「グアンタナモで行われていることを伝える作品」モーリタニアン 黒塗りの記録 エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
グアンタナモで行われていることを伝える作品
2001年の9.11、そして2002年1月に設立されたグアンタナモ湾収容キャンプ。テロへの関与が疑われた人々がアメリカ軍により拉致され、強制連行された。
今作はここに収監された一人のモーリタニア人と弁護士たちを通して、ここで行われていることをわかりやすく伝える作品。
今思えばブッシュ大統領が再選を果たした2004年にはイラクに大量破壊兵器がないこともグアンタナモでの人権侵害もすでに問題になっていた。なのでブッシュの再選は驚きだった。衝撃だった。
このとき多くのアメリカ人にとっての正義を知った。善悪という尺度では計れない、我々には決して理解することができない正義を知った。
そしてグアンタナモは今も閉鎖されることなく存続している。これがアメリカ🇺🇸という国家だ。
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