「ジョディを見に行こう」モーリタニアン 黒塗りの記録 akm31さんの映画レビュー(感想・評価)
ジョディを見に行こう
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相変わらずクールで切れ味はそのまんまなのが嬉しい限り。
その上、赤い口紅が白ブロンドに映えて、いささか皺の目立つ面差しも迫力満点で、人権派弁護士だけど冷静に案件をコントロールしていきます。
カッコいい!
一方
軍の中尉で被告を死刑にすることのミッションを帯びたカンバーバッチも派手な演技はないが、観客としてはエールを贈りたい。
グアンタナモについてほとんど理解していなかったのでこの映画で911に対するアメリカの強硬な決意が改めて突きつけられた。
最終的に拷問による自白で信憑性なしとして被告は釈放され、感動的な結末で終わりますが。
この背景を違う観点も織り込んだNHKBSで最近放送された以下のドキュメンタリーも併せて見て、この映画がめでたしめでたしだけではないことも忘れずにいたい。
BS世界のドキュメンタリー「“復讐”(ふくしゅう)からの解放〜グアンタナモ その後」
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