「とらえよう次第の力作」JUNK HEAD Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
とらえよう次第の力作
クリックして本文を読む
前から気になっていた映画でしたが
公開してる映画館の都合が合わず
仕方がないと思っていたところで
公開延期の影響かわかりませんが
観る機会がまわってきました
一人で作った○○という触れ込みの作品
ゲームでも映画でも色々ありますが
正直客観性を欠くか何かのマネのような
作品が多い気がするとこもありました
そこへきてこの作品は予告からは
ちょっと違うぞと言う雰囲気を
感じさせました
感想としては
手間を想像しつつもアニメを意識した
凝ったカット割りなどいろいろな面で
ビジュアルには圧倒されたと思います
ストーリーは荒っぽいんですが
そういうネガを凌駕する映像力
これも映画なのかなと
逆に次回以降がどうかというところ
遺伝子操作で死ななくなったが生殖が出来ない
地上の人間が感染症で存亡の危機に陥る中
かつて地下に隷属目的で開発した
人口生命体「マリガン」の遺伝子情報を
求めて命がけだが報酬につられてある男が
調査に挑む中で起こる様々なトラブル
・・のそのストーリーの核の部分は
途中から忘れられてる感じになり
ただただ普通に生きてた地上っからどんどん
地下奥深くに引き込まれていく様が
描かれていきます
つまり映画としての完成度はそんなに
高いとは言えず
ただ映像は凄いという月並みな評価に
なりやすいところがあります
どうも続編の企画もあるようですが
恐らくは関わる人も予算も増えていく
と思いますがそこで同じような
衝撃を得られるかどうかという
懸念はあります
あえて言えば一発屋になってしまう
可能性もあります
ゲームのバイオハザードも
初代の初物の恐怖感を続編で出すのは
難しいのと同じです
とはいえ力作であることは間違いありません
今後の展開にも期待したいと思います
コメントする