「1人の男性を愛した女性の生き様」茜色に焼かれる 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
1人の男性を愛した女性の生き様
冒頭部分の車と車がぶつかった交通事故が、CGと言う新しい視点で描かれていました。加害者の視点と事故で家族を失った
女性の悲痛な思い、被害者の視点、2つの見方があり、実際に起きた事故の事例と重なりました。人が社会で生き抜くもどかしさや、中学生の息子さんの多感な気持ちを感じ取りました。
烈と言う言葉に、家族を愛した女性の強い決意が有りました。
渋谷の街にある背景とラストの茜色に染まった空が、人の様々な生き様が表現されていました。
主演の尾野真千子さんは、たくましい生き方を現していました。
息子役の和田さんからは、お母さんを好きな気持ちが伝わってきました。
訂正 車と自転車の事故でした。
共感とコメントありがとうございます。私も鑑賞した作品のレビューなかなか書けなくてついつい下書きがたまってしまいます。自分の感じたことを言語化するのはほんと難しいです。特に私は文章力がないので。
こちらこそよろしくお願いします。
はい。女性の管理所登用の件全くの同感です。ただ気をつけないのは管理職になる過程で、会社側となることでこれまでのように異論を唱えにくくなったり、下手したら会社側から女性を手なづける役目を期待されたりという事がある恐れがあるかと、もしこの作品を更に分厚くするとすれば、花屋コーナーの店長に女性を配役するのも映画的には面白くなったかと思いましたが、軸がぼやける恐れもあるので難しいところですね。
美紅さん、コメントありがとうございます。
日本では、女性の管理職がまだまだ少ないという課題がありますが、もし増えたとしたら、今度は女性管理職の人も、上からの指示だから、という理屈で部下やパートを切ったりする苦しい立場での苦悩を味わうことになるのでしょうか。
個人的には、忖度好きの男どもと違い、女性のほうが無理筋な要求はサクッと断れるような気もするので、やはり女性の管理職登用はもっと拡大して欲しいと願っています。