スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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スパイダーマンシリーズを見続けた人のための作品
前評判が高かったので非常に楽しみでした。
はじめは、トム・ホランドの甘さや優しさに少々イライラして正直この先大丈夫なのかなっと不安になりましたが、歴代のスパイダーマンのトビー・マグワイヤとアンドリュー・ガーフィールドが出てきた時は本当に胸熱で2002年のスパイダーマンから見てるから余計にマグワイヤが出てきた時は泣きそうでした(笑)
ヴィランたちも今まで設定を変えることしないでそのまま作品に持ち込んだことは感心したし過去の作品に対して敬意を感じました。
ガーフィールドがMJを助けたとこ見たらアメイジングスパイダーマンが救われた気分で個人的にも好きなシーン。エンディング見るとMCUからスパイダーマンがいなくなる感じで寂しいですが相応しいエンディングと思いましたか。 アベンジャーズ何?バンド?(笑)失礼しました。
ありがとう、全てのスパイダーマン
サム・ライミ版3本、アメイジング版2本、別作品参加3本、アニメーション版1本、そしてMCU版2本…。
これまで作り続けられてきた“親愛なる隣人”、スパイダーマン。
中でも斬新だったのは、アニメーションの『~スパイダーバース』。
“マルチバース”を取り入れ、別次元のスパイダーマンたち(ウーマンも)会する。
アニメだから出来る表現、世界観だと思ってた。
しかしまさかそれを、実写でやってのけるとは…!!
ご存知のように前作『~ファー・フロム・ホーム』のラストで、ミステリオの遺した映像を報じたデイリー・ニュースによって(初めて見た時はびっくりしたアノ人!)ミステリオ殺害だけではなく、正体までバラされてしまったピーター。
“親愛なる隣人”の生活は一変。マスコミから追われ、学校では色んな意味で注目の的。捜査当局に拘束され、世間からも時には非難の声を浴びる。
何より辛いのは、恋人MJと親友ネッド。
3人共、大学進学を考える身。3人一緒の大学を受験するが…、不合格。その理由が、“現在のお騒がせの事情を考慮して”。
自分一人ならまだしも、二人は何も悪くない。ただ自分と関わっただけ…いや、自分が二人を巻き込んでしまった。
後悔。やり直す事は出来ないのか。魔法のような力さえあれば…。
…魔法のような力?
そうだ!
あの最強宇宙魔人と共に闘った魔術師ヒーロー、ドクター・ストレンジ。
彼に頼んで、時を戻して貰う。
が、ストレンジにもそれは無理。“タイム・ストーン”はあの時破壊され、もう無い。
しかし、別のアイデア。ウォンは危険過ぎると止めるが。
世界中からスパイダーマンの正体がピーターである事を忘れさせる魔術を使う。
高難易度の魔術。だがこの時、ピーターが色々注文付け、結局失敗。
…いや、それどころか、とんでもない事に!
私に頼んで世界を変える前に大学と掛け合え!…と怒られたピーター。進学大学のお偉いさんを追って、ブリッジへ。
さあ、いよいよその時が!
まさしく“作品と作品の壁”を壊すかのようにブリッジの下から現れたのは…
『スパイダーマン2』からドクター・オクトパス!
予告編やポスターなどで姿は見てるけど、やっぱり本編に登場すると全然違う。
旧ヴィラン=ドクター・オクトパスと現スパイディの一戦。
誰がこれを想像していただろうか…!?
それにしても、一体何故…?
何処から、どうやってやって来た…?
言うまでもなく、ストレンジの魔術。
さらに、ピーターの“邪魔”。
これによって複雑なマルチバースが歪み、ピーターを知る別次元のヴィランが現れてしまったのだ…!
まさかドクター・オクトパス一人だけじゃない。ストレンジがすでに一人…いや、一体(?)確保。
『アメイジング・スパイダーマン』からリザード。
ドクター・オクトパスも確保。
彼らを確保し、元の世界に戻す。MJとネッドも協力。
SNS上の目撃情報などを頼りに追跡。
そこで対したのは…
『アメイジング・スパイダーマン2』からエレクトロ。
『スパイダーマン3』からサンドマン。
確保。
そして、最後の一人。
『スパイダーマン』からグリーン・ゴブリン。
一体、何処に…?
“作品世界”的には異常事態発生!だけど、
“作品”的にはこんなにも嬉しさが止まらない。だって、
アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックス、そしてウィレム・デフォー、かつて演じたキャストがそのまま続投!
トムホとレギュラーメンバー、今回参戦のカンバーバッチと加われば、何と豪華キャスト!
(残念ながらトーマス・ヘイデン・チャーチとリス・エヴァンスはアーカイブ映像と声のみらしいが)
ゴブリンも確保…と言うより、彼の方から“助け”を求めてきた。
自分の知らない世界。自分の世界に帰りたい。
全員確保した。後はストレンジの魔術で元の世界に戻すだけ。
その時ピーターが思う。
皆、元の世界ではスパイダーマンと闘って死ぬ運命にある人たち。このまま戻れば死にに戻るだけ。
それが運命。それぞれの宇宙の理。ストレンジは情け容赦なく。
SFやファンタジーを知っている者なら知っている。時空や別次元へ干渉してはならず、と。
彼らはそれぞれの世界では人々を恐怖に陥れた“罪人”。が、今ここで少なからず知り合ってみたら、心の底から悪人じゃない。
何かあるんじゃないのか、別の方法が。
彼らの運命を変える。死から。救う。
時空や別次元への干渉に反してでも。ピーターはそういう青年。
しかし、それに反対するのは…
てっきりスパイダーマンとストレンジが組んで、ヴィランズと闘うと思っていた。
まさかまさかの逆転の発想!
ヴィランズを救う為に、スパイダーマンがストレンジと一戦交える!
ちなみに、スパイダーマンvsドクター・オクトパスがワクワクなら、スパイダーマンvsドクター・ストレンジは最初の大きな見せ場。
ストレンジの魔術がやっぱり驚異的映像。
動き回るスパイダーマンを手中に収めるかのように、翻弄。
苦戦のスパイダーマンは自分の得意分野を活かす。
その“得意分野”で難を逃れ、ヴィランズたちを治療。
ヴィランズたちも疑心暗鬼。果たして、成功するか、失敗して死ぬか。
結果は、成功。あるヴィランは“苦しみ”から解放される。
にしても…
ここまでで目ぼしい見せ場と言ったら、vsオクトパスとvsストレンジくらい。まあ、話は充分に面白いけど。
それがこのコロナ禍で、米現在6億ドル超え、全世界現在14億ドル超え…?
ただいい話だけで終わり…?
…な訳ない!
予告編やポスターではドクター・オクトパスがメインヴィランな感じで推されていたけど、いよいよ本性を現す!
『スパイダーマン』全シリーズの全ヴィランの中でも、一番印象的なアイツ! やっぱり、アイツがメインヴィランじゃないとね!
この暴走によって、他のヴィランたちも暴れ始める。
“優しさ”で彼らを救おうとしたのに…。
そう、奴は言う。お前の優しさ、甘さ、人の良さが悲劇を招く。
それを教えた叔母も同類。
そんな訳ない!
絶対に間違った事はしていない。
本当に皆を救おうとしていた。
じゃあ、悪いのは…
誰…?
そして、取り返しの付かない悲劇が…。
責め出したらキリがない。
暴走し始めた奴。
ストレンジに抵抗してまで、彼らを元の世界に戻すのではなく救おうとした自分。
正体を知らない世界にして貰おうとした自分。
MJやネッド、叔母さんに危害や迷惑が掛からぬよう。
それは優しき考えでもあるが、自分範囲の考えでもある。
酷な言い方だが、全てこうなったのも、自分の我が儘、自分の無責任さが招いた事。
人々を恐怖に陥れるヴィランの野望を打ち砕いたり、時には宇宙へ行って最強魔人と闘ったり、成長していると思ったら…。
成長して、子供に戻って、その繰り返し。
リザードが言う。しっぺ返しが来る、と。
これをシリーズ屈指の名台詞に皮肉に言い換えよう。
“大いなる責任には大いなるしっぺ返しが伴う”
ピーターは姿を消す…。
それでもやっぱり手を差し伸べたいピーター。
MJとネッドは必死に行方を探す。
ネッドは思わぬ力を発揮して(!?)、やっと探し出したピーター。
しかし、そのピーターは…!!!!!
過去ヴィランズたちの登場が話題になってるのに、ネタバレNGとなっている本作。
確かにこれは、トップシークレット。いや、スーパーシークレット。関係者でうっかり漏らしたら、クビレベルだろう。
とは言いつつ、自分は何となくそんな感じがした。だってそりゃあ、せっかくの“マルチバース”だもん。
しかし、実際にその“姿”と“登場”と“共演”を見た時、久々にこんなにもワクワク興奮ニンマリが止まなかった。
愉快なトークも。まだまだ動ける? 一人は腰痛気味らしい。もうそんな歳か…。
だって、一方は8年ぶり。もう一方は15年ぶり!
だけど本作、楽しいだけの“同窓会”じゃない。
恋人や親友も支えになるが、スパイダーマンの傷を癒せるのは“スパイダーマン”だけ。
一人は身内を失った。
もう一人は最愛の人を失った。
そして自分も…。
何故、自分だけ…?
何故、こんな苦しみを…?
そもそも、何故自分がスパイダーマンなんかに…?
自分から望んでスパイダーマンになった訳じゃない。
選ばれてスパイダーマンになった訳じゃない。
運命…なんて言葉で容易く片付けたくない。が、
なったからにはそれなりの理由がある。
スパイダーマンズが胸に刻む言葉。
“大いなる力には大いなる責任が伴う”
彼らがその言葉を分かち合うシーン、3人が絆を抱き合うシーンは、『スパイダーマン』を見続けてきて良かったと、本当に感動した。
クライマックス。
スパイダーマンズ、ヴィランズ、MJとネッドの助っ人、ストレンジも現れての最終戦。
入り乱れ、大迫力のVFXとアクション、豪華キャスト…もう訳が分かんなくなるくらい、スッゲェ~!
ジョン・ワッツ、いつの間にやらこれほどの超大作エンタメを撮る監督になろうとは…!
アクション、コメディ、青春、ドラマ性…2時間半一切ダレる事ナシのテンポの良さ!
自分が招いてしまった今回の事件、闘い。
ただ“倒す”のではない解決方法。
再びストレンジに頼む。意を決して。
まるでそれは何処か、かつて『アベンジャーズ/エンドゲーム』で身を犠牲にした恩師アイアンマン/トニー・スタークと通じるものがあった。
その責任を償う。
皆がそれぞれの世界に戻り、この世界にも再び平穏が戻った。
が、辛辣で、ほろ切ない世界。
以前スパイダーマンの敵視を伝え続けるニュース。
そんなのはどうでもいい。ピーターの切なさは…
MJやネッド、ハッピーも自分の事を知らない。
自分で望んだ事とは言え、切ない。あの温かさ、楽しさ、愛おしさはもう…。
いや、全くゼロからではない。また出会いから始められる。それが、青春だ。
それがあっての『スパイダーマン』。
人助け、市民を守る。
人々を恐怖に陥れるヴィランから守る為、闘う。
時には宇宙にまで行って、脅威の敵とも。
そんな彼を、我々は忘れはしない。
“親愛なる隣人”。
ありがとう、全てのスパイダーマン。
地方の映画館が激混み!夢のバトル!続きも期待!
スパイダーマン人気はすごい!
久しぶりに満席状態の映画館を体験しました。笑いや驚き声もここ数年間聞いたことがなかったのに、なかなかのもので、おそらく英語がわかるフィリピンやブラジルの方の反応が凄かった。英語わかるっていいよね。
なんといっても今回はゴジラ映画の『怪獣大進撃』あるいは『怪獣総進撃』のような贅沢で豪華な内容。でも出ないヴィランもいる。
唯一の欠点は新ヴィランが出なかったことかな。
『怪獣大進撃』のガバラみたいな…
原作コミックもまともに読んだことないし、どんなヴィランいるかって言われても知らないから贅沢なことは言えませんが、最強ヴィランで有名なのはもちろんヴェノム、カーネイジというくらいは知識として知ってます。いつ出会うのかなあと思ったら…なるほど。
スパイダーマンファンはこの毒蜘蛛たちとの対決が一番見たいと思ってるんじゃあないでしょうか?
今回サム・ライミヴァースからなぜか一匹大物中の大物が来なかったのかは、ご存知の通り、あれは失敗だったからですよ。映画会社の事情もドクター・ストレンジの魔術はきちんとフォローしてて笑えます。
トム・ハーディ演じるエディ・ブロックって今のところいい人だから。だから、なんか、あんなことになっちゃって、まさかの交代?ってこともあり得ます。
原作のエディ・ブロックは筋トレ・ボディビルが趣味らしいですから、日々の生活がだらしないトム・ハーディのエディ・ブロックはちょっと違うんじゃないかと思ってて、WWFのムキムキプロレスラーのブロック・レスナーが名前もブロックだし、見た目もそのイメージにぴったり。でもタブロイド紙の記者という側面には一致しない…エディ・ブロックって結構キャスティングが難しいキャラ。
あっ、同じWWFで俳優もやってて最近ワイスピやスーサイドスクワッドでも活躍してた、ジョン・シナは?もろ野獣顔のブロック・レスナーよりマイルドな顔立ちだからボディビルダーでタブロイド紙の記者としては結構いい線いってるんじゃないでしょうか?ジョン・シナはマーク・ウォルバーグに似てるからマーク・ウォルバーグでもいいかも。
とにかく、伏線はもう出たんですから!ヴェノムやカーネイジがいつスパイダーマンと対決するのか楽しみです。
孤高のヒーロー
敢えて前情報を無視、と言っても予告編は否が応でもでも見てしまいますが。でもそれが良かった。
え?お!へぇー、うん。それが感想です。
苦言は、予告編でアメージングスパイダーマンの衝撃シーンの再現。これはよくない。彼が出てきた時点で、読めてしまった。それがなければ、彼が涙ぐむシーンがより感動的になったのに。
私はスパイダーマンは、孤高のヒーローと勝手に解釈しているので、ラストは最高でした。
終わりであり、始まりでもある。
スパイダーマンファンには最高のプレゼントです。
ただ、初見で楽しめる作品では、残念ながらそうではない。最高傑作なのですが、残念な作品でもあります。
凄い映画ではあるが…
映画には2パターンあり、面白い映画と凄い映画
この映画は後者の『凄い映画』で後々冷静になって自宅などで鑑賞したらそこまでという感じだと思う(だからこそ劇場でこの感動を新鮮な気持ちで感じてほしい)
個人的には新エヴァに近かったと思う
ファンサービスのオンパレードだが、つぎはぎの様にとって付けたようなシーンも多いし、個人的にサンドマンとリザードが対峙する意味が有耶無耶にされていて疑問だった
(一部シーンは当時の映像の使い回しだった)
デイリービューグルという新聞社を現代のSNSの恐怖にしているのはこの監督らしいなというか、たまに大人の怖さを演出するのは本当に素晴らしいと思う
ただ後半はとりあえずファンサービスを優先して「オレはスパイダーマンと〜」と急に語り出したり、セリフ→バトル→セリフと正直観ていてダレる
個人的にもう少しトムホを描いて欲しいなと言った感じ
素晴らしかった
マルチバースを越えて来たのは、ヴィランだけではなかった。
予告で一切明かしていなかったことに感謝しました。
高校生だからこその行き当たりばったりな正義
でもそれは大人にはできないこと
揃った時の感動は何にも変え難い。
初代もアメスパも途中で打切りになったから
それをまとめて救うことができた。
糸の出し方のくだりは当人同士でないと語れない
楽しいシーンです
メイおばさんの死はショックだったし、MJを救えた時の表情が切なくて涙腺崩壊
ジェットコースターのような楽しくもほろ苦い最高の映画でした
ピーター・パーカーは、孤高のHERO
沢山の人に見て欲しいです
拍手、拍手、拍手を送りたい。
まさにアメリカ映画、ではないか。
まさにヒーロー映画であり、まさにMARVEL作品であり、まさにスパイダーマンだった。
これ以上のものが今後作れるのか?
このコロナ禍に、これだけのキャストでこれだけの映像を撮り作品に仕上げること。どれだけ大変だったろう。ありがとう、としか言えない。
後半はもうほぼずっと泣いてた。エモさが止まらないのだ。
激しい最新のバトル、アクションの中にも立て続けに泣かせにくる。
ああ、アンドリューパーカーはそう動くのね。
トビーパーカーはそう動くのか。
泣かせるやんか!!!
かっこいいやんか!!!!
まさか年月を経てドクターオクトパスに泣かされる日が来ると誰が思う???
ほんと、スパイダーマンファンどころか、映画ファンでほんとよかったよ。
MCUスパイダーマンシリーズの好きなところは、ピーターの若さ、未熟さを徹底的に突いてくるところ。
毎作で彼が問題を更に引き寄せたり大きくしたりしているが、彼は悪くないのだ。だって高校生なんだもの。
魔術使いがヒーローに「なぜ魔法を頼る前に大学に嘆願の連絡をしなかった?」ってまっとうすぎることを言うのもすごくリアルで好き。トニーさんにも説教されていたよね。
まだまだ未熟な高校生が偉大なる力を持ってしまった。持たされてしまった。トムホピーターが「力」を得たのが30歳とかだったら、この3作の展開にはなってなかったもんね。だから失敗しながら、間違えながら、友や恋人や家族に支えられながらここまでなんとかやってきた。
これからが、彼の本当の「ヒーローとしての人生の始まり」なんだと思う。
MJにもネッドにも真実を話さず去るラストは寂しく悲しくもあったけど、雪の中窓から飛び出す彼には覚悟があり、新しい、「自分の」スーツを来て飛ぶ姿はとても力強く見えた。
明日また見ますね(笑)
トムホランド、スパイダーマン世代の人にはもしかしてピンとこないかも
ビックリ仰天! 衝撃的なサプライズ!
【以下、おもいっきりネタバレ注意
※ 未見の人は絶対読まないでくださいな。】
トムホランドのスパイダーマン世代の人には理解できないだろう展開。
初代と2代目。まさかのコラボ!
トビーマグアイアとアンドリューガーフィルドがまさかの登場!で3人のスパイダーマンとは!
前半は、スパイダーマンとドクターストレンジの絡みで悪役が多数登場するが、後半1時間は、上記の展開になり俄然盛り上がる。
そしてラストは、ヴェノムとのおそらく絡み。
マーヴェル映画は、果てしなく続きそうでワクワクだわ。
ありがとう全ての…
スパイダーマン 。
ありがとう全てのヴィラン。
とっっっても頭のいい人たちが集まって脚本書いてるんだろうなあ、と思った。ヴィラン達が出るのは予告で分かってたけど、まさかマルチバースからピーター・パーカー達も呼んじゃうとは!トビー・マグワイアが出た瞬間、劇場に「ハッッ!!」と息を飲む音がして、よく考えたら自分でした(笑)あちこちで笑いや鼻をすする音がして、ここに来た人たちはみんなスパイダーマン が好きなんだなって、そんなとこも嬉しかった。
みんなから忘れ去られてひとりぼっちになってしまったピーター(1)。でもここからが本当の戦いだったんだね、そうだったのか…!ウルトラCの難易度で新たなバースに着地するとはいやはや。これからも目が離せない。
でもメイおばさんのことはとても悲しかった。もう二度とあんな思いをしないよう、ピーターは生きていくんだろう。それをしっかり見守りたい気持ちになった。
トビーとアンドリューのわちゃわちゃしてるシーンが大好きだった。腰伸ばしとか。あとバース違いとはいえ、MJを救えたのはアンドリューにとってきっと大きいはず。みんなを治療して救って、トムホのピーターは本当にヒーローだよ!!!
うーん
前情報なし、復習なしで鑑賞してしまい後悔。
マーベル、スパイダーマンシリーズは一通り見てましたがスパイダーマンの前2シリーズはうろ覚えだったのできちんと復習してから行くべきでした。
そしたらもぅ少し楽しめたのかな?
前半は良かったですが後半は過去作がしっかり頭に入ってないと楽しめません。
メイおばさんの件も疑問が残ります。
MCUのピーターはお調子者で自分のミスも多いけど、そこまでする必要があったのかと…。
無理矢理感が否めないです。
ラストは大切な人を亡くして、誰も自分の事を知らない世界…(映画の中では悲壮感はそこまで出てない様でしたが)
ピーターパーカーがただただ心配になりました。
もう言葉に出ない…
FFHのほんと直ぐから始まるから、観やすいね。
とりあえず前情報はいれずに行った方がいいです!
自分は多少前情報を知ってから観ましたがそれでも楽しめました♪
前半はスパイダーマンの正体がばれて、周りに迷惑をかけてしまったピーターは、悩み苦しみDr.ストレンジに皆んなが自分がスパイダーマンだと言う記憶を消してくれと、そこまでの展開が少し長く感じたかなとは思いました。でもそこのシーンから物語が進み色んな事が起こりピーターは苦しみます…
それは突然起こります、ピーターの身近な人がなくなります。
それは、ピーターが自分でまいた種でした。
それでピーターは更に、苦しみます…
自分でまいた種だけと、ピーターのヒーローとしての行動も分からなくはないのでまぁしょうがないかなとは思いましたが涙がポロポロ…
そっからの展開が噂通りの激アツな展開で、鳥肌バーって立ちました。
本当に興奮しました!
歴代のスパイダーマンが出て来るなんて…
そしてラストバトルで、歴代スパイダーマン とトムホスパイダーマンで3人で戦うんなんて夢にも思いませんでした。
それで、予告編にもあったあのシーン、そこで又涙…
ありがとうアンドリュースパイダーマン!
そうアメスパ2のラストのあのシーンのオマージュ!
激アツでした!
後半からどんどん激アツな展開で十分楽しく最高な映画なので。何度も観たい映画でした。
独りよがりの正義
アメージングスパイダーマンが好きだった。
というよりヒロインが。
あの最期にはあまりの想定外の事態に呆然とし、大きな喪失感が残った。
今回予告編でそれを彷彿とさせるシーンがあったので、
その結末を大いなる期待と不安を持って待った。
結果は期待以上!
よもやのアメージングスパイダーマンの登場、そして助けた時のあの表情、
今思い出して書きながら泣いている。
また、この類のラスト。
個人的には好き。
シチュエーションは全く違うが、
時をかける少女featuring 原田知世のラストを思い出し胸が疼く。
但し、そこまでの過程にはイライラし通し。
相変わらず甘ちゃんのガキでドクターストレンジに多大な迷惑をかけただけでは飽き足らず、
おば譲り?の独りよがりの正義を振り翳して状況をさらに悪化させる。
叔母の死は自業自得としても、無関係な人々の損害は計り知れない。
もうウンザリだ。
そういう観点では、このシリーズに対しての喪失感はさほどない。
有終完美といったところか。
良かった!!
トビーから見てたものです!!こうやって3人のスパイダーマンが闘うシーンを見れるとは嬉しかった!
1番、印象に残ったシーンはMJが落下したのを救ったシーンです!グウェンを救えなかったが今回は同じようなシーンでMJを救ってキャッチしたときの顔が印象的でした。いやぁ、良かった( =^ω^)
マーベルの設定を存分に生かした作品だと思った。
マーベルにはマルチバースという設定があり、マーベル作品の世界は繋がっており、それぞれ別の宇宙(別の世界)あるいは同じ宇宙(同じ世界)の出来事であるという設定である(だったと思う←間違ってたらごめんなさい)
この設定を映画で使うというのは、凄いと思った。過去のスパイダーマンの映画(設定など)を取り込んで新しい映画にするって…………….凄いとしか言えない。
ストーリーも良かったと思うし、ラストも個人的には好きな方だ(まぁ、どこかで観たようなラストではあるが)
初日の遅い時間帯(ラスト)に観に行ったにも関わらず、ほぼ満席状態だったので、スパイダーマンの人気の凄さも良くわかった(エターナルズ 、ヴェノムの時はガラガラだったのに)
以下、気になった(思った)事
・デアデビルおるやん
先に書いたとおりマーベルの作品は全てが繋がっている。なので、出てきてもおかしくないのだか、普通は知らんし、わからん。ピーター達の弁護をしていた、盲目の弁護士が投げ込まれた石(?)見事にキャッチしたシーン、知ってる人はニヤリとなるけど、知らない人は「なんで?」ってなると思う(笑)
・スパイダーマン(2002年)
ピーター(トビーマグワイア)が出てきたのは、驚いた。いや〜老けたね〜約20何前の作品だからしょうがないけど(笑)
それでも、嬉しかった。自分的にはスパイダーマンの映画っていうと、これなので(笑)
それにドクターオクトパスは結構好きなキャラなので、これも嬉しかった。
・アメージングスパイダーマン
リブート作品で三部作やるはずだったのに二部で終わった不遇のスパイダーマン(個人的にそう思ってる)作中でも自虐ネタ言ってたし(印象に残った敵がサイのロボットだったとか)
なのでMJを代わりに助けるシーンを観た時は、良かった。今度は助けれて良かった。
・ヴェノム(涙)
カーネイジのラストから飛んできて、どう絡んでいくのか、楽しみにしていたが、まさかの本編に絡まず、シンビオートだけ置いて戻って行くって(涙)
ただ、これでMCUにシンビオートが出てくる可能性が出てきたので、それはそれで楽しみである。
あと、少し疑問に思ったのは次元の壁を越えて来るのはピーターパーカー=スパイダーマンと知っている者が来るという設定でなっているが、ヴェノムは何故知っていたのだろうか?確かにスパイダーマン3ではシンビオート(?)は出てきたが、同一の個体ではないし、仮に何らかの形で記憶を同期できるとしても、次元の壁を越えて同期できるのは考えにくい。ここだけ矛盾を感じてしまった(まぁ、そこまで深く考えずにゲストで出したら面白いかなぁ〜ぐらいのノリでやったんだと勝手に思ってるけど)
・子どもを犠牲にするなよ
前作のラストでミステリオがスパイダーマンの正体をバラし、それをマスコミが報道したせいで、周囲の人達に迷惑がおよび、なんとかしようと考えて、ストレンジに助けを求めた結果、今回の事件が起きた。そしてピーターという存在を犠牲して(記憶から消して)世界を守るというラストだった。
まずマスコミがマスゴミじゃないか。確かに法治国家で自警団のような行為は許されることじゃないけど、スパイダーマンの正体が高校生ってわかった時点で、普通は報道しちゃダメでしょう(ストーリー上、そうしないといけないのはわかるが、腹は立つ)
あとストレンジ、原因はピーターの無茶な注文かもしれんけど、呪文を失敗したのは自分がやん。ラストであっさりと承諾しすぎやろ。そこは大人なんだから、何か別のプランを考えるとかしないと(尺の都合もあるけど)
現実でも子どもが犠牲になる事はある。なので、そういう事がなくなるように自分達大人がしっかりしないといけないと思わされた。まさかアメコミ映画でそこまで考えさせられるとは思わなかったが。
・今後のマーベル作品が楽しみ
過去の作品(映画)は別の世界の出来事ということなら、今後、他のマーベル作品(X-MENやデッドプールなど)絡めたりできると思うので、楽しみである(ストーリーの中でマイルズのことを少し言ってたし、デッドプールの能力に第4の壁を越えるって能力もあるし、可能性はゼロではないと思う。スパイダーバースって作品もあるぐらいだし)
以上
何度も言うが実写映画で別の作品(映画)を取り込んで一本の映画にしてしまうというのは、凄いと思う。映画史に残る出来事になるんじゃないかと個人的には少し思ってるくらいである。
あと最後にハリウッド実写映画でレオパルドンを観たいのでマーベルだけではなく東映版のスパイダーマンも機会があるなら絡めてほしい😁(アメコミでは出てるから大丈夫でしょ)
MCUスパイダーマン終焉、SONYスパイダーマンリスタート
ネタバレを含む為、未鑑賞の方はご注意を。
歴代SONY印のトビー版・アンドリュー版スパイダーマンを観てきた者としては、興奮必至のシーンの連続で、W・デフォー、A・モリーナ、J・フォックスの名演もあり、各ヴィランの描き方も最高でした。(やっぱヒーロー映画とは言え、この手の名優がヴィランを演じる事で迫力と説得力が全然違いますね。)
スパイダーマンが「シビル・ウォー」でMCUに初参戦した際には、映画化権を持っていたSONYとマーベルがかなり交渉した結果、実現したらしく、その後もトム版スパイダーマンはMCUメンバーとして活躍しまくった訳ですが、本作製作段階の映画関連ニュース記事によると、本作製作に当たってはSONYが製作に難色を示し、一時製作が危ぶまれたのを主演のトム・ホランドも積極的にSONYに働きかけて製作が実現したとありました。
そんな経緯もあって製作された為、予告編でSONY版スパイダーマンのヴィラン登場は明らかにはなっていたものの、チラ見せ程度の登場では?いくらマルチバースと言ってもトビー、アンドリュー版スパイダーマンの登場なんて絶対SONYが許さないだろうし、製作中のトビー、アンドリューに対するインタビューでも2人とも「出演依頼はない」等と出演を否定していたし、色々な大人の事情で実現しないだろうとタカを括って諦めていましたが、まさかの登場!そしてフルに大活躍!と過去のハリウッド映画ではあり得ないコラボを実現してくれました。(凄い情報統制があったんでしょうね、公開までバレないのがスゴい。)
スパイダーマン映画ファンなら感涙間違いない激アツ展開ですが、ラストにはトム版ピーター・パーカーの存在を全ての人が忘れるというプロットを持って来ています。
これによって、劇中の通りハッピー、トム版MJ(トビー版MJも存在する為ややこしい)ら仲間のほか、ニック・フューリー、アベンジャーズメンバーら全てがピーターを忘れる為(スターク社との関係性もなくなる為、スターク社ハイテクスパイダースーツもなくなる。)今後の物語的にはトム版スパイダーマンはMCUからは完全に切り離され、トム版スパイダーが完全SONY印のスパイダーマンの存在になり得た訳です。
ある意味、トム版スパイダーマンがMCUを総括するケビン・ファイギの手腕で大成功し、それを映画化権利を持つSONYがベストな形であらためて手に入れたという構図が見えます。
今後は本作エンドロールでT・ハーディ版ヴェノムが登場した通り、現在進行中のSONY版スパイダーユニバースのヴェノム、モービウスとのコラボによる収益をSONYが見込んでいる事は間違いないでしょう。
本作を製作するに当たって、物語を完全にMCUから切り離す事がSONY側からの製作許可条件だったのではとも勘繰ってしまいます。(トビー版スパイダーマンのヴェノムは本作に登場していない理由も辻褄が合う。)
スパイダーマンもマーベルが産んだヒーローである以上、マーベルの一員として今後も活躍して欲しいところですが、この辺りの権利関係を読み解くとなんとなく興醒めしてしてしまうのが悲しいところ。
ただ本作はこれまでのハリウッドの常識を破るファン大喜びの大作である事は間違いなく、今後もこれを超えるコラボの実現はないでしょうから、是非劇場の大スクリーンで観て欲しいです。
タイトルの意味
すごく面白かった
初期のサム・ライミスパイダーマンは観ていたのですが、アメイジングスパイダーマンの方は鑑賞しておらず
今回のNWHで絡んでくるかも!?という事で急いで鑑賞
そして、そのまま記憶がホカホカの状態でNWHを観ました。
私的に、このタイミングでアメスパを観ておいてよかったなってとても思うほどアメスパが色んなところで報われてて涙が止まりませんでした。
MJを救えたシーン、マックスとの会話のシーン、君はすごいよと誉められるシーン、そして理解ある仲間と会話ができるシーン
2からまさかの3が製作されず、ふわふわとした終わり方をしてしまったアメスパが、ここにきてやっと着地できた気がして本当によかった。
逆に言えばこれでアメスパは完結をしてしまった気がして、少し寂しくもあった。
彼の後半の「愛してる」という、彼自身からの言葉はとってもとっても重たくて思いの詰まった「愛してる」だなと、そう思いました。
そして、トビーマグワイアスパイダーマンのお兄ちゃん感がとてもよくて個人的にキュンとしてしまいました笑
アベンジャーズという存在を知らないのに、きっとすごいんだろうなってだけで手放しに「すごいね!」って褒められる姿はさすがだなって感じました笑
そしてトムホラスパイダーマンとグリーンゴブリンの対峙でみせた、無言の訴えは彼でなきゃ出来ない行為でした。
そして、トムホラスパイダーマンの相変わらずちょっとおバカなところがまた人によってはイライラさせてしまうかもしれませんがいい味出してましたね!
またそこが憎らしくも可愛らしいところでした笑
見切り発車なところや、善も悪もなく良いことをしようとするところや
その結果、苦しくも悲しい現実を作り出してしまいましたが
それもまた彼がここで成長するための大切な過程であると思います。
でもやはり、今思い出すだけでもメイおばさんのシーンは泣けてしまいます。
無邪気で素直で優しい彼を築き上げてくれたメイおばさんがここで居なくなってしまうのは、とても心苦しかったです。
加えて、最後のメイに触れることのできなかったハッピーが切なさをより際立たせておりみるのが辛かったです。
様々なところで滑らかに話が進んでいくのですが、いろんなところで色んな見所があり感情も目も頭も良い意味でとても疲れる映画でした。
ドクター・ストレンジが今回、アイアンマンてきな良い隣人であり良い指導者としての立場にありましたが
彼もまた、トムホラスパイダーマンに関わる事によって心の成長があったのではないかなぁ?って個人的に感じました。
最後の記憶を無くしてしまう決断をしたシーンでは、彼なりの優しさと葛藤があってこれもまた目頭が熱くなるところでした。
そしてなんと言っても、ストレンジが魔術を使うシーンは大画面で観ているととても迫力があって見応えがありました!!
アトラクションに乗っているような感覚で、すごく楽しめます!!
ラストでは結局みんなから「ピーターパーカー」の存在を消すことに
MJもネッドもハッピーも、自分の事を思い出せそうなそぶりを感じられず
思い出させるという約束も、MJの額の傷を見た時に出来なくなってしまった彼の優しい心を思うとまた胸が張り裂けそうなほど悲しくなりました。
このまま関わってきたみんなが、安全な暮らしができるようにまた彼は一から一人で頑張ってしまうんですね。
結局家に帰れなかったのは、トムホランドスパイダーマンその本人。
今までアイアンマンやメイおばさん・ハッピー、ネッドにMJと色んな人に関わり支えられて、今までのスパイダーマンとは違う人からの恩恵を授かれるスパイダーマンだったのが
ここで従来のスパイダーマンのように、誰にも関われない貧乏でひとりぼっちの良き隣人になってしまいました。
前2作とは違って、寂しい終わり方になりましたが
へんに思い出してハッピーエンドになるよりも、こっちの方がトムホラスパイダーマンの為にもなるし
私的には良い終わり方だなと思います。
まだ続編が作られるのであれば
個人的にネッドの行方が気になるところです。
実写スパイダーマン3人の、着地したシーンの彼らのポーズの違いが
これもまた個人的に盛り上がりました。
ネタバレレビューですので、観た人が観るとは思いますが
前7作きちんと観てから観るのがぜっっっっっったいおススメです!!!
この映画を観ていなかった新鮮な気持ちで、見直したい!!笑
ほぼ完璧だったよ。
全てはそこへ辿り着く為。
脚本は幾度と変え、何パターンあっただろう。それを繋げる事に対し、誰もが納得できた。歴代ピーターパーカーは歳を重ねたが、それぞれが生きていて、その世界で隣人として生きている。そして、全てが同じ境遇に形を変えて元に戻る。失う人は違うが、スパイダーマンとして生き方はパラレルでも同じになった。最後のシーンは、何か切なさと優しさ、複雑だったが納得のいく終わり方だった。3部作の最後として、ソニーとマーベルへありがとう。続編への期待はしているけどね。
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