「一般人なのに危険を顧みず…」クーリエ 最高機密の運び屋 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
一般人なのに危険を顧みず…
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ソ連側で連携したスパイの救出に向かう、その勇気はまるでスパイ映画のようだった。命懸けで5000もの機密情報をやり取りするには相当な互いへの信頼がないと成り立たない。互いの家族にも紹介するが、それぞれ家族には本当のことは話せず、この苦悩は二人にしかわかり合えない。だから友の救出に向かったのだが、あえなく逮捕されてしまう。ペンコフスキーもスパイ活動は認めるが、ウインは何も知らなかったと最後まで彼がスパイだとは認めず、守ったところに素晴らしい友情を感じる。キューバ危機回避の裏でこのような実話があったことは全く知らなかった。カンバーバッチの激痩せぶりに役者魂を感じる。
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