであろう事を予測させる。
ミステリーが始まる時の空気感としてはツボを押さえた描写のように感じる。
古典であり名作な原作。読んだのは小学生の時だったろうか?小学生向けに改竄された物語でもあったろうが、シャーロック・ホームズにハマってた少年には読み応えもあったように思う。
勿論、どんな筋かは忘れてる。
映像作品となり、困惑するのは話の運び方だった。
とてもとても切れものの主人公。
ではあるが…行動が突拍子過ぎて疑念が残る部分もしばしば。キャラがキャラだけに流していける部分もあるのだが…最後までひっかかったのは、なぜリフォーム業者に目をつけたのか、だった。
関係者はしらみつぶしに捜査する。
それはそれでアリではあるが、まぁまぁな確率で出てくる証拠の数々…それ自体は初見では意味がわからず、後に種明かしもしてくれはするのだけれど、キッカケが分からない。
そして千里眼や予知能力でもあるのかと思う程の推理力。最早、それを裏付ける観察力などいらないほどに思えるのはいただけない。
謎解きとしては、流石に原作が原作だけに気持ちも良かったりするのだけれど、なんか1番大事な所をケムに巻かれたような印象も受ける。
特筆すべきは編集なのかな?
良質な原作のおかげもあるのだけれど、実に澱みなく流れる。見やすかった。
ディーン氏の唐突でありながらも、サッパリした口調の性かもと思わなくはないけれど。
2回目見ると新たな気づきもあるのかもなあと思うので、配信が始まったらもっかい見ようかなー
ホームズシリーズの最高傑作
現代設定は厳しいか
現代日本の設定は無理がある話なのではないだろうか
大正以前の設定なら飲めたのかも・・・
ドローンやオンラインミーティングがそれほど重要とも思えませんし
ホームズがキャラ立て優先で芝居が矛盾してるように見えてしまう。
恐らく説明不足によるのかと思う。(声を張り上げれば熱演と考えているわけではないだろう。)
ワトソン君のキャラがいい感じにゲスっぽくて良かったが、今一つ物語のパーツとして役立ってない。
紅の芝居はわるくないもののそれまでの説明が足りなくて結果的に説得力がなくなってしまっている。
そもそもミスリードが生きてないので小泉さんの芝居も勿体ないことになっている。
構成が今一つ。もう少し面白くできたのではというのが残念。
日本映画の欠点なんでしょうが全自動スターシステム良くないです。
古典原作なので知ってる人には影響ないですが・・・自分は知らなかったのでちょっと楽しみが減った気はします。
バランス
安定の眼福大根
推理はどこ?
60点!
2022年映画館鑑賞30作品目
7月11日(月)イオンシネマ石巻
ハッピーマンデー1100円
原案未読
テレビドラマ未鑑賞
監督は『県庁の星』『容疑者Xの献身』『アマルフィ 女神の報酬』『アンダルシア 女神の報復』『任侠ヘルパー』『真夏の方程式』『昼顔』『マチネの終わりに』の西谷弘
脚本は東山狭という人らしいがよくわからない
東山狭脚本作品初鑑賞
瀬戸内海の島の高台に洋風の古い御屋敷を構える蓮壁家
依頼で捜査のため東京から足を運ぶ私立探偵二人組
島には魔犬伝説があり山には危険な野犬が棲んでいるという
野生動物を捕らえるための罠があちこちに
コナン・ドイルの小説を元にしている
原案に登場するキャラの名前をもじっている
BGMは良い
家族愛がテーマ
誉と若宮のキャラが立っていない
イケメンだけど
映画ではなく連ドラだが『ミス・シャーロック』竹内結子貫地谷しほり斉藤由貴はキャラが立っていた
金田一耕助にしたって古谷一行も石坂浩二も中尾彬もキャラが立っていた
僕はそもそも子供の頃はちょっとは読んだが今では推理小説は全くといっていいほど読まない
なぜならモルグはオランウータンで20面相はポストに変装したりするからだ
馬鹿馬鹿しい
シャーロック・ホームズも読んだが赤毛はつまらなかった
アニメのホームズは大好きだがあれはなぜか犬っぽいキャラクターデザインと広川太一朗をはじめとした声優陣が良いから
この作品は犯人の動機が泣かせどころだがそもそも僕は創作物でも実際の事件でも犯人の動機には興味がない
コナンくんでもせっかく声優さんが熱演していてもイライラしてしまう
早くエンディングテーマいけ早く最後のおちゃらけ観せろと思う
犯人が動機を正直に話すとは限らないし取り調べをした警察官の都合が良い作文の可能性も充分あるでしょ
だけど一番の原因は自分自身共感力が低いサイコパスなのかもしれない
ガリレオもそうだがフジの推理物が映画になると感動させたいのか自分みたいな人はなんだかなあという展開になりがち
とはいえ感動系が嫌いじゃないしむしろ好きなんだけどハマらないのとハマるのがあるんだなあ
話として色々と無理がある
ツッコミどころが多ければ駄作かといえばそうではないしそれはキン肉マンが証明している
子供を亡くしたばかりでよその子供を拐うなんてありそうだがそれは子宮を持たない男の発想で絶対にあり得ないと僕は信じたい
闇サイトで購入となるともはやなんでもありで興醒めしてしまうネット社会怖い
ドローンというのもいまどきだがそこまでする必要があるか
寝ていて起きないならおんぶするなり抱っこするなりして救出すればいいのにそれをやらないのはどうも理解に苦しむ
ぶっちゃけ犯人役がいまいちだ
見た目はいいけど犯人を演じる上での芝居が物足りない
戦隊モノや仮面ライダーの最終ボスがしょぼかったらいくら主人公が勝ってもガッカリだろう
動機はどうでもいいようなことを書いたがやはり計画殺人の動機として弱い
幼少の頃から性的虐待を受け続けてきたというのであれば少しは同情ができたが
ユーチューバーは言った
「どうして?殺しちゃダメでしょ」
全くもって正論である
だがその当たり前が通じない人たちはこの世の中には少なからずいる
しかも殺人犯を英雄視し称賛する人たちは昔から存在する
哀悼の意を表す人々に対してみんな嘘つきだと宣う思い込みが激しい重症者もいる
劇団を主宰している女優稲垣美穂子が子供向けにミュージカル『人魚姫』を開演したのだが人魚姫が王子様を殺そうとする場面になったら観客の子供たちから「殺せ」とシュプレヒコール
そういう子どもたちがそのまま大人になったのだろう
どんなサスペンスよりどんなホラーより背筋が凍る現実である
犯罪捜査コンサルタントの誉獅子雄にディーン・フジオカ
誉とコンビを組む元精神科医・若宮潤一に岩田剛典
リモートで事件の依頼をした直後に亡くなる資産家・蓮壁千鶴男に西村まさ彦
千鶴男の夫で紅と千里の母親で車椅子生活の蓮壁依羅に稲森いずみ
美大に通う蓮壁家の長女で誘拐事件の被害者の蓮壁紅に新木優子
東京で医療系の大学に通う蓮壁家の長男・蓮壁千里に村上虹郎
蓮壁家の使用人・馬場杜夫に椎名桔平
千里の元家庭教師で地震を研究している大学准教授の捨井遥人に小泉孝太郎
妻と共にリフォーム会社を経営している冨楽雷太に渋川清彦
雷太の妻で蓮壁家にリフォームの見積もりでよく出入りをしている冨楽朗子に広末涼子
廃墟YouTuberに花戸祐介
紅が少しの間バイトで勤めていた島のキャバクラで働くキャバクラ嬢にしゅはまはるみ
警視庁捜査第一課警部・江頭礼二に佐々木蔵之介
警視庁捜査第一課巡査部長で江頭の部下の小暮クミコに山田真歩
怖かった
中盤までテンポ良く進み、秘密が明かされていくまでとても面白かった。
最後の最後で怒涛の展開になり、ハッピーエンドじゃないんだ?!というモヤモヤ
また、地震関連の映像が苦手な方は控えた方がいいです。
こんな衝撃な映像が来ると思わず、怖すぎて泣いてしまいました。
今期ミステリーは今ひとつ。がっかり。
50点
ドラマ版は全く見てないものの劇場版だからなんとかなるだろうと思ってもみたが、主人公の名前がわからなかった・・・「名前を呼んであげて」とか言ってたのに。これを機にドラマ版を見てみたいという気も起こらなかったかなぁ。『ベイビー・ブローカー』を観た直後だったため、テーマも似たところがあったように思えた。
設定もストーリー展開もいまひとつ。むしろ村上虹郎や新木優子の演技が良かったし、内容よりも俳優の面白さが優れていた感じ。それにしても最初に死んだ老人が西村まさ彦というのも面白い。古畑任三郎シリーズではとぼけた相棒・今泉慎太郎役だし、ワトソンに通じてる。その今泉慎太郎って名前から小泉孝太郎を連想・・・繋がるなぁ。
最後の渋川清彦・広末涼子夫婦が取った行動がとても良くて、20年間の苦しさを前向きにとらえているところは素敵でした。疑似家族、実の親子。幸せになることを願わずにはいれない。
ベイビーブローカー
予告は面白そうだけど、またドラマの劇場版。今年で言えば「ラジエーションハウス」やら「チェリまほ」やら「極主夫道」やら。去年は良かったけど、本作は空振り映画化が多め。唯一、「妖怪シェアハウス」はめちゃくちゃハマって、ドラマもイッキ見してしまうくらい好きになりました。こういうことがあるから止められないドラマの劇場版。ですので期待せずに鑑賞しましたが...結構面白かった!!!
もちろん、ドラマ版は見ていないので詳細は分かりませんが、見ていなくても大いに楽しめるような親切設計。どんな人物なのか、どういう設定なのかは話が進んでいくうちに分かるし、原作であるシャーロック・ホームズについてほぼ全く知らない私にとっても非常に見やすかったです。これこそ、正当なドラマの映画化。ちゃんと土俵の大きさもわかっていて、見応えのある作品となっていました。
いい役者が沢山出ていますが、中でもディーン・フジオカ、新木優子、椎名桔平はとても良かった。
まずは、ディーン・フジオカ。
鼻につくような役が多くてあまり好きではなかったのだけど、今回はめちゃくちゃ上手い。というか、超ハマっている。シャーロック・ホームズの自分勝手だけど品があり、頭の回転が早い探偵というのがピッタリ。「50点だな」がめっちゃいいです笑
次に、新木優子。
なんだろう、何故かこの人いい意味でいつも違う人に見える。一人十色な雰囲気を持っている。今回も途中まで新木優子だと気づきませんでした。美しく、品もあり、しかしどこか毒のある役を見事に演じていました。引き込まれたなぁ。
そして、椎名桔平。
前情報全く入れずに見たので、久々の映画出演にびっくり。やはりいい役者です。椎名桔平と言えば、アウトレイジ。タバコを警察署の前に捨てるシーンが大好き。今回は執事役ですけど、アクションも披露。アウトレイジが懐かしかったです笑
脚本もよく練られている。
テンポもいいし、演出も見せた方も上手いし、バスカヴィル家の犬というシャーロック・ホームズの大人気小説がベースにあるからか、とてもよく出来た作品になっている。ラストはちょっと駆け足で雑になっているところも見られるが、全体を通してみればすごく面白い映画です。
そりゃまあ、シャーロック・ホームズを現代風に落とし込んでいるわけだから、ん?と思うところもあるけれども、大いに満足出来ました。これがあるから劇場版を見るのもやめられないってばよ。
イケメンコンビにつられたら、大きなお釣りが来た!
ストーリーとしては無理がある
コナン・ドイルのバスカービルの魔犬は読んだことがありますが、
他になんの下調べもなく鑑賞しました。
ミステリーというほど深くもなく、サスペンスというほどハラハラ感もない。
画面が暗い場面が多く、何が起きてるのか把握しづらかった。
広末涼子の演技は良かった!
新木優子を喰うことなく、きちんと脇役で個性が出てた。
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