「「ゼロ・ダーク・サーティ」のB面」モーリタニアン 黒塗りの記録 sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
「ゼロ・ダーク・サーティ」のB面
まずは、ジョディ・フォスターも老けたね・・・・ま、私も老けたのでお互い様ですが・・・
本作品、実話と言う事で、2001年のアメリカのテロ事件の裏側としてのお話と言う事で大変に楽しみにしていました。
「ゼロ・ダーク・サーティ」がA面なら、本作品は、そのB面に当たるでしょうか、取り調べを受けている側の方も、「ゼロ・ダーク・サーティ」に主演している人に何とも似ているので、私にとっては、「ゼロ・ダーク・サーティ」の裏側を見ているような気がしてなりません。
しかし、見ているこちら側でも、本当の正義ってなんだろうと思うのですが、事実上、戦争になると、何が正義で何が悪と判断しても、判断出来ないだろうと、戦争を仕掛けた側にも仕掛けられた側にも、正義もなく、ただただ重い責任だけがあるような気になりました。
映画の内容の方は、淡々と出来ていて、私的には、少しだれるかな・・・・
「ゼロ・ダーク・サーティ」の方は、凄くテンポが良かったので、凄く面白かったですが、本作品の方は、話が淡々として、何だか、やりきれなさだけが残りました・・・・
ジョディ・フォスターを含め芸達者が出ているので、安定して見る事も出来ました。
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