「ソ連の痺れる恐怖」クーリエ 最高機密の運び屋 イコンさんの映画レビュー(感想・評価)
ソ連の痺れる恐怖
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無事に亡命したら、どうする? との問いかけに、 GRUの大佐は答える。
『モンタナに行ってカーボーイになる』
もう、その答えで、映画ファンなら『レッドオクトーバーを探せ』でショーン・コネリーとサム・ニールのシーンが暗示されて、密やかな宣告を受けるだろう。
このロイヤル・シェークスピア・カンパニー出身の監督ドミニク・クックの映画ファンをくすぐるサービス精神に驚かされるのは、それだけでない 役者の充て方 メラーブ・ニニッゼもジェシー・バックリー も、見事に変身していて、 水を得た魚のように名演をしていた。
そして、あの収容所のジワジワする冷酷さ 寒い国から帰ってきたスパイの国の映画スタッフは未だに世界一のスパイ映画を作ると感嘆した。
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