真夜中乙女戦争のレビュー・感想・評価
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何故セックスしないのか
映画だから爆弾を爆発させても良い 東京タワーの周辺が爆破された様だが他の場所、皇居や国会、霞が関、議員宿舎、新競技場、代々木等も爆破されたのだろうか? あれだけ派手な爆発なら相当な被害者が居るはずだ 遺体や負傷者を写さないのは卑怯極まりない 出来ないなら夢おちにでもしたほうがいい
7-10スプリット
上京し友人も恋人も折らず鬱屈とした日々を暮らしていた大学生が、2人の人物と出会い、惹かれ、変化をみせる話。
折角みつけた高収入バイトは突然クビになるし、新たにみつけた日雇いバイトはクソだし、1本3000円相当の講義にはその価値が見出せないしという私が、黒服と呼ばれる放火男や、かくれんぼ同好会の先輩の女性と出会い交流する様になっていくストーリー。
教授へのダメ出しは失敗ですかね?個人的にはそうは思わないけれど、その程度の思想の周辺人物達ということなんでしょうかね…?
バイトも、今時あんなの臨時収入チャンスじゃないですかw
覇気のない私が黒服と出会い、名瀬勝一緒に走り出し、そして本当に一緒に押っ始めていく様はもうファイトクラブですね。
先輩もだんだんとあれ?結構やらかしてる系?となって行くし。
感情の機微やその根底にあるものが読み取り難かったり、ボソボソとまった~りだったり、臭かったりで、少しのめり込みにくさは感じたけれど、自身や社会の現状と将来の不安や不満をぶっ壊す衝動みたいなものは伝わってきた。
そしてやっぱり、ファイトクラブですね。
先輩!!!
いやー、面白かった!というより凄かったです。周りの評判はあんまり良くないですが、それを見ない理由にするのは少し勿体ないと思いますよ。
とりあえず私はとにかく泣きました。特に「先輩」と「私」のホテルのシーン。
結構言い回しが複雑な言葉が多くて、100%セリフを理解したわけでもないし、ストーリーを理解出来た訳でもないです。
だけど、永瀬廉さんと池田エライザさんの演技は本当に引き込まれるものがあり、この二人の関係性と永瀬廉さん演じる「私」の心情みたいなのが伝わってきて涙が止まりませんでした。
泣けたシーンはと言われるとホテルのシーンですが、好きなシーンはと聞かれたら、「先輩」が歌うシーンですね。
これは言葉に出来ないので、是非見てください。心震えます。
オマージュかパクりかで言うとパクり(劣化版)
オマージュかパクリかのライン引きは難しい
おそらくは、観た人の数だけその判断は分かれるだろう
先に結論から言うと筆者の感想、判断は[完全にデヴィッド・フィンチャーのファイト・クラブのパクリ]
導入から最期まで[私]の独白はコーネリアスの独白そのまま
[黒服]が私にしか視えておらず、二人同時に話す事が無いのもファイト・クラブの展開そのまま
[彼女]の友だちは[消され]てしまい(それが判明するのはもっと後だが)、その後[彼女]は黒服と私を同時に視る事はない
[私]を知るはずのオカンは電話のみで私しか話していない、これはタイラーとの公衆電話と一緒
同郷の友だちも、その友だちには私は見えず、虚空と話す様な視線を向けるのみ
黒服が車を盗み共に走り去るのもそのままファイト・クラブ
大学入学などの資金はそもそも黒服がオリジナルであれば満たせるし、それ以前に[私]が本当に大学生である証拠もまるでない
空虚さがあちこちの自助会を仮名で幾つも渡り歩くコーネリアスと一緒(黒服が数ある偽名であるのと同様に)
忘れられた様な廃墟にすみ、コンプレックスを刺激して組織をつくるのも、そのままファイト・クラブのスペースモンキー
最初はイタズラから始まり爆弾テロに帰結するのも一緒
ムダに長くテンポを悪くした私と彼女のホテルシーンは、タイラーではなくコーネリアスがマーラと過ごすかのように過ぎ、ラストの彼女からの電話で[君たちを許さない]ではなく[君を許さない]で確信させるのも、ファイト・クラブでコーネリアスがマーラに電話して判明するのと一緒
唯一ハッキリ違う可能性があるのは、マーラは存在したが、彼女、は彼女の友人が消された時に一緒に消されていて彼女も私の想像の中だけになっている可能性の点のみ
何故なら私、は電話をしないから
序盤の家庭教師バイト先との電話も一人芝居で理解可能なので架空の可能性も見出だせる
確実と言えるのは各処の爆発、だけ
ファイト・クラブから社会破壊の要素と暴力、セックス等を削って単純にしただけ
その分単調になってしまい、観賞中の中弛みが拷問のように苦痛な時間になっている
原作を読んでいない筆者自身、開始からかなり早い時期にファイト・クラブとの類似性に気が付き、それが覆る事は最期まで無かった
ほぼ思い付くネタ展開、起承転結がここまで一緒なのは、オマージュではなく粗悪なパクリという印象しかない
パクリ元のファイト・クラブを上回る面白さがある訳でもなく、パクリで2時間座席に拘束される映画に点を付けるのは筆者には困難
演技などは違和感なく良かったが、苦痛な2時間だった
ここまでパクリにしか観えない、かつパクリ元を酷く劣化させたストーリーは初めて
独特ではあったかな。
カメラワークは面白いとこがある。演技もそれっぽさがあって良かったと思う。ただ内容がね、俺好みではなかった。正直あまりよく分からなかったかな。
ちょい陰キャな厨二病?な主人公が、自分含め全てを憎む。そこに、その妄想を現実にできるぶっ飛んだ金持ちで頭のいいやつが加わって実際に起こす。先輩との関係性も主人公がフラフラと心が揺れ動く様も、黒服との関係性も感情移入もできずよく分からんかった。悪役なら悪役に、改正するなら改正する。みたいな明快さが欲しかった。物語の起承転結も泣くところや共感するとこも分からず、、、。
配役好きや、原作はファンはいいのかも。
憧れのテロリストと憧れのセンパイ
これ何故ジャニーズなのだろうか
これジャニーズファン嬉しいのだろうか?
むしろ男性向けの映画に見えるが
最後キスしたが
BL路線で言うなら黒服にそのキャストは何かまずいと思う
しかしこのキャスト以前もこういう役やってなかったっけ?
気のせいかな
箱で出オチ担当のでもないし
ゾンビ映画のレイプ犯役でもないし
ヒロインがもう凄く理想の女の子というか
それを演出しているのだろう感がヤバイ
食事の注文の仕方とか
歌とか
君呼びとか
最後振ってくれるのも振ってくれるという感じだろう
本命でなかったことを許せないと言ってはいたけど
手に入らないから余計に理想の女の子なのだろう
全面花柄のワンピースが凄い
「生きてるだけで良しとしておくか」みたいな
途中と最後のヒロインのセリフ
何かいろいろ問題設定されてカナリテキトウ感がヤバイが
大学教員にセクハラされている男子学生が諸共爆破計画とは
最後のキスシーン映画化〆はどうなんだ笑
テロリストとセンパイに愛されて
自殺の予定だとは思うが
リアルでは無論無理な悪戯やりまくって
東京爆破しまくって
石器時代には絶対戻らんだろ
ある意味理想の犯罪者青春というか
愛され妄想系映画ではある
ジャニーズの人の目にハイライトがない
オム・ファタルと百合と薔薇
なんとなく気になったのと、池田エライザと柄本佑が見たかったので、原作未読で鑑賞。
モノローグや演技は、もうちょっと…と思わないでもないけれど、永瀬廉も死んだ魚の眼で、思いのほか健闘していた。
その他の脇役ちょい役の皆さんも、なかなか印象的で良かった。
中二病は中二で罹患もしくは履修しておかないと、拗らせて面倒なことになる、アーンド、ファイト・クラブ、リスペクトな作品だった。
主人公は徹底して受け身なのだが、それでこそ、ファム・ファタルの男性版といえよう。
ファイト・クラブほどマッチョでないのは、お国柄の差だろうか。
女性である先輩相手のときは百合の香り、男性である黒服相手のときは薔薇の香りを漂わせつつ、実際に生臭いことにはまったくならないあたり、その関係の作りものくささも含めて、中二病らしい魅力というか潔癖さがある。
最後の爆発シーンを含めて、リアリティ的には突っ込んではいけないので、見る人は選ぶと思う。(製作の様子を見るに、黒色火薬っぽいのだが、あそこまでの破壊力は疑問などというのは無粋なんだろうな)
いや、それにしても池田エライザ、キュートだった。
猫もかわいかった。
あのステッカー欲しい。
追記:
なぜ乙女なのかについては、破壊と破滅の衝動(要するにリビドー)を変換してるということかな、と思う。
あの黒服シンパたちは老若男女いたけれど、普通はカップルができたりするものだ。
疎外感と選民思想で結びついたら強い絆となるのだが、そうなると黒服の集団からは逸脱する可能性が高くなる。
黒服はシンパたちを、最初のモノローグにあった「乙女」化することで統率していたのかなと思ったり。
それから、東京を破壊するというのは、他の地方から移ってきた東京在住者の発想であり物語でもあると思った。
私は地方で生まれて育って死んでいく地方民だから、東京の破壊なんてどうでもいいし、それがブレイクスルーにはならないのだけど、地方からやってきてその大きさや豊かさと閉塞感を知った移住者が、今の自分の足元である東京を破壊するというのは大きなカタルシスを得られるであろうし、地元は安全という
逃げ道もある、ある意味、ずるい手段だとも思った。
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”。 友達はいない...
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”。
友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。
そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った不思議な魅力を放つ凛々しく聡明な“先輩”と、突如として現れた謎の男“黒服”の存在によって、“私”の日常は一変。
人の心を一瞬にして掌握し、カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛ける“私”。さらに“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。
しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ壮大な“東京破壊計画=真夜中乙女戦争”が秘密裏に始動する。
一方、一連の事件の首謀者を追う“先輩”は、“私”にも疑いの目を向けていた。
“私”と“先輩”、“私”と“黒服”、分かり合えたはずだった二人の道は少しずつ乖離していき、
3人の運命は思いもよらぬ方向へと走りだす…
このストーリー紹介文にもあるように黒服がいたずらをしていくが、この行動をする意味が全くわからなかった。自分の読み取る能力が低いのかもしれないが理解できなかった。大学生「私」がなぜかくれんぼ同好会を選んだのか、黒服はなぜ犯罪を犯すのか、細かいところが曖昧な気がしてあまり魅力を感じられなかった。
俳優陣の演技はとても良いと思った。個人的には役者の演技がうまくて成り立っている作品だと感じた。
退廃的
終始、前向きな面が無く、退廃的なストーリー展開。主役級の3人が好きな役者さんなので、期待をしていましたが、何となくフラストレーションの溜まる作品でした。最後の東京大爆発のシーンは圧巻でしたが。
陰キャ童貞妄想爆発映画
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
陰キャなスネ夫がジャイアンについていったらしずかちゃんとホテルにいた…
な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
出演者全員下手だとか池田エライザが可愛いだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
もう一度映画館で観たい
将来へのモヤモヤと、どうにもならない社会問題(金銭面等)20代の私と重なる部分が多々あり、"ぶっ壊したいです。何もかも。"の一言は、めっちゃぶっささって共感できたし、あの時の自分が少し救われた気持ちになりました。
いやぁ〜大学の講師への台詞は、
スカッとしましたね。
何より良かったのは、謎めいている3人の役者。エライザちゃんと永瀬廉のキスシーンはまさに"美の暴力"。
エモい、エロい、ヤバい!のこれしか脳裏に浮かばなくて、うまく呼吸できなかった(笑)←
独特な世界観で、これはリアルなのか、はたまた計画のうちなのかと頭をフル回転させながら見れたのも、映画を楽しめた一つかな。
主題歌が、ビリーアイリッシュなのも、
センス光ってて良かったです。
内容が好みではない、カメラワークが△
内容もそうなんだけど、それよりもカメラワークが好みじゃなくて見続けるのがきつかった。
全体的に中だるみ、間延びが多くて眠かった。
言葉もふわふわしていて伝わってくるものが無いし、見なければ良かったかな。
社会に訴えるメッセージを途中出していたけど、いい訳がましくて結局現実逃避してるだけじゃんがっかり!となりました。
「僕」の被害者意識と加害欲が異様に強くて、「先輩」を追う様は歩きたての幼児のよう、「黒服」といるときは男同士の悪ノリ。
役と同年代だけど同情や感情移入が全くできなくて、何を言ってるの?って感じ。
役柄も無口で意欲のない男子大学生の僕と、色気があってお茶目で面倒見の良い女性の先輩、みたいなラノベ小説?を実写でやると気持ち悪さが目立つ。
池田エライザさんの歌はうまかった。
秀吉ディスり
キンプリの永瀬くん主演ということもあり、女性ファンがとても多くて、ちょっとだけアウェイを感じました笑。
今作の魅力というか狂っていたポイントとしてはカメラワークです。邦画ではあまり見たことのない縦横無尽に動き回るカメラワーク。登場人物の視点や、見上げた、見下げた視点、重力が反転したり、手持ちカメラになったり、とにかく1人の人物しか映さなかったりと、これでもかというくらいの拘りをスクリーンで味わいました。これ三半規管弱い人目回るんじゃないか?と思うくらいの揺れでした。4DXに乗っても楽しめるんじゃないかなと思うくらいで、ここだけでも元を取れました。
内容は華やかな大学生ライフと相反するものをサークルという名の宗教じみたもので描いているのも面白かったです。ただ、東京爆破に向かうというものを筋にストーリーを進めていることもあり、なんだか上辺だけの描き込みになっているなと思ってしまいました。どこかアート系の映画を彷彿とさせるような「考えるな、感じろ」を体現しているようで、そこに追いついていけなかった自分がいました。終盤になるに連れて尻すぼみになっていきますし、ラストの消化不良感は否めませんでした。
演技に関しては文句なしに良かったです。全員にどこか怪しげな雰囲気が漂っていて、目標に向かって狂っていく様子も素晴らしかったです。池田エライザさんの可愛らしい演技もも映画全体を飲まず飲まれずなのも良かったです。
どこか日本映画らしくない展開についていけるかどうかで評価が大きく変わる作品だと思います。斬新な作品を見れたので個人的には中々の満足でした。
鑑賞日 1/21
鑑賞時間 16:20〜18:25
座席 I-14
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