劇場公開日 2021年7月16日

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プロミシング・ヤング・ウーマンのレビュー・感想・評価

全355件中、101~120件目を表示

3.0フェミニズムの犠牲者

2022年2月20日
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夜な夜な一人でノコノコとパブに出かけ、ヘベレケに酔っ払っちゃあ男にお持ち帰りされるビッ○キャシー(キャリー・マリガン)。部屋に連れ込れこまれ、さらに酒をを飲まされたあげく、男のベッドでうとうとしだしたイケてる女を目の前にして、スケベー男が黙っていられるわけがない。パンティを脱がしてさぁこれからという時に…

この映画、とにかく女とSEXすることしか考えていない男どもを精神的に虐待することに命をかけているサイコ女子の物語なのだ。いわゆるフェミニズム映画の変態バージョンなのである。冒頭、酒を飲みながら腰を前後にカクカクさせる男どもの醜態を、このうえなく低俗に描写したショットを見た途端にピンと来たのだが、とりあえず本作品が監督デビュー作となるエメラルド・フェネルに最後まで付き合うことにしたのである。

医者になる夢を諦めてまでも、そんな一文の得にもならないリベンジに執念を燃やさなきゃならん理由がちと弱い。相手の男がサイコだったりしたら逆にかなり危ない目に会うぞと心配していたら、実際その通りになってしまうのだ。相当の護身術(あるいは寝技?)でも身につけていない限り、映画のようにスケベー男どもを自在に操ることなどまず不可能だろう。

最近ハリウッドで異常な増殖傾向を見せているフェミニズム流やりには、いかなる背景が隠されているのだろう。ちょっと前まではLGBTQ映画が大流行と思いきや、今度はフェミニズムである。両ジャンルとも異性間SEX=子作り行為を目の敵にしているという共通項があることに、我々は気づかなければならない。要するに、これ以上の人口増加を望んでいない支配層の意向が反映されたムーブメントなのである。

現在北京五輪で俄然注目を集めている、スキージャンプのユニフォーム規定違反や、フィギュアスケートのドーピング問題も、なぜかすべて女子部門で起きているのである。おそらく、失格となった高梨紗羅や選手生命も危ぶまれるワリエワを、今後マスゴミの間で一種の“被害者”として扱う論調に変わって来るだろう。つまり、本作のキャシー同様、フェミニズム運動を盛り上げるための人身御供にされたのかもしれないのだ。

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かなり悪いオヤジ

4.5;)

2022年2月14日
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鑑賞方法:VOD

とってもアナーキー。
キャシーの立ち向かっている相手はきっと、
社会システムだとか旧来の”モラル”とか
そういうみんなが正しいとすら感じている常識で。
そんな相手と戦うにはあの方法しかなくって。

キャシーの行動は決して正しいと言えないけれど、
じゃあ正義って何なのかという問いに応えるのは
彼女のような行動でしかない気もする。

あまりに肝が据わった、でもそれしか選べなかった切ない最後の一手。
”面白い”なんて言葉が不適切なほど強烈な映画体験だった。

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mar

3.5これしか

2022年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

若気の至りで済ませてはならないが、
命を懸けた復讐劇だが、
果たしてニーナはそれを望んでいるだろうか?
これしか方法は無かったのか?

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上みちる

4.0新しいジャンルの映画

2022年2月11日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

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ペキ

5.0最高

2022年2月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

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Rose

5.0彼女は生ききった

2022年2月2日
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泣ける

悲しい

興奮

キャシーの、愛情に裏打ちされたネガティブな感情の発露に涙が止まらない。二ーナが彼女にとって、どれ程大切な人だったかを、エピソードシーンなど入れずに、キャシーを通して描く事で、その思いが深く突き刺さる。彼女は復讐を望んでたわけじゃない、ただそれしか生きる術がなかった。この世界で、欲しいものは何もなかったのだから。

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アメリカの友人

3.5ストーリー展開

2022年1月24日
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が読めないというか、そうなるかという展開に。

この先どうなるのと思う後半戦。
プロミシングリベンジャー

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たかひろ

4.0キャリー・マリガンの演技力

2022年1月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

今まで、こういう役柄を演じてこなかった、
キャリー・マリガンが予想よりも役に
マッチしていて見事。
よく練られた脚本と単純に銃を使う復讐劇じゃない
展開に見入ってしまう。
キャシーの衣装も心情を表していて、変化に富んだ
色使いも目を引く。
でも、他の結末がなかったのか、どうしても
それだけが残念で。

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マイタケ

4.0ラスト30分

2022年1月24日
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大粒 まろん

4.0プロミシング・ヤング・ウーマンから復讐(LOVE)を込めて

2022年1月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

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近大

3.0くだらない

2022年1月22日
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これがアカデミー脚本賞?大した実績もない若い脚本家のストーリーが?ハリウッドもやっぱりコネの世界だなあ。
エピソードの一つ一つに斬新なものもなく主人公のキャラクターに惹かれることもなくストーリーの流れは全般的に退屈。きっとこういうどんでん返しがあるだろうな・・・でもベタすぎるのでまさかな・・と思ったらそうだったし。クライマックス部分だけが結構盛り上がってドキドキした。そこは良かった。(あと、全体的なそつのなさはあった)一番いけないのはラストシーンの音楽の使い方、醸し出されている雰囲気がテーマに合っていない。無理やりエンターテイメントにしてゴマかしたという感じがした。それが非常にくだらないと思った。
映画コムでもこの作品に高い得点与えてる人が多いようだが一言わせてもらおう。・・・伝えたい内容の真摯さと映画の評価は違う。

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タンバラライ

4.0期待感と罪悪感

2022年1月21日
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鑑賞方法:VOD

男が女性に抱く期待感と、過去の過ちに対する罪悪感かのごとく、
シーンの移り変わりのたびに、次のシーンの期待感、罪悪感を感じさせるつくりになっていると感じた。

映画をいくつか観ていれば、なんとなく話の展開に予想はつくが、
この映画はそういった舐めた観客をことごとく裏切り、嘲笑い、本当のエンターテイメントを教えてくれる

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Eeee

4.0まじめなふしだら

2022年1月11日
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活動家は冷静であってほしいが、環境保全や女権拡張や反捕鯨/イルカ漁や反体制や菜食主義や動物愛護のひとたちは、概してみんな過激である。

自分と違う意見をぜったいにゆるさない。とりわけフェミニズムを標榜している著名人はあたまのおかしい人ばかりだ。と思う。(偏見です。)

たとえばそんなフェミの集団が、ジェンダーにまつわる差別や迫害や不満や疑問を、一般大衆にもわかる創作物にしたいばあい、武闘派だけだとやっぱムリである。

世間に向けてプロパガンダするなら男は全員ケモノだ!と息巻いても効果はあがらない。映画なんて特にそう。冷静で頭のいい人がつくらないと、なんにも伝わらない。

クレジットを見たら監督は女性。女優で初長編とのこと。製作にマーゴットロビーがいて主演はキャリーマリガン。布陣からもタイトルからもジェンダーっぽいものを予想した。

とりわけ明確にフェミニズムの映画というわけではない。が、女性に対する侮辱や暴力を、ひねった方法でつたえている。

救われない展開をするのだが、なぜかみょうに笑える。イギリス人らしい。そして冷静。基本的に女性が女性の難や偏頗をうったえる映画なので、男の描写によって監督の理知を測ることができる。

──つまり、日本のフェミがフェミな映画をつくったら、男を抗日映画の日本兵のようにしか描かないだろう。冷静じゃないんだから。

女性がフェミな映画をつくって、そこにでてくる男の描写が冷静ならば、それをフェアな映画と見ることができる。──という話。

本作で冷静な描写をされる男はふたり。
Emerald Fennell監督心得たもので、どちらも名バイプレイヤーを充てている。

ひとりはキックアスなどに出てくるギーク役がとくいなChristopher Mintz-Plasse。カサンドラが酔っていないことを知って、かんぜんに怖じ気づく。状況に乗じただけの与太公で、女の敵となる真の捕食者じゃない。カサンドラはかれを見逃す。なお、このシークエンスは、すごく笑えた。

もうひとりがAlfred Molina。昔からよく見るバイプレイヤー。無罪にしたことで良心の呵責にさいなまれている弁護士役。かんぜんにまっとうな男で、死後を託された。

リーワネルの透明人間(2020)は凝ったSFだったが、DVに対する警笛になっていた。いや、むしろあれは女性のDV被害を申し立てる映画をつくろうとして、透明人間になったわけ──である。

本作も初動にはレイプ犯許すまじ──があったはずだが、そこへ猟奇色や復讐劇やなんとなく安っぽいスリラーの風合いを肉付けした。そもそも理知的なマリガンがへべれけな(ふりをする)だけで、すでにじゅうぶんなエンターテインメントたり得ていた。

すなわち。

世間に何か伝えたいことがあるならば、それを娯楽作品にトランスフォームする必要がある──という話。

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津次郎

4.0今風の復習映画

2022年1月10日
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プロミシング・ヤング・ウーマン、直訳すれば有望な若い女性といったところなんだけれど、気の利いた邦題を付ければよかったのに。80年代末の映画スリーメン&ベビー並に気の利かない題名じゃないの。

映画では、キャリー・マリガンのファッションや音楽も楽しみつつ、彼女の復習と調査が進んできいくのだけれど、それも終わりなのかなと思わせといて、さらにまたもう一段階という構成がうまい。
最後の方は、何だか既視感があるのだけれど、何だったかなぁ。女性目線で野郎の身勝手さをさらけ出すホラーサスペンスものとしておすすめです。

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矢吹 貴

3.5オシャレに切なくて残酷

2022年1月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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マイメロラブ

5.0悩み苦しみ考えた‼️❓でも、答えは、まだ出ない‼️❓

2022年1月9日
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さすが、アカデミー賞5部門で、脚本賞受賞のことだけはある。
最後まで、引き込まれたが、誰にでも推薦できるわけでもなく、感動すると簡単に割り切れるわけでもない、複雑な印象。
復讐は、身を滅ぼすが、そうせざるをえない気持ちもわかる。
レイプ犯がのさばるのは我が国も同じだ。
この映画が、みんなが考え、議論する、端緒になれば、そう思う。
ヒロインの演技は、多分、史上最高だった‼️
ミナリやノマドよりもアカデミー賞に相応しい、史上最高の映画の一つ🎞🎟🎬です、映画が好きなら、必ず是非。

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アサシン5

4.5既成概念を覆された

2022年1月8日
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興奮

固定観念、既成概念をひっくり返されたときに映画が面白いと思う まさにそのお手本のよう 無意識に決めつけていた性別のロールモデルをぐらぐらと揺るがす前半、中盤からの展開も抜群のエンタメ性で目が離せない。どこか箱入り娘と感じさせる美しいカット構成と、夜の場面の対比など、いちいち印象に残るし刺さってくる

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UNDO08

4.0女だから笑え?

2022年1月6日
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Peinyo

4.0失うものが多すぎる

2021年12月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

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スシブリトー

0.5無理ありすぎて乗れない

2021年12月26日
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最初の10分でこんな事してたら危ないでしょって感じで全く乗れなかった…考え方も偏りすぎだし、こういう考えが嫌だと思った。あと何でここまでやらなきゃならないのか理由がハッキリしないからカタルシスにもなってない。親友なのはわかるけど、自分の人生かけてそこまでやるかね?恋愛感情みたいな裏設定はありそうだけど、あるならそれをちゃんとやって欲しかった。ツレがモロにこういった考えにブレインウォッシュされてる人だったから見終わった後、めちゃくちゃ意見ぶつかったけど、男には理解できないで話は終わった。それじゃ最初から建設的な歩み寄りはこういう考えの人々には無いんだって事だけはハッキリした。機械じゃないんだから、世の中よくしたいなら調和を考えなさい!

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yoshuggah