劇場公開日 2021年6月18日

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RUN ランのレビュー・感想・評価

全182件中、141~160件目を表示

4.0鑑賞中、恐怖心がボディーブローの様に徐々に効いて来るイメージ。

2021年6月23日
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鑑賞方法:映画館

これは恐ろしい作品だった!

最後の主人公のセリフで完全にノックアウトされた印象(笑)

過去に観たパソコン画面のみで娘探しをする作品の監督と言う事で期待して観賞。
これが期待以上に面白かった!
前作はネットを駆使した展開だったけど、本作はある理由によりほぼアナログで進む展開。
この時代なのにスマホもパソコンも使う事は無し。

大学を目指す足が不自由に加え、色々な疾病を持つクロエ。
そのクロエを優しく気遣う母親ダイアンのほぼ二人だけで進むストーリー。
毎日飲む薬にクロエが違和感を感じ、そこから真実を見出だす展開。

ダイアンが何故あんな薬を飲ませるのか?
予想も出来なかったけど、理由を知った時の恐怖感はかなり高め。

クロエがとても頭が良いのも見所。
映画館から抜け出すシーン。
家の中での大冒険。
自宅地下倉庫であるものを飲むシーン。
どれも良く考えられていて面白い!
さすがワシントン大学を目指す女の子。
奇しくも病院にあったワシントン大学の広告のキャッチコピーがかなり良い仕事をしてくれました(笑)

絶体絶命的なシーンが多めで満足度はかなり高めで面白かった!

後半の病院のシーン。
かなりヤバイです。
ハラハラ感ハンパ無し。

ラストシーンがめっちゃ怖い!
と言うか、なかなか上手いオチ!

クロエよりお母さんのダイアンの方が頭が良いと鑑賞中に思ってしまいました( ´∀`)

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イゲ

4.5病気や障害をこんな風に描いていいのかなー、と思っていたら、現実の事件の方がもっと強烈だった、という一作。

2021年6月23日
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鑑賞方法:映画館

Macのデスクトップ画面ほか、インターネットに接続されたウィンドウ上でのみでドラマを成立させた凄腕の演出家アニーシュ・チャガンティが、今回はインターネットを封印して作り上げたサスペンス・ホラー、というか「毒親」ジャンルの作品。

本作は予告編が示すように、我が子に傷害を負わせて献身的な親として振る舞うという、「代理ミュンヒハウゼン症候群」の一つの症候を取り上げています。同種の症候は、最近でも『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』(2017)や『ファントム・スレッド』(2018)でも登場しますが、本作の主人公、クロエの母親ダイアンはなかなか強烈。クロエの身体の自由が利かない、というところがさらに本作の緊迫感を底上げしています。精神的な症状や身体の障害を、娯楽映画を盛り上げる要素として記号的に扱った、という批判も出そうなところ、本作によく似た事件は実際に起きていて、それは『見せかけの日々(原題”The Act”』(2019)というタイトルでHuluで配信されています。こちらの実話の方が、フィクションである本作よりも、ある意味強烈だったりする…。

娘に対する愛情と憎悪がダイアンの行動をエスカレートさせていくけど、「それでも実の子に対する愛情ゆえなのでは…」と観客がちょっとでもダイアンに肩入れしそうになるところを、粉々に打ち砕いてくれるチャガンティ監督の設定の周到さというか底意地の悪さ。これがために観客は安心して母親を「敵認定」できるようになるのですが、その分映像的には非常に盛り上がる後半部分の緊張感が、少し失われてしまいます。非常に素晴らしい作品だけど、ここだけは惜しいです。

クロエが真実に気づく発端となるある「薬」を見て、「あ、『クイーンズ・ギャンビット』だ」と思ったけど、こちらの薬はさらに凶悪だった!

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yui

3.0母娘の歪んだ愛情、共依存の物語

2021年6月23日
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悲しい

怖い

興奮

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小川さら

5.0リベンジ介護 お母さん、アタシ頑張ってるよね

2021年6月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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カールⅢ世

2.0気分良い映画ではありませんでした。

2021年6月22日
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ケビタン

3.5恐ろしい女!

2021年6月22日
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ずっーと、なぜ?なぜ?って、思っていました。
なるほど、そういうことかでした。
クロエよく頑張りました。
新人女優さんのこれからに期待です。

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かん

3.5究極の毒親

2021年6月22日
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ラストは「そこまでやるのか!」と心の中で叫んでしまいました。

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Yoshi K

4.5マム

2021年6月22日
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鑑賞方法:映画館

低予算ながら見応えあるサスペンス

ホラー版○○○○蝉

娘役の女優、どことなく清原果耶に似てる(目元、口元)

看護師役の女優は壇蜜に似て蝶

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うんこたれぞう

4.0色んな恐怖が味わえる

2021年6月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

これは恐ろしいですね・・・
車椅子生活という自由に動けないシチュエーションは
監禁のようなシチュエーションとは違った怖さ。
自由に動けるようで思うようにはいかない歯がゆさ。
完全にバリアフリー化されていない現代を映し出しています。
身体的な束縛だけではなく、心理的な束縛も与えられ
娘クロエは生きた心地がしなかったでしょう。
信じていた人間が信じられなくなった時の不安な気持ちは
私たちも生活の中で味わう可能性のある恐ろしさです。
色んな恐怖が味わえる90分間でした。

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tom

5.0サイコマザーのサスペンス

2021年6月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

気が狂った母親と娘のサスペンス。
凄く凄く面白かった。
特に後半は息を呑む場面が連続‼️
ラストは圧巻。スッキリ。

観に来て本当良かった。
時間もあっという間でした。

サスペンス好きの方は試しに是非お勧めです。

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ノブ様

3.5母の愛からは逃げられない。

2021年6月21日
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確かに母の愛だったが正しいかどうかは別だった。
ラスト良かったです。

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しじみの短い感想文

3.0母親の行き過ぎた愛情はもはやストーカー並

2021年6月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

正直下手な男女間の愛憎劇よか圧倒的に怖いです。喘息、糖尿などなど、一人で5つか6つくらいの病気を抱え込む娘のために、恋人も友人もつくらず、毎日勉強を教えたり家庭菜園をつくったり。挙句の果てには自分の元から逃げ出さないよう、薬を盛ってみたり筋弛緩剤を打ってみたりなんてこともします。かなりヤバい母親です。
そんなヤバい母親に育てられた主人公。やたらと理工系に強い女子です。でも確か第一志望の大学は理工系じゃなかった。なんでや。
この女子が映画の冒頭から何となく(うちの母ちゃんヤバい奴かもしれん)と勘づき始めるのですが、正直何がきっかけで母ちゃんを疑うようになったのかがあんまりわかりません。発端となった原因が『見たこともない薬ナニコレ』にあるのは百も承知なのですが、そもそもなんで突然処方薬を疑うようになったのか。私が見落としてるだけかもですが、そもそもここ母子家庭なので。あんま母親を疑うような出来事って起こりにくいかと思うんすよね。

そんな感じで徐々に母ちゃんを疑い始める主人公。
なお、この映画の一番のキモは母ちゃんに監禁された主人公がいろんな道具を使って脱出する場面です。日本なら、たぶん入学試験免除で工学部に入学できます。たぶん。

それで、最終的には母ちゃんがなんでそんなに娘に執着しているのか。その理由が明かされるのですが、これがなんとまあお粗末な種明かしで。
…いやさ。インターネットすら断絶させるような人が紙ベースの情報管理すら出来ないってのは、どうなのよ???

最後の場面でうへえと思うところはありましたが、全体的には一本道。
まあでもここまで子どもに執着する親の像もそんなに見たことがなかったので、ホラー・サスペンスよりもサイコパスな人物像を見たいという人には楽しめる作品なのかもしれません。

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BONNA

3.5継承される虐待

2021年6月21日
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21076.一瞬のシーンで過去の出来事を語る。前作「search」に続き、見えないものを想像させる

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movie

2.5母親の描き方が薄いのかなぁ・・・

2021年6月21日
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鑑賞方法:映画館

単純

前半は退屈。
ある程度展開すると、『ミザリー』のような監禁スリラーのようになる。

母子の関係について明かされていくが、ツッコミだらけな感じなので呆れ返るが、まぁ付き合えるかな。

結末は良いと思う。
ただ、娘を思うが余り暴走する母親の描き方がイマイチ。
ビンと来ないんだよネェ・・・

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案山子男

4.0【背中の傷/引き継がれるもの】

2021年6月21日
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虐待を受けていた子供が親になった時、虐待をすることが多いという話を聞いたことがある。

この映画は、母親のダイアンの背景を語っているようで、更に、その背後にある暗いものを、意図的なのか示していない。

そして、何かよからぬものが、不透明なまま引き継がれていくという怖さをストーリーのフレームワークにしているのだと思う。

ダイアンは、もともと虐待を受けていたのだろうか。
それともミュンヒハウゼン症候群だったのだろうか。
そして、代理ミュンヒハウゼン症候群に転じたのだろうか。
しかし、外部からの同情を欲していたわけではないのだから、代理ミュンヒハウゼン症候群と言っていいのだろうか。

僕達の世界は、今や情報が溢れ、カテゴリー分類する手段に事欠くことはない。
ただ、実は、曖昧な部分が残っていて、この作品のダイアンはそうした存在であることを示唆しているのではないのだろうか。

そして、クリアに分類されないものは、放置され残っていくのだ。

(以下ネタバレ)

レビュータイトルの背中の傷は、映画をご覧いただければ理解してもらえると思うが、それは、DNAとか、そういう括りとも異なるところで、引き継がれていく、きっかけになった、大元の最初のものではないのか。

亡くなった赤子のクロエも、きっかけではあったが、全てを物語っているとは思えない。

エンディング、
クロエの子育ての話や、取り出したクスリに背筋が凍る感覚を覚える。

引き継がれたのだ。

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ワンコ

3.5母の異常な愛情

2021年6月21日
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鑑賞方法:映画館

母娘二人の家庭。娘は様々な病気を抱えており足が不自由で車椅子の生活を余儀なくされている。
ふとした事情で母に与えられた薬に疑問を持った娘クロエは、薬を調べているうちに、母の恐ろしい企みに気づく。一方母親も娘が感づいたことを察知し、遂に娘を監禁し始める。

なんとなく、表面に見えているものとは別の事情があって、最後に全部ひっくり返るパターンなのかな、と思ってみてたんだけど、そんなことはなかった。クロエが見たとおり、母は異常だしクロエは一方的な被害者だった。
それにしても、「我が子」を手放さないため、生まれてすぐ亡くなった実の娘と同一視するため、薬漬けで病んだ状態を保たせるという悪魔の発想もさりながら、持ち前の科学リテラシーを駆使して脱出を図ったりと、クロエも実に大したもので、中盤辺りのサスペンスはなかなかに面白かった。
全体的に恐怖感の煽り方が実に巧みで、ややこじんまりとした感はあれどそれなりに楽しめた。

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よしえ

4.090分でこの充実度。

2021年6月21日
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数年前に家族で観たこの監督の作品(=Searching)が素晴らしかったので彼の作品というだけで観にいくことを決めた。しかし予告編をみて家内も娘もNGだったので1人で行ってみた。前作もテンポが良かったが今回はそれ以上で、90分の作品に仕上がっている。最後の数分を除いては概ね僕の予想通りの筋書きであったがとにかく無駄な描写、セリフが全くと言って良いほどないのが素晴らしい。

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Yohi

3.5サラ・ポールソンの怪演

2021年6月20日
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悲しい

怖い

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りあの

2.5惜しい。

2021年6月20日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーも分かりやすくハラハラドキドキもあり悪くないんですけどね、何か物足りない、前半に比べ後半はちょっと退屈ない感じ。
クロエちゃん演じた女優さんの演技はとても良かった、可愛いですし。
サクッと観るにはオススメです。

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コチョ

4.0アンダーコントロール

2021年6月20日
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鑑賞方法:映画館

かなり映画を見慣れていらっしゃる方(例えば週一年間50本とか、そこまでいかなくても月一年間12本くらい映画館に足を運ぶくらいの方)であれば、かなりの確率で、うん⁈どこかで見たことあるような、と感じると思います。
私の中での〝元祖〟は『ミザリー』です。
最近では『グレタ』なんかも既視感ありの仲間に入ると思います。

でも、このパターン、何度見ても怖さは変わりません。
主人公に感情移入しながらも、そこは違うでしょ!、もう少し後方に注意しなきゃ!とかイライラさせられるのも毎回同じなのですが、まぁお約束。

オリンピック招致の演説で、前首相がフクシマについて、『アンダーコントロール』、つまり、管理下にあると言ってた記憶がありますが、この母親にとってこの娘はいつまでも自分の『アンダーコントロール』の世界におきたかったのですね。
『テネット』で勉強したエントロピーの法則のような難しい話を持ち出さなくても、いつまでもコントロール出来るものなどないことはみんな経験的に知っています。ましてや、成長過程のこどもは大人が思うよりずっと賢いし、伸びやかです。
対象が何であれ、何事かをコントロールできると勘違いした人間の傲慢さは、他の誰かにとっての痛みや無遠慮な振る舞いに繋がります。自分がその当事者(加害者側・被害者側を問わず)になってしまうかもしれない、という潜在的な恐怖感があるから、この手の映画を観ると、割とリアルに怖い理由のような気がします。

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グレシャムの法則