「切ないけどステキな映画でした」桜のような僕の恋人 Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
切ないけどステキな映画でした
エンディングまで見て、最後まで、つまってました。
2人は最初から出会っていたんですね。
本当にTHEラブストーリー!って感じの展開満載です。
あんなストレートに好きです言われて嬉しくない人いないと思うくらいケンティが真っ直ぐです。
耳切っちゃうってあらすじだけ知ってたので
耳切られてデート誘うってどんなだよって思っていたのですが、デートに誘うときぱって振り向いたせいで、耳がハサミに行っちゃったってわかって、そういうことか!ってなりました。
ずっと好きだったんですね。
ケンティ、ゴリゴリ一途ですね。
しかもインキャかと思ったら嬉しいとき全力で嬉しいが出ちゃう感じもステキでした。
こういう病があることを、この映画を通して知りました。
自分がそうなったら、どうするんだろうなって思いました。
電話で怒鳴るケンティに、え?!!って驚きましたが、それくらいだいすきだったんだなぁと。
でも突然あんなこと言われたら、ふざけんなってなりますね。
しかも生でやっちゃうのも、女の子は最後だからなんだろなって、わかったけど、やっちゃうんかいケンティでした。
思っている以上に進行が早く、突然見た目はおばあさんになってしまいました。
お兄ちゃんの、救いを求めて通った病院も詐欺病院で、けど、救う方法がなかったらもうあーいうところに頼るしかなくなってしまうのもわかりました。
第三者だけど本当に大切に思ってたお兄さんのお嫁さんがすごくいい人で、そして演技もすごく上手くて、びっくりしました。
髪をとくシーンでは、手だけでの演技なのに、その動きだけですら感情をうつしてて、すごいなと驚きました。
表情使いも、すごくて、すごい女優さんだなと思いました。
最後個展に行ってみた写真はすべて2人の思い出の場所で、すれ違いになってしまったけど、道端で転んでいるおばあさんを助けてあげて、そのおばあさんが彼女だったことを、亡くなった後、桜色の帽子で気付くのも、悲しかったです。
ありがとうと言ってくれた君を気づけなかったって泣いてるケンティみて泣いたけど、そのハサミで自殺するんじゃねえよってなりました。
それは間違っても使うなよでした。
最後の手紙のおかげで彼はまた救われたと思います。
見てよかった作品でした。
恋人が亡くなる系でケンティだから内容がどうであれどの作品でも売れるだろうなって、ちょっと甘く見てましたが、しっかりと、いい作品でした。
お兄さんと義理のお姉さんの演技が本当にすばらしかったです。