スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
全329件中、281~300件目を表示
2022年の圧倒的1位が1/7で確定!!
映画観てこんなに満ち足りた気持ちになったのは久しぶりだ。
今なら成仏できる気がする。ありがとうスパイダーマン !
◾️以下ネタバレ!!
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
まさかの3作目でサムライミ版1作目への原点回帰とスパイダーバースの合わせ技をやってのけた!!
トムホランド版スパイダーマン 、明るく楽しいスパイダーマンで完結するかと思ったら、全くそんなことはなかった!
ベンおじさん(父親的役割)の代わりはトニーで、彼の死を乗り越えての成長、で通過儀式は終わりではなかった。
途中までは歴代ヴィランが登場する面白可笑しい展開だったが、彼に本当の十字架が重くのしかかるのはこれからだった!
救おうとしたゴブリンの裏切りとメイおばさんの死(そしてあのセリフ!)。
どん底の彼を救うのはまさかの歴代スパイダーマン!
(予告編で歴代ヴィランが出てきたのに、全く予想していなかった。やられた)
トムホ版スパイダーマンは孤独ではなく仲間がいるんだ!ーと再認識してからの終盤、誰からも”スパイダーマン でなくパーカー”の記憶を消させて事態は収束圧倒的な孤独。
ラスト!一人暮らしをはじめ、手縫いのスーツを着て窓から飛び出すスパイダーマン 。NYのビルの間を飛び回る僕らの知ってるスパイダーマンの姿。
誰も自分の存在を知らない、本当に孤独な親愛なる隣人の誕生で物語は締め括られる!
こんな悲しい展開になると思ってなかったけど、ヒーローの誕生を描き切った、これしかないと思わせる最後だった!
◾️蛇足
・トビーマグワイヤとアンドリューガーフィールドが出た時点で5億点だよね、もう。
・今作は超名作だと思うけど、映画的には過去作の主人公とヴィラン登場は、次はもう同じ手法が使えないジョーカー。次のシリーズを始めるのが辛そう。
(あ、スパイダーバースがあるからとっくにアリなのか。)
・いつもはエンドロールの後のくおまけがwktkなんだけど今回のヴェノムは余韻に浸ってるタイミングでノイズにしかならない。がっかり(観たばっかのカスみたいなヴェノム2、まだ忘れねえぞ)。ストレンジの予告も超楽しみだけど今じゃねぇよ感。
・好意的に捉えると、トム・ハーディのヴェノムはMCUスパイダーマン に合流させないという意思表示。スパイダーマン vsヴェノムは次のシリーズでオナシャス。
・全員の記憶からパーカーの記憶を消す展開はMCUからのスパイダーマン離脱のこれ以上ない理由付けになってるなぁ。
・今回は過去作を観てるか観てないかで受容できる情報量、感情移入できる度合いが全く変わってくるから、絶対過去作全部観てから鑑賞するんだー。
人生を振り返る映画(超ネタバレ)
色々サプライズもすばらしかったのですが、何より自分の人生を振り返る映画だったと感じました。
トビースパイダーマンの時、私はまだ小学生でした。
スパイダーマンが大好きになって、よくスパイダーマンごっこをしていました。
4が出ると思っていたのに打ち切りになってすごく悲しかったのを覚えています。
アンドリュースパイダーマンの時、私は中学生でした。
トビースパイダーマンとは違った良さもあって好きだったのにこれも打ち切りになって、もうスパイダーマンの映画は観れないのかとすごく残念でした。
そして高校生の時、MCUとのコラボで突如現れたトムホスパイダーマン。
スパイダーマンから離れかけていた心を取り戻してくれました。
これらの約20年間の思い出がぎゅっと詰まった、とても感慨深い映画でした。
アベンジャーズを初めて見た時以上のワクワクがありました。
トニーに叱られながらもバルチャーを倒した未熟だったトムホピーターも最後にはトニーもメイおばさんも失い、恋人や友達とも別れる。
切なさもありますが、トムホスパイディの成長も感じられる作品でした。
最後に一言。何歳になってもスパイダーマン大好きだ🕷
これからもスパイダーマン映画を応援します。
めちゃくちゃ内容モリモリで胸熱展開のお祭り映画でしたね。 スパイダ...
めちゃくちゃ内容モリモリで胸熱展開のお祭り映画でしたね。
スパイダーマン同士の世間話も現場のノリで話してそうな内容で笑えました。メイおばさんやられた直後にそんな話するぅ!?
ドクターストレンジの迷惑感半端じゃないのとスケール感がデカすぎて途中でもう出てくんなって思ってしまいました。。ネッドの魔術が引っ掻き回してましたね。
上映終わって明るくなった時に良い意味のぐったり感を久々に味わえた気がします。
ただ、後からよくよく考えると警察に捕まるシーンて必要だったのかな、、?笑
全ての運命が集結する
もしかしたら歴代ピーターも出るのか…って思ったけど、大人の事情的に無理やろなと諦めてたし、さすがにピーター集結はやり過ぎやろ。って浅はかな考えを壮大に裏切ってくれて本当にありがとう!!!!
CMでもあったMJがアメイジンググウェンと同じ危険な目に遭うのをトムホ・ピーターが助けるのかと思ったら、まさかのアメイジングピーターが助けた時は「うぁぁぁぁぁあ!ピーターーーー!(ToT)」と叫ばずにはいられんかった。
(正直もっと演出してほしかった。超良いシーンなのにビックリするくらいあっさりやった(笑)
歴代ピーターが揃うシーンの興奮と、あるあるネタと歴代作品の小ネタでクスッとする瞬間はたまらなく幸福を感じた。
トビーピーターが登場時私服で出てきたから、戦闘は参加しないのかと思ってたら「服の下に着てるんかい!いや、それでこそスパイダーマン!」って流れは勝手に盛り上がった
メイおばを亡くしたトムホに、自分自身のようでもあり兄のようでもあるピーター達が慰めるシーンは悲しいながらも説得力のある良いシーンやった。誰かが「スパイダーマンの痛みは、スパイダーマンにしかわからない」って表現してたけど、まさにそうやと思えるシーンやった。
3人のスパイダーマンが連携スウィングしてるときなんて、もう最高!
そして、最後の墓参りからの孤独なアパートシーン。
マーベルスパイダーマンは歴代と比べて、友人や恋人を含めて明るく楽しい雰囲気やったけど、最後の質素で孤独なアパートシーンは歴代と同じのように見えた。
歴代スパイダーマンと同じように、家族も友人も恋人も失ったピーター・パーカー。
それでも、トニーが作ったスーツではなく新たに自分が作った赤と青のスーツを身に纏い飛び回る姿は、ストレンジが言ってたような子供の姿ではなく喪失に耐えながらも隣人を助けるヒーローの姿のようで感動した。
スパイダーマンは、喪失しても隣人に救いを与えるヒーローなんやと改めて気付かせてくれる最高の映画でした。
喪失を乗り越えて成長したスパイダーマンの次回作、期待してます!
(これで終わりにしないで!😭)
なんだかんだこういう展開好き。少年だから。
(まず、入場特典のカレンダーポスター?がデカいので注意。大体26×37cmくらい。)
この映画はスパイダーマン完全初見でも平気!!
とは言えません。
まず始まりからどこのやつだこれ?となりましたが、今回のメインはピーターの正体が国民にバレてなんやかんや〜ではなく、平行世界から敵やら味方がわんさか来て、スーパーアクション!という(良い意味で)頭の悪い話なので、冒頭のストーリーの繋がりは忘れていても大したことありませんでした。
私はアベンジャーズシリーズはあまりですが、スパイダーマンは初代から見ていたので、人物が出る度に、うおぉ!え!また出た!って感動していました。
(偏見だけど)こんなん男はみんな好きなやつじゃん!!!って思って観てました。
呼び寄せるのは
怪人達だけじゃ無いのですね。出てきた時は、少しゾワッとしました。これで、製作社が違うモノが何とか一つになった(した)感じでしょうか。マーベルの世界観を崩して無いので、従来のマーベルファンには楽しめると思います。
冷静に考えたらだいぶストレンジのせい
かなり濃縮されてた。この日のために嘘つき続けてくれたアンドリューガーフィールドに感謝したい。
ストーリーは悲しみ。ハッピーエンドを期待したけど、切ないエンディング。このまま終わってしまったら消化不良になってしまいそう。
個人的に不満を言うなら、ドクストのMoMの広報を早く打ちすぎて、エンディング後の差し込みが、ただの映画の広告に堕ちていたことが残念でした。スパイダーマン見てる人はだいたいYoutubeで広報みてると思うので、別の映像打ってほしかった。
ホークアイや、スパイダーマン過去作、デアデビルなど小ネタが多すぎ…。ネッドは忘れちゃったから魔術使えないけど、能力持ってるってどゆこと…。
何書いてもネタバレになってしまいそう。
前半は前作のフェイクニュースの影響をモロに喰らってる所は辛かったけど後半怒涛の展開で楽しかったです!
別作品のピーターやヴィラン達の後悔を清算?救いがある展開もあって良かったです。
サムライミ版アメスパ版諸々過去のスパイダーマン作品を見返したくなる、観てから本作をまた観たいと思います!
2つの3部作
とりあえず観てない人は周れ右。
興奮し過ぎてバックボタン押して半分くらい書いたのが消えたけどトムホの境遇に比べたらかわいいもの、平気です。
サム・ライミ時代から映画館に通い、コン作最大のネタバレを回避出来て観れた事に感謝。
トムホの成長劇としてこれ以上無い脚本でした。
喜怒哀楽の表情素晴らしかったです。
てっきり最後はMJと再会した時、あの言葉を囁やきMJが記憶を取り戻しハッピーエンドになると思いきや絆創膏(顔の傷)を見て思い留まる、実に切ない。
そして今回の目玉、SONY産ピーターズ。
昔から出ると噂はされていたけど自分は全く信じておらずスパイダーバースに声優として出るくらいの期待してたくらい。
ネッドのポータルからスパイディが見えた時、スーツが違うし何よりアメスパ特有のでかいお目々。
よもやよもやのアンドリュー、申し訳ないけどメイ伯母さんの悲しみどっか行きます。
ダメ押しにトビーマグワイア(老けたね)。
もうここから色んな感情が爆発して内容が頭に入らず。
そんな(頭が)半壊しながら観た最終決戦。
何よりもアンドリューパーカーのMJ救出シーンまじ感涙。
あの時のアンドリューの複雑な表情は今回一番刺さりました。
やっぱりあの救出は彼がやってこそ意味があり、惜しくも打ち切りとなったアメスパの救済がここで観れたのは本当に素晴らしかったです。
贅沢を言うとトビーパーカーの見せ場の1つとしてジェームズフランコが出て共闘してくれたらもう色々漏らしてました。
「愛してる」と言い抱き合うピーターとMJをスクリーンで観る日が待ち遠しいです。
スパイダーマンを見てきて良かった
スパイダーマンの中で一番好きな映画になりました。期待も大き勝ったけど、それを超えてきました。不満があるとしたらストレンジとヴェノムくらいです。
今までのスパイダーマン見ている人必見!
今回のスパイダーマンは、やはり子供だなぁってのが改めて思ってしまう。ドクターストレンジ、、、、。
まぁ、徹頭徹尾前回の事件の収集のため主人公が悪戦苦闘する。はっきり言って可愛そうではあるが今回の映画は、スパイダーマン(子供)のせい。
ただ、今までのシリーズ見ている俺としては最高だと思う。3人が出会ってからはずっと楽しい。敵とのストーリーやら3人の共闘やら良きです!帰ったらシリーズ見直したいという気持ちでいっぱい。
あとは、やっぱドクターストレンジ。ストレンジの映画も好きだけど、やっぱバトルが多次元的?になっててとてもいい。からのスパイダーの3次元的なバトル。ヤバすぎ!激アツです!
最後に、相変わらずのエンドロール。色々言いたくなったけれどとりあえず、、待つことにしよう。
追記 2度目視聴
改めてスパイダーシリーズ見た上で見ました。
そうすると、忘れていた一つ一つのシーンに意味が出てきて、前回の倍感動した!!!
特に、アメイジングSPのMJのとこが特に、、、、。
今回のSPは子供だなぁとか思ってたけど、全シリーズ通して子供の部分はあるし、MCUのSPも前の映画に比べると苦悩し成長していた。
やっぱスパイダーマンはいいね。最高
スパイダーマン映画の集大成
マーベルの映画はなんだかんだですべて観てきている(と思う)。マニアックなファンとは言えないが、マーベル好きの部類に入るのだろう。ただし、映画.comのレビューで5をつけたことはなかった。本作がマーベルで初めての5点だ。
今までのスパイダーマン映画の集大成のような映画だった。いや、序盤のストレンジの対応とかピーターとのやりとりとかアホみたいだし、なんとかならなかったのかよとか、人のせいしかしてないなお前!とか思ってしまうのもたしか。
でも、中盤から面白くなってくる。ちゃんとウィリアム・デフォーが出てくるし、アンドリュー・ガーフィールドとトビー・マグワイアまで!マルチバースの話なので出演するのでは?との噂があったがホントに出てくるとは!そして、3人のスパイダーマンが連携して戦うなんて最高じゃないか。
ちゃんと旧2代のスパイダーマンをいじるシーンもあるし、3人の会話も面白い。恋人を救えなかったアメイジングが現代のMJを救うシーンにはちょっとうるっときてしまった。スパイダーマンは近しい人を亡くした悲しみや怒りを乗り越えてきたヒーローなんだということを再確認した。
面白いと思ったのは、旧2代スパイダーマンが殺してきたヴィランを更生させようとするところ。こういうやさしさはトム・ホランド・スパイダーマンらしい。本編のラストのピーターの決断も彼らしい。まだまだ続いてくれるみたいで一先ず安心した。
あー、どうやら自分は思ったよりもスパイダーマンが好きみたいだ。
救済と旅立ち(ネタバレあり)
MCUスパイダーマンのシリーズは一貫してピーターの独り立ちの物語であったと感じています。それは、今作NWHでも同じく、突き放すような言い方ですが、ストーリー的にはピーターが勝手に事件を起こしその尻拭いを自分ですると言ったものでした。しかし今作に関しては、歴代スパイディの先輩2人が着いていたことにより、トムホピーターの見据えるべき目標となったと思います。
今作を見て1番私が嬉しかったことは、歴代スパイディ2人の救済が行われたことです。ストーリー自体はトムホピーターの成長物語ですが、同時に過去シリーズの後悔を取り除いてくれました。
トビーピーターは、ノーマンを殺してしまったことをずっと後悔していました。それに、最後には和解ができたものの、きっとオクタビアスが死んでしまったことにも責任を感じていたでしょう。その後悔をトムホピーターの案で2人とも殺さずに終わることが出来ました。
アンドリューピーターはなんと言っても、グウェンでしょう。もう、後悔から8年ほど経つのにも関わらず、あの時の衝撃は今でも忘れられません。MJが落ちた時、トムホピーターが手を伸ばしたが手を掴むことは出来なかった。そのシーン見て、アンドリューピーターがとっさにMJを助けることができた。このシーンで、アンドリューピーターは、トムホピーターに自分と同じ悲しみを味合わせることなく助けれたことに喜んでいながらも、グウェンも同じように助けることが出来ていればと、とても辛い表情を見せました。自分も泣きそうでした。そして、マックスとも、しっかりと話ができ、和解することができました。
この2人の後悔をMCUの世界で取り除いてくれたことで、再び自分の中で止まっていた2つの世界が動き始めたような感覚になりました。これを実現してくれたMCUには本当に感謝しかないです。
そして、最も悲しく、重要であったのはメイおばさんでした。メイおばさんがいたからこそ、トムホピーターは優しい心を持ったヒーローとして活動できてきました。死んでしまったことは本当に悲しいです。しかし、メイおばさんの最後の言葉「大いなる力には、大いなる責任が伴う」、これを聞いて初めてトムホピーターはスパイダーマンになれたのだと私は思います。この先もトムホピーターはこの言葉をを胸に活動をするでしょう。死んでほしくはなかったが、トムホピーターの自立、成長にとっては必要な死であったと私は考えるようにします。
トムホピーターがノーマンを殺そうとするシーンです。このシーンでは、先輩スパイディ2人が止めてくれたことに意味があると感じています。本編で実際に言葉にしていたが、2人ともベンおじさんを亡くし、犯人に復讐を果たすも得たものはなく後悔しか残らないことを知っていたからこそ、トムホピーターを止めることができ、その背中に先輩2人はやはり凄いなぁと私も感じました。そして、感情的であったトムホピーターも、落ち着きを取り戻し、ノーマンを救う決断ができたことも大きな成長であったと思います。
そして最後のシーン。ストレンジの魔術によって自分に関する人の記憶を全て消す決断は、一連の事件を終える前には出来なかったことです。そして、別れの際、MJとネッドにまた会おうと誓うが、その後2人に会うと何も知らない2人がそこにはいた。本当ならここで全てを話し、友達と恋人に戻るはずなのだが、それをせずに帰ってしまう。自分がスパイダーマンであることから、今作では身近な人たちに大きな迷惑をかけてしまった。この先も、迷惑はかけれないし、2人の将来を邪魔したくないことから、このような決断に至ったのでしょう。MJがFFHでピーターが渡した、ネックレスを記憶をなくしてもつけていたことは、嬉しくもあり悲しかったです。
長くなりましたが、やはり僕はマーベルに興味を持ったきっかけであるスパイダーマンが大好きで、それはこれから先も変わらないと思う。トムホピーターはこの先もアベンジャーズを離れ1人での活動となるが、メイおばさん言葉を胸に頑張ってほしいと思う。そして、歴代スパイディとの共演を実現してくれたMARVEL studioには感謝しかありません。掛け合いや共闘するシーン、そして3人でスイングするシーンは、見るだけでにやけが止まりません。本当にありがとう。
スパイダーマン好きと思う人全てに捧ぐ
最初の3部作のスパイディは見ておらず、
アメイジング・スパイダーマン二部作以降からの
鑑賞となります。
鑑賞前に間違ってウィキペディアを踏んでしまい、
トビーとアンドリューが出てくることは予め
知っていたのですが…知りたくなかった…
後半のネッドが間違ってトビーとアンドリューを
呼び出してしまうところからずっと泣いてました。
スパイダーバースのヒーローとヴィランを勢揃い
させるだけでなく
各作品のスパイディとヴィランに一対一で話合いさせたり
ヴィラン同士のクロスオーバーの掛け合いがあったりと、本当に旧部作の作品に出てくるメインキャストのさながら同窓会のような感じでした。
けれど、やっぱり一番の泣き所はスパイディ3人揃うところですよね。あそこで私もご飯三杯ですよ。
ヴィランさん達もどこか憎めないところばかりだったな…。本当に幸せな作品でした。ありがとうございました。
幸せな時間
テンポなどを重視する人には冗長に感じるかもしれないシーン。
けれどそれらひとつひとつが、初代から見続けてきた人間には
ためいきの出るような幸せな時間でした。
マジで変な声でたし、泣いた。
観客の立場でぐるぐる思い出が駆け巡る映画なんて初めてかもしれない。
辛い別れや想いもあったけど、決して彼は一人ではないと思える流れ。
まだまだ世界は続きますね、ドジっ子スティーブンが今度はなにかまたやらかしてくれるから。
一つの画面で見れる日がくるとは
また今までの順番にちゃんと見返して見たくなった
今までの悪役たちも元気そうでなにより笑
長男、次男、三男みたいで最高かいな
一つの画面で見れる日が来るとは…
スパイダーマンの最後の決意もなかなかで、
ヒーローは孤独だけどその背中はかっこいい
また結ばれる日が来るといいな…!
スパイダーマン!これからもファンです!
MCUから飛び抜けた世界
MCU映画特有の予定調和から一歩飛び抜けた世界観。
MCU作品の最大の短所として、どこまでいこうともMCUの中でしか完結できない、単体の作品では理解が難しく、他作品を抑えることが前提になるという点がありました。
今回のスパイダーマンは前作で戦ったミステリオの策略により、社会的に追い詰められるところから始まりますが、この時点で本格的にスパイダーマンの持つヒーローの悲哀が描かれます
小さな火種から始まり、やがてピーターの細かな選択により徐々に事態は広がっていき、最悪の結果を迎える
自身が善意で決断したことが、メイおばさんの死という形に帰着する報われなさは今までのMCUスパイダーマンでは起こり得なかった展開でした
ホームカミングでも彼の活躍により親しい人間との別れを招きましたが、それ相応の救いも用意されておりました
ですが今回の離別は彼が正しいと判断し強引に決行したことが招いたことであり、ピーターにかつてないほどのダメージを与えます
世界から批難され、肉親まで奪われた彼の前に現れたのは別世界のスパイダーマンたち
それぞれが各々の試練を経験してきたことから三人は意気を合わせますが、それでもピーターの胸の中には拭い去れない怒りがあります
終盤、仇を前にし怒りのままに手を下そうとしますが、それを止めるのは初代スパイダーマン
誰も彼にこれ以上不幸になってほしくないと願うのは、彼らが同じ思いを経験してきているからです
最後にピーターが自身の今までの人生を犠牲にし選んだ場面では、序盤の記憶消失魔術の際にあれやこれやと条件を望んでいた彼の姿はもうありません
全てを失い、ただの親愛なる隣人となった彼は、それでも夜の街を飛び交います
お祭り映画としてのゲストの豪華さもありますが、過去作品への深い理解と、それぞれの作品で報われなかった部分への細やかな救済
あくまで観客を楽しませつつ、スパイダーマンが持つ重く深い等身大なヒーロー像を丁寧に描き続ける丹念さに感歎しつつ、終始笑いながら、そして泣きながら観られる最高の映画でした
MCU作品の枠から抜け出し、スパイダーマン映画そのものの集大成と呼べる作品であり、製作側の愛と本気が伺えます
これまでの他作品が混濁したMCUスパイダーマンではなく、『スパイダーマン』そのものを描いた名作です
脚本的に微妙かなぁ。。
主人公の優柔不断発言と、
大義のない敵への治療行為により、
身内のみならず、一般市民を巻き添えにするお話。
縁もゆかりもほぼ無い敵を救済する、慈悲深いヒーロー。
結果として文化的価値のある建造物、橋、ビルの崩落を招き、自家用車も大量に破壊、身内も一名死傷。
なんか、小さなボタンのかけ違いでこんな大きな話にまでしちゃいますか?みたいな感覚は否めず。
新日本プロレスでかつて行われたアルティメットロワイアルのような、
大義はないけど、何故か異種競技の格闘家が集められ、本人もなんだか分からないけれど、大義なき戦いを行っている、そんな錯覚に陥った。
お正月だし、闘っておきますか!
いくぞー、1、2、3、ダーッ!
そんな感じ。
別の角度からみると、エヴァっぽさもある。。。
人類補完計画のような。
主人公とドクターストレンジがロンギヌスの槍を抜くか抜かないかで大揉めしてたら中途半端に世界が捻れてしまいました。どうもスイマセン!
みたいな。
敵を救おうとして一般市民が巻き添え喰らう。
結局のところ誰も望まない紛争を起こして、身内も犠牲にした上に良いこと悪いこと含めて記憶消去。
見方によってはとんでもない巨悪の主人公。
あとは、敵がいきなり大人しく収監されたり、治療されたり、凶暴化したり。お祭りみたいな映画でした。
懐かしの、、、みたいな感覚もありました。
この出演者、スパイダーマン4制作の際、監督だったか制作だったか何かの意向でキャスト全取り替えで出演枠から外れた人だったような、、、とか余計な雑念を感じながら懐かしく鑑賞させていただきました。
なんか、初期スパイダーマン3部作の頃の方がシンプルで好きでした。
全329件中、281~300件目を表示