「障がい当事者制作者養成に期待したい」へんしんっ! てつさんの映画レビュー(感想・評価)
障がい当事者制作者養成に期待したい
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難病の障がいがあり、立教大学の映像身体学科で学んでいた石田智哉氏が、卒業制作作品として、視覚障がい者や聴覚障がい者が関わる作品を企画していて、学内の振付ダンスの教授から、自分も車いすから降りて『変身』を演じるつもりでやってみては、と提案されて、さらに学内しょうがい学生支援室スタッフの手話通訳者も加わったダンスが不思議な化学反応を起こしていた。事後にオンライントークがあったので、『バリバラ』で障がいのある当事者俳優の活躍が懸案になっているが、つくり手にも当事者が増えたり、理解が高まることが必要で、この作品でも様々な障がい種の当事者が演じることになった、さらに学内スタッフの参加も、日頃の受入れ体制の充実振りが窺われるので、学科内外にも障がい学生がいるのではないか、と尋ねたところ、その学科には他にいないが、他の学科にはいる、ということで、その学科としても当事者制作者養成を進めていくことへの期待を述べた。
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