そして僕は途方に暮れるのレビュー・感想・評価
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家族再生の物語
所作に共感皆無も好展開
2023年劇場鑑賞4本目 秀作 68点
とにかく人間からも現実からも逃避行を繰り返す、なるべくして生まれた救いようもないモンスターのお話
ストーリの起伏やまとまりが良く十分楽しめた印象で、藤ヶ谷くんが同棲している前田敦子との些細な出来事で軽蔑し堪えられずその場を後にする。
その後も藤ヶ谷くん自身は認識していない失礼だったり無礼な所作に対して次第に住人が苛立ち、その後の態度に向き合えず居心地が悪くなると直ぐまた逃げるを数回繰り返す。
実家に帰ると母が宗教か何かに遂行している事実にショックを受けまた逃げ、後輩にもバイト先の先輩や大学の後輩、唯一の友達や姉にも見捨てられ、頼る人がいなくなった時に同じ様に家族から逃げた暫くぶりの父と出会う。
そこから自分と現実に向き合う様になり、やるせないけどどうしようも無い自身の資質に周りも一定の反省のポーズに関心し、そんな彼に向き合おうとしますが、最後に更生仕掛けた彼をまたも元のレールに引き摺り込む出来事で終焉。
思い返してみるとやっぱり良くできている印象でした
是非
『そして僕は途方に暮れる』鑑賞。書き連ねたセリフより魂の叫びを。序...
人間なんてそんなもん。その瞬間瞬間を生きているんだから。
自己啓発には共感できない性格なもので・・・。
ダメな奴だと思いながらもちょっと共感
オレも主人公同様のクズ!スマホから始まり、泊めてくれる友人や先輩、両親も健在で何より前田敦子の様な恋人が居るだけ裕一の方がマシ!オレには偶に泊めてくれる友人が一人居るだけだから!
2022年 「前田敦子」演員、AKB1作品。
今朝東京から帰ったばかりだが、1日の映画の日だし最寄りの劇場の上映が明日迄とあって一日一回限りの16時50分の回しかないのだが、今は車も動かないのでバスで往く事になるが、タイミング的に16時40分発便しかない!しかも駅まで!駅で映画館の在るイオン往きに乗り換え何とか到着!しかし、本編が始まって居たので券売機での販売は既に終了!だが、バス代を掛けて来ただけに諦める訳にはいかない!スタッフに交渉して何とか入る事は出来たが、当然アタマ15分位欠ける・・・!?
主な感想はタイトルに殆ど込めた・・・、家族四人が集まる処では迂闊にもウルウル来て仕舞った!結局主人公の様なタイプは変わらない(変われない!?)と想うが・・・!?
レイトショーにて
もう登場人物全員馬鹿しかいなくて「一生途方に暮れてろ」案件なんだけ...
中途半端だからこそリアルなのか
人間のあいまいさをうまく描いている
共感と反感の120分と謳っているとおり、100%共感を抱くものでもなければ、100%反感だけが芽生えるというものでもなかった。
ちょうど半分ずつ。
そんな映画だと思う。
終盤で藤ヶ谷太輔演じる主人公が、逃げ続けてきたこれまでの自分に終止符を打ち、変わろうとするのだが、どう変わってよいのかが分からない。何かしなくてはいけないのは分かるのに、どう言葉で表現してよいかが分からない、と泣いて謝るシーンの見応えが凄かった。人間の弱さ、小ささ、あいまいさをとても繊細にリアルに描き出していると思う。
見終わった後、爽快感とは真反対の感情に包まれるが、不思議と、自分の人生の節目で見返したくなるような、そんな映画だった。
男は…
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