グリーンランド 地球最後の2日間のレビュー・感想・評価
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残りあと2日、さあどう過ごす?
隕石落下からの地球滅亡論、残り48時間。アメリカ政府はこういう事態を想定して、前もって生き残すべき人々を選別していたということ。すぐその人々には連絡がいき、避難方法が告げられる。主人公家族のようにたまたまその時、ご近所さん何組かと共に過ごしていた場合、自分達家族にしか連絡は来ていない。その状況下、自分達だけ避難できるものか?避難しにくいよね〜でもそんなことは言ってられない。なんとか家族を守らねば。
気をつけて、と送り出す者、この子だけでも連れて行ってと無理を承知で食い下がる者。切羽詰まった状況下、人々の考えも分かれる。
才能のある者は選ばれて助かるのか、まあ判ってはいるけれど、パニック映画として観せられるとやるせない。全ての人は助けられない、そうなったら自分は明らかに切り捨てられる立場なのはわかるが、どう過ごすか、ですね。願わくば瞬殺で終わりたい!
期待…
冒頭から面白そうな予感…自分や家族の命が一番大事。他人を蹴落としてまで。人間のエゴが見えてくる。逸れてしまった家族が再会し、冷え切った夫婦の関係が再生されていく様も織り交ぜながら描かれるのだが、テンポがゆっくりで、他の車があまり走ってなかったり、意外とすぐに合流できたり、何となく都合がよい。ラストもシェルターに無事入れて助かって、結構助かってる国もあって良いんだけど、尻すぼみに感じてしまった。
2012
彗星の落下で滅亡の危機に瀕した地球で、シェルターのあるグリーンランドを目指す家族の物語。
色々と似た映画を思い出してしまいますね。「彗星」括りでいえば、「ディープインパクト」。彗星からの隕石・・・と言うことで言えば「君の名は」が思い浮かびます。
ただ、もっとも近い映画としては、「2012」でしょうか?「近い」というよりは、基本プロットはまんま「2012」ですね。
突然の人類滅亡の危機、存続の為のシェルター、主人公家族のシェルターまでの脱出劇、そして前を向けるエンディング。
ですから、私的評価も「2012」と似た寄ったものになります。
正直、人類滅亡の中で家族だけが逃げ惑うストーリー展開は、余りカタルシスを得ることが出来ません。どうしても、「エゴ」の問題が見えてしまうからです。人間なら当たり前なのですが、映画の主人公として見た場合、それは興ざめを感じるものです。
例えば、飛行機を強引に止め重量オーバーで多くの人を危険にさらす主人公と、子供を拉致して飛行機に乗ろうと画策する夫婦と、どれほどの差があるのでしょうか?
エゴはエゴとして、しっかりと描かれていれば、人間ドラマとして秀逸なのでしょうけどそういう描き方ではありませんし。
映画全体で、もう少しディティールを求めても良かったようにも思います。人類存亡の危機・・・ですから、戒厳令が引かれるでしょう。或は逆に無法地帯に近い状態になるかもしれません。
報道制限もされると思います。そんな中でインターネットがどのような役割をするのか・・・等が描かれたら、今の時代に即した興味深い物になったように思います。スマフォは持っているけど、メールのやり取りだけ。情報はTVやラジオ・・・では時代設定は何時ですか?と思わざるを得ません。
最後に夫婦どちらかの犠牲があるのであれば、それは映画的に凄くインパクトがある展開だったと思いますが、予定調和とも言えるエンディングではただ漫然と終わっただけのように思えます。
大作ではありますが、私的評価は極めて厳しめです。
パニック大作を期待して観たからつまらなかった
地球規模の大災害。
でもSF駆使したパニックシーンはほとんどなし。
世界中の科学者、政治家、ヒーローなどそれなりの登場人物たちが頭脳と叡智を寄せ集めたり批判・対抗しあったりなんてシーンは皆無どころか、映画が始まったときにはそんなのは終わっていて、すでに出来上がっていたノアの方舟のような計画に従って選民者家族が避難するという内容。
結局この映画は、選民者家族となった主人公家族とそこに絡む人たちとの醜い争い騙し合い助け合いなどしながらの一家避難道中物語。
ひどい奴らばかりですが、主人公もかなりひどい奴というか自分勝手な奴。
間接的に無実の人たちを大量殺戮しているし。
そういう映画だったのか〜
地球パニック映画ではなく
人間対人間パニック映画でした
ありえる話
隕石じゃなくその場面になるとこんな行動する人絶対おるよなって意味でありえる話やなと思った
最初は「そうじゃないねん。もっと隕石関係をやって欲しい」と思ったけど、まぁこれはこれで良かったかな
隕石が落ちてくる場面とか臨場感あるし凄くいい感じでした
これ系はIMAXで見るともっと評価高くなるんやろな
巨大な隕石の落下により地球滅亡の危機に。 地下シェルターを目指して...
巨大な隕石の落下により地球滅亡の危機に。
地下シェルターを目指して決死の避難を開始する一家。
暴行や略奪など街が無法地帯と化し、一度は離れ離れになってしまった家族3人が再び再会したシーンは泣けた。
また、エンディングも希望があり、爽やかに観終えることができた。
「黙認して」「規則なの」「破ればいい!!」
映画「グリーンランド 地球最後の2日間」
(リック・ローマン・ウォー監督)から。
巨大な隕石が地球に衝突し、世界滅亡まで48時間。
それにしては、なんだかじっくり時間が過ぎていた。
さて、人々のパニックは当然のように至る所で起きるが、
いくら暴徒化しても、結果はほとんどの人が死ぬことを
意識していないようで、緊迫感がなかった。
しかし、選ばれた人だけがグリーンランドに建設した、
シェルターに行けて助かる・・という発想は笑えたし、
それも、アメリカ人だけみたいな設定は、滑稽だった。
ノアの方舟のように、他の動物、生き物も、という視点は、
この作品にはなくて、人間のエゴだけが浮き彫りにされた。
面白かったのは、せっかく政府に選ばれたのに、
息子の持病で受け入れ拒否されたシーンで、
母と検査官の会話は、絶妙だった。
「黙認して」「規則なの」「破ればいい!!」
「自分の家族なら?」(それでも規則優先?と詰め寄るが)
「家族は選ばれてない。軍人の99%もね。
志願して働いているだけ」の台詞を聞いて、
初めて自分の愚かさを知るシーン。
選ばれなくても(死ぬことになっても)、
こうして選ばれた人のために働いている人がいる。
それを教えてくれた会話だったなぁ。
主人公どんくさ問題
・大事な大事なインシュリンなんだから、分散して持って行こう。少なくとも子供が開ける可能性のあるカバンに入れんな。
・ケータイ過信しすぎ問題。空港までのドライブ中に絶対ネットが繋がらないとか、メールが届かないとかあったはずだよね。マジで三人でインシュリンを取りに行け。
・カーチャンの行動が行き当たりばったりすぎ。イライラする。なんでジイジの家まで戻るのかマジで意味不明。
・リストバンド奪ったドライバーは軍人に「QRコードを見せろ」と言われてアワアワしてほしかった。ってか、なんで軍人はスルーしたし。ドライバーの男性がゴネなかったら、女と子供はそのまま乗れそうなテンションだったよね。
日本と比較してしまう
コロナに対しての日本国内政府の対応の遅さを目の当たりにしてたので、アメリカだとこうもサクサクと対応するのかとちょっと本編と違うところで感心。
隕石落ちてくる系の結末はどちらか、助かるか死ぬかなので今回はどちらか?!
年末に見るのに十分な映画だと思います!
グリーンランドしか撮影許可が出ませんでした‼️❓
言わずもがなですが、グリーンランドの地下基地よりも、強大で堅固な地下基地は米国、中国、ロシアにたくさんあります。
なかなかの迫真の描写です、でも、普通の大災害とあまり違いは有りません。
不倫の旦那がヒーローになるのは、個人的に好かんです。
何回も空軍基地で暴動とか、街の暴動はアメリカや中国の日常茶飯事です、トホホ。
スペクタクル好きなら時間潰しにどうぞ。
そしてエリートだけが生き残った
パニック映画として非常に良くできている
有名スターが出ていないだけ
なのに、なんかのれない
理由は明白
主人公家族は、エリートで生き残るはずの人達なんですよ
僕達観客は、ほとんどシェルターに入れないで死んでいく庶民なんです
なんでそんなエリートの顛末を応援できます?
なんか複雑な気分でした
個人的なヒューマンドラマなわけですが
おおもとの政府の事が描かれていない
勝手にシェルターに来た人間をどんどん受け入れるのが不思議でした
シェルター側で大きな葛藤があったはずなんだけど、全く描かれていない
まるで、運とバイタリティーにあふれる人は受け入れようというふうに見られた
ここは、生存に必要な経費とヒューマニズムの闘いがあったはずなんだけどね
社会は選別の繰り返しです
選別はもちろん程度で変わってきます
現在は病人も老人も生きていく権利を主張できます
殺人犯や窃盗犯など罪を犯す場合は刑務所行きか死刑という選別を受けますが
今回は少数のエリートだけ
世界崩壊後の復興に必要な人達を優先したはずです
その中では病人や老人は省かれます
ほとんどが生きる権利を失う
ニコラス・ケイジ主演の”ノウイング”では選ばれたのは少数の子供達でしたね
現在許容されていても、世の中の状況によっては立場なんてコロッと変わってしまうんですよ
これは受け入れるしかない
有名スターはいないと言ったけど
300(スリーハンドレッド)のレオニダス王役のジェラルド・バトラーと
デッドプールの奥さん役のモリーナ・バッカリンが主演です
あんまり印象が無い
スコット・グレンは特別出演程度ですね
いきなり人類滅亡か
不特定多数の人間がいきなり命の危機に晒されたらどうなるか?
知らないところで決められた避難者の選別など、冒頭20分でイヤな予感しかしない。
よりにもよってご近所さまが集まってる場面でお家のテレビに大統領から避難命令、「うちには来てないわよ?」と皆に不安の色が拡がる。
スマホに連絡がきて、QRコードまで出てくる。
ただちょっと疑問が残る。
避難者の選別は良いが警備に当たっている兵士は皆避難出来るのだろうか?出来ないとわかっていて素直に警備するか?
作中では99%がシェルターに入れず、警備している兵士の家族も入れてくれない
だとすれば選別されなかった兵士は反乱を起こさないのか?
DMのあるネイサンが入れるかも疑問だったが…
結果は拒否される。
ここまでは大作の雰囲気を醸していたが、この作品はドラマで長々やった方が良かったのではないか?
二時間に詰め込んでは、パニックで混乱している雰囲気は伝わっても、ネイサンを拐った夫婦の想いやネームバンドの奪い合いで殺しあったシーンももっとドラマ仕立てに出来たと思う。
その為、ラストにグリーンランド到着後は“さらり”と流して終わってしまう。
隕石の落下の衝撃は空の上まで衝撃波がくるのが恐いと思ったが、あれだけの範囲に地面を掘り返し建物を崩壊させるレベルの破壊力があるとどうしようもない。
東京が沈黙みたいな話が出ていたが狭い日本だとあれを喰らったら逃げる所がないなぁ。
直撃しなくても津波とか逃げられそうもない。
ミサイルあるのに隕石に当てられないのか?とか疑問は感じたが、兵器は人間を殺す為にしか使えないのが残念。
飛んでくるミサイル落とす技術あるなら、隕石砕くぐらいやれよ。
極限状態の中で起こる人間ドラマを描いた作品
彗星群が地球に降り注ぎ、壊滅的な状況に置かれるという設定で、以前みた「ディープインパクト」を彷彿させる映画だと思い鑑賞。
実際は、ド派手な演出とかはなく極限状態の中で起こる人間ドラマに視点を当てた作品だった。
特に政府選別で、地下シェルターへ避難できる家族とそうでない家族、両者の苦悩を上手く描かれていてリアリティを感じた。
もし同じ境遇になったとしたら、最後まで生き残るためにもがくのだろうか?、といった具合に色々考えさせられる映画だった。
ただ、最後は強引な感じの構成でツッコミどころ満載だった点があって残念だったか。
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