鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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全く予想をしていなかったクオリティー
映画上映中、ネットの評判が良く劇場へいきたかったのですが、AmazonPrime Videoで見ました。
「墓場鬼太郎」を除くテレビシリーズでは、子供さんも見られる内容なので、てっきりそのつもりでいたら完全に裏切られました。
角川・深作欣二の金田一シリーズの要素がストーリーに取り入れられているので、PG12指定にされている理由に納得。子供が見たらトラウマになる可能性大です。
あわせて、水木先生生誕100年記念ということもあり、先生の体験された戦争の悲惨さ、そこから繋がる高度成長期の歪みなど、ストーリーと時代設定が完全に大人向けです。
そのストーリーに呼応する映像と声優陣の美しさ、凄さが見事にマッチしていると感じました。
ネタバレは避けますが、人間の業の深さをかなり表現しているなぁと感じました。結構エグいです。
クライマックスのバトルシーンなどは大画面で見るべきですね。(私は見られませんでしたが)
もうほんとに
ゲゲゲにこだわった。
じじぃの評ですが観てほんとに面白いよね。でもなんだろ、深夜にもあった墓場鬼太郎に向けたいのに向いていない(勝手な判断)、あのオドロオドロしたのを見たかったから、それを合わせて美味しく上手に作りました。って感じ。ゲゲゲ世代向けなんかな。幽霊族の悲哀の末の目玉親父ラストだけでは、それまでがやっぱり弱いかな。もっと怨念があって死体から目玉だけで生まれましたって思いいるよな。今回はゲゲゲの鬼太郎と墓場の合わせで見せましたっていうのでこれで満足はできました。この後、作れるのなら水木先生のオドロオドロしさを入れた墓場鬼太郎を見たい。
コアなファンは観ちゃいけない作品
雰囲気イケメン
グロテスクな鬼太郎世界へ
目玉オヤジの誕生を見逃して何度も探したら
関さん→野沢さん
テンプレ的ではあるが。
45点
映画評価:45点
舞台は戦後の昭和。
水木しげるが得意とする舞台だ。
私が幼い頃に見ていた鬼太郎の世界観に近く
最近のアニメ鬼太郎にないダークな印象が甦った。
例の如く、玉砕の描写も多く
水木と水木しげるが重なる。
実際の水木しげるは「のほほん」としたタイプだから、ギラギラした水木とは全然違うでしょうがね(汗)
内容は原作を手直ししたものなのか?
水木しげるらしさと、最近のつまらないアニメ鬼太郎のオブラートがかかり、中途半端に感じた。
戦闘シーンは見ごたえあるものの、
個人的に戦闘シーンは好きではないので
若干長く、退屈に感じた。
正直、妖怪やら秘宝やら、何でもありっちゃ、ありなので。ただ戦うだけの戦闘シーンは微妙でした。
それでも鬼太郎の育ての親である水木と、ゲゲ太郎(親父)の出合いが見れて満足でした。
【2024.5.9観賞】
妖怪ワチャワチャ!!って勘違いしない方がいい映画NO1
んんーん
バランスが絶妙
Amazonprimeで鑑賞。
面白かった。
物語はタイトル通り日本を代表するオカルトヒーロー鬼太郎のオリジンであり前日譚で、主人公は鬼太郎の実の父親・目玉のオヤジことゲゲ郎と育ての親・水木が、ある一族が牛耳る村の謎に迫るというもの。
物語は横溝正史の「犬神家の一族」や水木しげるの原作版に近いし、かなりエグイシーンもあるんだけど、ゲゲ郎と水木のホモソーシャルな関係性を物語の中心に据えることで今風なキャラ萌え要素もあって、多少マイルドで観やすくなっている印象。
それでいて、列車の中の大人たちがバカバカ喫煙している様子で、現代より乱暴で薄暗かった当時の空気感を表現していたりしているのは上手いと思ったし、今風なところと昭和のエグみのバランスの取り方が絶妙だと思った。
ゲゲ郎vs鬼道衆のフリーハンドで描かれたっぽいアクションシーンの迫力も良かったし、鬼太郎の主武器である毛針や体内電気、リモコン下駄や霊毛ちゃんちゃんこといったガジェットの使い方も良かった。
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