「「裏切り者」は後ろめたさの証」モーリタニアン 黒塗りの記録 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
「裏切り者」は後ろめたさの証
9.11テロ実行犯のリクルーターとしてアメリカ政府から嫌疑をかけられキューバのグアンタナモ収容所に収監されたモーリタニア人の話。
本人の手記を基にした実話ベースの話とのことだけど、まるで知らずに観賞。
反政府のプロパガンダ作品ではないですよね?
収監から3年強、起訴されないまま拘禁され続ける彼を釈放すべく、人権活動家と称される弁護士が動き始めると共に、立件すべく軍の弁護士も動き始めるストーリー。
弁護士とのやり取りも監視や検閲により自分に不利に働くと恐れて、なかなか話さないモハメドゥや、開示請求で提示された黒塗りだらけの供述調書。
立件する側にも充分な証拠が示されず…ってムチャクチャだなアメリカ!
そして明らかになった真実ってどうなってるんだアメリカ!
+7年って何だそれ?当然ちゃんと補償されたんだよね?
どこまでリアルな話か知らないけれど、少なくともラストの字幕説明は真実な訳だし、この件に限らず、そういうことがあることは何となくは知っていたし…。
起こった出来事をそのまま見せて行くばかりの再現ドラマという面が強かったけれど、知らなかった自分にはかなり引き込まれる作品だった。
ゆうさん
いえいえこちらこそよろしくお願いします。
週末は映画館梯子してますからね〜w
本日2本観てきて年内あと10本強、今年は560本ぐらいになりそうです。
Bacchusさんこんなご時世にも関わらずさすが沢山見ておられましたよね 来年も宜しくお願いします、というか勝手にレビュー見て参考にしてます 私は意外と劇場移動とか上手くいかず1日3本がせいぜいです
ゆうさん
言われてみれば比較的ノンフィクションの方が高評価をつけた作品が多かった気がします。
とはいえ今年も後2週間ですが、あえて順位をつけるなら、今のところ個人的No.1は邦画も洋画もフィクションでしたけど(汗)