スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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MCUスパイダーの集大成
MCUシリーズとしてのスパイダーマンの完結作。 楽しみにしていたが蓋を開けてみたら正直期待外れもいい所だった。
コミックで言う所のワン・モア・ディーを原案と言うか下敷きにして、ヴィランは過去作から集めたシニスターシックスを当てているのだが如何せん肝心のシナリオが悪すぎる。
発端であるピーターの行動が身勝手で、自分で解決できないからとドクターに頼み込んだのにあれこれ注文を付けて魔法をかけてもらうのに自己中な行動により周りに迷惑を与えているという始末の悪さ。
結果的に他の世界の自分に係るヴィランを呼んだだけでそのヴィランに中途半端な優しさを与えて返って事態を悪化させただけという悪手。
ネッドのピーターを助けたいという気持ちが他の世界のピーターを呼び寄せ助けてもらうのだが、これが実写版スパイダーバースです。
三人揃えば文殊の知恵とばかりに解決へと向かうのですが解決のためのアイテムを破壊され、ドクターに尻拭いをしてもらう始末。
いろいろと厳しい書き方にはなってしまったが、アンドリュー・ガーフィールドとトビー・マグワイヤーがまたスパイダースーツを着てくれたことは嬉しかったです。
MCUがネットフリックスやディズニー+と連携しているみたいなのだがこれらをまだ未視聴なのでどこまでついて行けるやら。
ラストでヴェノムが出ていたがあれはいるだけ詐欺に近いでしょ。 ヴェノムのラストで散々匂わせていてあれかいっと思った。
何も見ない聞かないで観た方がいいかも
まさかの展開でした。
これは、ある意味映画史に残る映画じゃないかなと。
「過去の扉を開ける」
これできたんだから、もうなんでもできますね。
キャプテン、アイアンマン、いつでも帰ってくる可能性があるわけです。笑
恐るべし、マルチバース!
今回限りの大技だったのかもしれないけど、ワクワクしてしまいますね。
全く、予備知識無く、観に行ってよかった〜。
そして、過去作を観たことない人も、過去作観たいと思うだろうし。それ観てから、またこれ観てもいいし。
そう言う意味でも、映画を好きな人を楽しませてくれた映画じゃないかなと思います。
それにしても、ストレンジが居るとなんでもありにできてしまいますね。まあ、指バッチンからの展開なんで、驚くこともなかったかな。
次作以降、ネッドがストレンジの弟子になるんじゃないかと期待したんですが、、。
そして、ヴェノムともうまく繋がってしまいましたね。
レンガ取ったあの人、貧民街のあの人?とか。今後の展開も楽しみです。
見てしまいました
予告編では色々端折っているため、魔術師のミスでいろんなユニバースから各悪役が来てしまったのを「ごめん、なんとかしてくれる?」ってスパイダーマンが頼まれたような、巻き込まれストーリー??のように思えて見に行くつもりは無かったんですが、
レビューで高評価も多く、また過去作を見た人なら是非見てほしい!とのレビューもあり。。気になったのでもうネタバレ見ちゃおう!と思って早々にネタバレ読んだら「あ、そういう展開になるなら見てみよう!」と思い、ほとんど話の筋が分かってる状態で(笑)映画館へ行きました。
どなたかも書いていたように、魔術師の単独ミスではなく、ほぼイラっとする主人公の優柔不断な条件追加が原因で引き起こされた事象。。まぁ本人も分かってて反省してましたが、
そりゃあ懐かしい面々が一堂に会するのは胸熱ですけど、やばっヘマしたー!!と思ったらすぐ元に戻すのが心情じゃないのかな??と、脚本に疑問。
だって来ちゃいけない人達、まだ生きていた頃の彼らが今いるなら時間軸も歪めている??と思えるし、そのまま返すと向こうの世界で死ぬって。。数年前に死んでる人なら別に既に起こった出来事なわけで。
ミスした上に余計に治療してから返す??メイおばさんがあんな目にあってもなお治す???ここはまぁ、新たな強力な味方の見せ場があるからしょうがないかもしれませんが、そこまで各ユニバースの悪役達に優しくするのはなんで??とお人好しすぎる主人公にあまり感情移入出来ませんでした。
でも過去作見ていたので、その懐かしさの面で評価は高めにしています。もう少し、彼らが時空もユニバース?も越えて一堂に会する理由がもっと良い脚本であれば満点にしたかったです。
とりあえず凄く重い重要な呪文を唱える時は、集中出来るように魔術師1人で行ってほしい。高速道路で車壊された人達だけでも被害者数が多すぎる。
まぁ、久しぶりに見たトビー・マグワイアさんの大人っぷりに安心したこと、単独ヒーローのチームプレイが見れたことは良かったです。そしてエンドロールにおまけ映像が2種類あったので、これからの作品に期待します。
【ネタバレあり】期待通り
ちょっぴり長いな〜とは思ったけど、総じて面白かった。
懐かしい〜面々、アメリカっぽいユーモアなどなど、楽しめました。見て損はないと思います。
わたしがスパイダーバース大好きなので、マルチバース的には驚きは低く、トビーとアンドリューを絡めるなら、なんかもっと驚きたかった? でもムネアツシーンもあるし、良かった。
今年も映画館で見れることに感謝しつつ、トムホとゼンデイヤのリアルケミも見たら楽しい。
善と悪の狭間で揺れているヒーロー映画の傑作
今のスパイダーマンはどこか幼い印象を最初から抱いていたが、今作でしっかり孤独を背負って大人のヒーローとして成長した。悪を悪としてただ描くのではなく、ドラゴンボールのように仲間にしたり、別の次元のスパイダーマンを出してきたあたりは、どこか日本人が好きそうな設定だなと感じた。
今作で1番鳥肌が立ったシーンは、スパイダーマン第二部で主人公が恋人をあと少しの所で救えなかったシーンを再現して、今作ではちゃんと助けたところ。あれは2部ファンは間違いなくグッとくるはず。
メイおばさん。大きな力には責任が伴うことを胸に自分も明日から生きていきます👍
ありがとうスパイダーマンとSONY
本当にありがとうという言葉がまず初めに出てきます。
アメイジング2のグウェンを助けられなかったピーターが今回MJを助けるシーンなど、救われる物語ばかりで泣けます…!めっちゃ泣きました!!笑
トビースパイダーとアンドリュースパイダーの登場だけでも嬉しくて泣いたのになんやこれ…反則やん…泣
胸アツ展開!
前情報ゼロで見に行った。
過去敵が出るのか、フーンぐらいで見てたが、過去のスパイダーマンが出てきてサプライズでテンション上がった!
私はやっぱりトビースパイダーマンが一番好きだなあ!
最後まで見て、トムスパイダーマンも若さがあってだいぶハマってきたなと思った。
途中は悪役を助けて大切な人を失うなんて愚か者すぎる!と思ったけど、最後まで見たら、ヒーローって大変だな……と同情した。
スパイダーマンってわりとずっと孤独な役回りよね……。
他のヒーローはそこまででもないのに。
かわいそう。
まさに最強ヴィラン
である マルチバースと戦った、
最強 スパイダーマン
かなりのスパイダーギミックとオチの数々
まさに空間を引き裂く キャスティング魔術
映像魔術の過去からの超進化
スタン・リーさんも別世界できっと喜んでるでしょう!
かの有名弁護士はこっちで
あの真っ黒宇宙生物感染者はあっちなのね
マーヴェルさん
大いに力には大いなる責任
見事にとってくれてありがとう。
そこに”ピーター・パーカー"は存在する
正直に今までスパイダーマンにハマってなかったんです。
ストレンジが「一緒に戦ったから忘れていたけれど、君はまだ子供だ」と言うセリフ
大人な意見だし、今回の顛末を考えれば彼の言うやり方が1番スマート
それでもピーター・パーカーは親愛なる隣人である事を選びます。
この親愛は周りの人だけではなく敵にも向けられていて、
かつて命を救う者であったストレンジだけじゃなく、どのヒーローにも出来なかった事を1人の少年が成し遂げた。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
この力とは業とも取れるがその選択を後悔しない
ここに彼の存在を感じその姿に感動しました。
きっと、いつかまたピーター・パーカーに会える日を楽しみにしてます。
必見
過去のシリーズ見てるなら見ることをおすすめします。
今のスパイダーマンのラストになるのかな、ふさわしい内容でした。
もう熱すぎて終始前前のめりだった。
過去のメンツが出るのはもちろんなんだけど、特にMJを救うシーン。
助けた後の表情がもうグッときました。
今回は救えたんだな、と。
エターナルズは正直ガッカリでしたが、これこそマーベル映画、というものでした。
迫力もあり、大満足でした。
年明け一発目に相応しい作品だったな。
映画comで評価高いので、早速鑑賞してきた! 映像は本当に素晴らし...
映画comで評価高いので、早速鑑賞してきた!
映像は本当に素晴らしい!スパイダーマンがあっちこっちに飛んでいく(笑)
鏡の世界で、街がスパイダーマンを捕らえようも変化していく様は凄かったね。
多分、過去のスパイダーマンシリーズの敵や主人公が集結しているようだった。もしかしたら、当時の主人公がそのまま出演してたのかもしれないが、記憶に残っていないから定かではない。
途中、眠気で目を瞑っていた時間があった。
何か悲しい出来事があったようだ。
魔法でスパイダーマンの記憶を消そうとしたら失敗して、スパイダーマンを知る敵達が集結して来たって話だけど、最後は全ての人間から主人公の記憶を無くしたところ、平和になったけど、彼女にも友人にも忘れられてしまうという、悲しい終わり方だった。
ちょっと君の名はの最後の展開になるかなと思ったけど、主人公と、彼女が再開しても初対面で客と店員の関係で終わった。
ありがとう。それしか言葉が見つからない。
IMAXにて鑑賞。
これは本当にスパイダーマンファンに向けた壮大なプレゼントだった。
あまりに感動したので2日連続で鑑賞。
色々話したくなるが話すと本当にキリがないくらい魅力の詰まった作品なので、特にグッときたシーンを。
スパイダーマンがピーターパーカーだと世間に知られ、めちゃくちゃになってしまうわけだが、ピーターとMJのラブラブっぷりが止まらない。
夜中テレビ電話してたり、屋上でキスしようとしてネッドに邪魔されたり笑
あそこでネッドを除け者にせずに、3人で同棲して同じ大学に行こうって話す感じが、全員良い奴なんだよなぁとほっこり。
ドクターストレンジとピーターがやらかしてマルチバースが繋がってしまって、ドックオク、グリーンゴブリン、サンドマン、エレクトロ、リザードが同じ世界線に。
それだけで胸熱なのに、俳優さんもほとんど同じ(サンドマンとリザードの俳優さんは恐らく当時の映像をCG合成したのだろう)で、当時の作品では有り得なかったヴィラン同士の掛け合いが見れて、それだけで興奮で涙が出た。
さっさと送り返せばいいのに、敵すら助けたくなってしまうのは、さすがスパイダーマン。というかパーカーの血筋だなと。
メイおばさん、、、泣
まさか死ぬとは思わなかった。
ウィレム・デフォーの怪演もさすが。まだまだ現役。
そしてまさかまさかのトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド出演!!!
映画館でもどよめいたし、もうこの時点で涙が止まらんかった。
もうこの3人が同じ画面で会話してるだけで泣くし、その会話や仕草の1つをとっても彼らピーターパーカーそのものなのだ。
トビーはCG合成とか、ドクオクのように若作り演出じゃなかったのが嬉しかったなあ。
2人が色々あった現在のピーターパーカーだったのも嬉しい。
そのお陰で、MJをアンドリューピーターが助けるという演出も達成し、ここで思わずスタンディングオベーションしたくなった。
もうまさに我々ファンが心から待ち望んでいたシーンそのものであり、悲しくも打ち切られてしまったアメイジングスパイダーマンの成仏も成功していたと思う。
トビーの「腰が痛くて、、、」という.「スパイダーマン2」の落下シーンでのアドリブからオマージュされていたのも嬉しくて嬉しくて、、、!!
ゴブリンがラストに登場した際に、爆弾とレーザーバットを繰り出した時にトムホスパイディの避け方が「スパイダーマン1」のトビーの避け方そのものだったのも嬉しかった。
アンドリューピーターとマックスの和解も出来ていたし、トビーピーターとドクオクの「頑張ってるか?」「今も努力してます」の掛け合いがもう「それ」過ぎて、、、!
ちなみに、トビーピーターとドクオク、サンドマンが会話している時、サム・ライミ版スパイダーマンのテーマソングがきっちりと流れております。
ていうか3人のスパイダーマンが同じ画面で戦ってスイングしているのがカッコよすぎる!!
監督、演出家とハグしたい。
トムホピーターがゴブリンを殺しそうになるも、それをトビーが止めるのも憎い演出だなぁ。
自分がそれで辛い思いをしてきた経験があるからわかるんだよね。
まさに、お兄さんって感じだ。
最後の2人がそれぞれのユニバースに帰る時に、トムホピーターが2人に話した内容、あれはもうピーターパーカーというより「トムホランド」として話している気がする。
僕の映画に出てくれてありがとう。本当に嬉しいよ。
そんな事を言っていたように聞こえた。
最終的には全世界の人からピーターパーカーの記憶を消す事で一件落着したが、これで本当に終わり?
MCUだし、強引にでも明るい方向に持っていきそうだと思ったが。
まぁ歴代スパイダーマンのラストもこんな終わり方だったし、それに習っているのかも。
ただ、ここからは考察になるが、ストレンジは1度目の呪文を唱える際にも、例外として何人かの記憶はそのままに出来たはず。
今回こそそれをすべきなのはわかっているはずなので、もしかしたら記憶を残していないかなと。
じゃあ何故MJとネッド、ハッピーは忘れていたのかというと、個人的にはドッキリ(サプライズ)をしたかったのでは?
MJとの別れ際、MJが「愛している」と言って、ピーターも言おうとした時に遮り、「それはまた後で聞かせて。約束よ」と言ったのが伏線なのではないか。
そして、店でピーターがその言葉を言うのをきっかけに、サプラーイズ!ってやろうとしてたのでは?
なのにピーターが何も言わないもんだから、ネタばらしのタイミングを見失ったとか。
いかにもこの3人らしいノリではないのかな。
ハッピーはわからん。
まぁとにかく、この3人の友情、そしてピーターとMJの恋仲がこれで終わってしまうのは本当に悲しいので、何とかいい方向に進んで欲しい。。。
他にもデアデビルやヴェノム(エディ・ブロック)のカメオ出演があったりと、内容があまりにてんこ盛りで、このレビューを書くのもだいぶ時間がかかった。
ただ、間違いなく歴代スパイダーマン映画で最高傑作だと思うし、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に並ぶレベルの歴史に名を残す名作だと思う。
ここまでスパイディのファンでよかった。
愛していてよかった。
この時代に生きていて良かった。
感謝。これに尽きた。
早くまた見たい!そして過去作も見返したくなるような素晴らしい映画でした。
120、いや、1億2000万点の作品!
最高のご褒美
これに低評価付けてる人間って何が楽しくて生きてるのかね?友達いないでしょ?
他のヴィランだけじゃなくてスパイダーマンまで集結するとは初代から見てきた人間としては感涙だし、欲を言えばレオパルドンまで出てきたらイカレてて最高でしたw
アメイジングの無念を晴らしたりとか色々グッとくるシーンも多くてそこまで良かった
ギャグシーン盛り盛りすぎた感もあるけどトータルでは大満足!
ヴェノムとも繋がったからみといて良かったなと
高校生活、卒業後の進路、3人(ピーターxMJxネッド)の関係もよく...
高校生活、卒業後の進路、3人(ピーターxMJxネッド)の関係もよく、切ない終わり方ででもめっちゃ青春していた。
NWHがこんな感じになるとは想像できなかったけど、3作品を通してピーターパーカーの成長を通してますますトムホスパイダーが好きに。
メイおばさんの展開からネッドがゲートウェイ開いてアンドリュースパイダーマンが出てきた瞬間は泣きながら感動した。
からの絶対見てる側が誰が来るかわかっていてネッドがピーターパーカーピーターパーカー...って言った瞬間はもう笑いが止まらないまま、トビーパーカー登場。
こんな展開もあり、もう本当に色んな伏線を回収しつつジェットコースターのような感情の緩急、最高でした。
アメイジングスパイダーマン2の最後に救いの手を出すような演出。
我を忘れてアメスパのやった間違いをトムホスパイダーが繰り返し、グライダーでグリーンゴブリンを刺そうとしたところをトビースパイダーが止めるって誰が考えたのか。展開凄過ぎた。
ラスト、何にもない部屋からまた一人でスパイダースイングしていく最愛の隣人の姿が最高です。
2022年の初めに見れてよかった。
心機一転、何かを新しく始めたい、新生活をスタートしたい、そんな時にまた見たいと思う。
ありがとうスパイダーマン。
豪華メンバー!
軽口など本来のノリの良いホランド版スパイダーマンですが、今回はわりとシリアス。でもシリアスを補ってあまりある豪華メンバー。映画版仮面ライダーのように、歴代ヴィラン、歴代スパイダーマン揃い踏みは痺れました!共闘シーンはワクワクです。それでも滅茶苦茶に破綻せずストーリーをまとめたのはすごい!やはり、ごちゃごちゃしそうなところを、ウィレム・デフォーの見事な悪役っぷりで締めてくれたお陰でしょうか。善から悪の人格の変化が怖くて上手い。
個人的には映画で救われなかったアメイジングなスパイダーマン(ガーフィールド版スパイダー)が「救われる」シーンがあるのは粋な計らいで好きです。
結局、ヴェノムはもったいぶって出て来ず、エンドロール後に登場(笑)ずっと待ってたのに。
ドクターストレンジ2は楽しみですね。
見応えハンパなかった。
初代スパイダーマン、二代目スパイダーマンとオクトパス博士などのそれらに出てくるキャラクターが一つの画面に出てきて感動した。ピーター・パーカーの成長も垣間見れ普通に感動した。
三部作は終わったけど、またトム・ホランドが演じるスパイダーマンを見たい!
スパイダーマンシリーズを見続けた人のための作品
前評判が高かったので非常に楽しみでした。
はじめは、トム・ホランドの甘さや優しさに少々イライラして正直この先大丈夫なのかなっと不安になりましたが、歴代のスパイダーマンのトビー・マグワイヤとアンドリュー・ガーフィールドが出てきた時は本当に胸熱で2002年のスパイダーマンから見てるから余計にマグワイヤが出てきた時は泣きそうでした(笑)
ヴィランたちも今まで設定を変えることしないでそのまま作品に持ち込んだことは感心したし過去の作品に対して敬意を感じました。
ガーフィールドがMJを助けたとこ見たらアメイジングスパイダーマンが救われた気分で個人的にも好きなシーン。エンディング見るとMCUからスパイダーマンがいなくなる感じで寂しいですが相応しいエンディングと思いましたか。 アベンジャーズ何?バンド?(笑)失礼しました。
ありがとう、全てのスパイダーマン
サム・ライミ版3本、アメイジング版2本、別作品参加3本、アニメーション版1本、そしてMCU版2本…。
これまで作り続けられてきた“親愛なる隣人”、スパイダーマン。
中でも斬新だったのは、アニメーションの『~スパイダーバース』。
“マルチバース”を取り入れ、別次元のスパイダーマンたち(ウーマンも)会する。
アニメだから出来る表現、世界観だと思ってた。
しかしまさかそれを、実写でやってのけるとは…!!
ご存知のように前作『~ファー・フロム・ホーム』のラストで、ミステリオの遺した映像を報じたデイリー・ニュースによって(初めて見た時はびっくりしたアノ人!)ミステリオ殺害だけではなく、正体までバラされてしまったピーター。
“親愛なる隣人”の生活は一変。マスコミから追われ、学校では色んな意味で注目の的。捜査当局に拘束され、世間からも時には非難の声を浴びる。
何より辛いのは、恋人MJと親友ネッド。
3人共、大学進学を考える身。3人一緒の大学を受験するが…、不合格。その理由が、“現在のお騒がせの事情を考慮して”。
自分一人ならまだしも、二人は何も悪くない。ただ自分と関わっただけ…いや、自分が二人を巻き込んでしまった。
後悔。やり直す事は出来ないのか。魔法のような力さえあれば…。
…魔法のような力?
そうだ!
あの最強宇宙魔人と共に闘った魔術師ヒーロー、ドクター・ストレンジ。
彼に頼んで、時を戻して貰う。
が、ストレンジにもそれは無理。“タイム・ストーン”はあの時破壊され、もう無い。
しかし、別のアイデア。ウォンは危険過ぎると止めるが。
世界中からスパイダーマンの正体がピーターである事を忘れさせる魔術を使う。
高難易度の魔術。だがこの時、ピーターが色々注文付け、結局失敗。
…いや、それどころか、とんでもない事に!
私に頼んで世界を変える前に大学と掛け合え!…と怒られたピーター。進学大学のお偉いさんを追って、ブリッジへ。
さあ、いよいよその時が!
まさしく“作品と作品の壁”を壊すかのようにブリッジの下から現れたのは…
『スパイダーマン2』からドクター・オクトパス!
予告編やポスターなどで姿は見てるけど、やっぱり本編に登場すると全然違う。
旧ヴィラン=ドクター・オクトパスと現スパイディの一戦。
誰がこれを想像していただろうか…!?
それにしても、一体何故…?
何処から、どうやってやって来た…?
言うまでもなく、ストレンジの魔術。
さらに、ピーターの“邪魔”。
これによって複雑なマルチバースが歪み、ピーターを知る別次元のヴィランが現れてしまったのだ…!
まさかドクター・オクトパス一人だけじゃない。ストレンジがすでに一人…いや、一体(?)確保。
『アメイジング・スパイダーマン』からリザード。
ドクター・オクトパスも確保。
彼らを確保し、元の世界に戻す。MJとネッドも協力。
SNS上の目撃情報などを頼りに追跡。
そこで対したのは…
『アメイジング・スパイダーマン2』からエレクトロ。
『スパイダーマン3』からサンドマン。
確保。
そして、最後の一人。
『スパイダーマン』からグリーン・ゴブリン。
一体、何処に…?
“作品世界”的には異常事態発生!だけど、
“作品”的にはこんなにも嬉しさが止まらない。だって、
アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックス、そしてウィレム・デフォー、かつて演じたキャストがそのまま続投!
トムホとレギュラーメンバー、今回参戦のカンバーバッチと加われば、何と豪華キャスト!
(残念ながらトーマス・ヘイデン・チャーチとリス・エヴァンスはアーカイブ映像と声のみらしいが)
ゴブリンも確保…と言うより、彼の方から“助け”を求めてきた。
自分の知らない世界。自分の世界に帰りたい。
全員確保した。後はストレンジの魔術で元の世界に戻すだけ。
その時ピーターが思う。
皆、元の世界ではスパイダーマンと闘って死ぬ運命にある人たち。このまま戻れば死にに戻るだけ。
それが運命。それぞれの宇宙の理。ストレンジは情け容赦なく。
SFやファンタジーを知っている者なら知っている。時空や別次元へ干渉してはならず、と。
彼らはそれぞれの世界では人々を恐怖に陥れた“罪人”。が、今ここで少なからず知り合ってみたら、心の底から悪人じゃない。
何かあるんじゃないのか、別の方法が。
彼らの運命を変える。死から。救う。
時空や別次元への干渉に反してでも。ピーターはそういう青年。
しかし、それに反対するのは…
てっきりスパイダーマンとストレンジが組んで、ヴィランズと闘うと思っていた。
まさかまさかの逆転の発想!
ヴィランズを救う為に、スパイダーマンがストレンジと一戦交える!
ちなみに、スパイダーマンvsドクター・オクトパスがワクワクなら、スパイダーマンvsドクター・ストレンジは最初の大きな見せ場。
ストレンジの魔術がやっぱり驚異的映像。
動き回るスパイダーマンを手中に収めるかのように、翻弄。
苦戦のスパイダーマンは自分の得意分野を活かす。
その“得意分野”で難を逃れ、ヴィランズたちを治療。
ヴィランズたちも疑心暗鬼。果たして、成功するか、失敗して死ぬか。
結果は、成功。あるヴィランは“苦しみ”から解放される。
にしても…
ここまでで目ぼしい見せ場と言ったら、vsオクトパスとvsストレンジくらい。まあ、話は充分に面白いけど。
それがこのコロナ禍で、米現在6億ドル超え、全世界現在14億ドル超え…?
ただいい話だけで終わり…?
…な訳ない!
予告編やポスターではドクター・オクトパスがメインヴィランな感じで推されていたけど、いよいよ本性を現す!
『スパイダーマン』全シリーズの全ヴィランの中でも、一番印象的なアイツ! やっぱり、アイツがメインヴィランじゃないとね!
この暴走によって、他のヴィランたちも暴れ始める。
“優しさ”で彼らを救おうとしたのに…。
そう、奴は言う。お前の優しさ、甘さ、人の良さが悲劇を招く。
それを教えた叔母も同類。
そんな訳ない!
絶対に間違った事はしていない。
本当に皆を救おうとしていた。
じゃあ、悪いのは…
誰…?
そして、取り返しの付かない悲劇が…。
責め出したらキリがない。
暴走し始めた奴。
ストレンジに抵抗してまで、彼らを元の世界に戻すのではなく救おうとした自分。
正体を知らない世界にして貰おうとした自分。
MJやネッド、叔母さんに危害や迷惑が掛からぬよう。
それは優しき考えでもあるが、自分範囲の考えでもある。
酷な言い方だが、全てこうなったのも、自分の我が儘、自分の無責任さが招いた事。
人々を恐怖に陥れるヴィランの野望を打ち砕いたり、時には宇宙へ行って最強魔人と闘ったり、成長していると思ったら…。
成長して、子供に戻って、その繰り返し。
リザードが言う。しっぺ返しが来る、と。
これをシリーズ屈指の名台詞に皮肉に言い換えよう。
“大いなる責任には大いなるしっぺ返しが伴う”
ピーターは姿を消す…。
それでもやっぱり手を差し伸べたいピーター。
MJとネッドは必死に行方を探す。
ネッドは思わぬ力を発揮して(!?)、やっと探し出したピーター。
しかし、そのピーターは…!!!!!
過去ヴィランズたちの登場が話題になってるのに、ネタバレNGとなっている本作。
確かにこれは、トップシークレット。いや、スーパーシークレット。関係者でうっかり漏らしたら、クビレベルだろう。
とは言いつつ、自分は何となくそんな感じがした。だってそりゃあ、せっかくの“マルチバース”だもん。
しかし、実際にその“姿”と“登場”と“共演”を見た時、久々にこんなにもワクワク興奮ニンマリが止まなかった。
愉快なトークも。まだまだ動ける? 一人は腰痛気味らしい。もうそんな歳か…。
だって、一方は8年ぶり。もう一方は15年ぶり!
だけど本作、楽しいだけの“同窓会”じゃない。
恋人や親友も支えになるが、スパイダーマンの傷を癒せるのは“スパイダーマン”だけ。
一人は身内を失った。
もう一人は最愛の人を失った。
そして自分も…。
何故、自分だけ…?
何故、こんな苦しみを…?
そもそも、何故自分がスパイダーマンなんかに…?
自分から望んでスパイダーマンになった訳じゃない。
選ばれてスパイダーマンになった訳じゃない。
運命…なんて言葉で容易く片付けたくない。が、
なったからにはそれなりの理由がある。
スパイダーマンズが胸に刻む言葉。
“大いなる力には大いなる責任が伴う”
彼らがその言葉を分かち合うシーン、3人が絆を抱き合うシーンは、『スパイダーマン』を見続けてきて良かったと、本当に感動した。
クライマックス。
スパイダーマンズ、ヴィランズ、MJとネッドの助っ人、ストレンジも現れての最終戦。
入り乱れ、大迫力のVFXとアクション、豪華キャスト…もう訳が分かんなくなるくらい、スッゲェ~!
ジョン・ワッツ、いつの間にやらこれほどの超大作エンタメを撮る監督になろうとは…!
アクション、コメディ、青春、ドラマ性…2時間半一切ダレる事ナシのテンポの良さ!
自分が招いてしまった今回の事件、闘い。
ただ“倒す”のではない解決方法。
再びストレンジに頼む。意を決して。
まるでそれは何処か、かつて『アベンジャーズ/エンドゲーム』で身を犠牲にした恩師アイアンマン/トニー・スタークと通じるものがあった。
その責任を償う。
皆がそれぞれの世界に戻り、この世界にも再び平穏が戻った。
が、辛辣で、ほろ切ない世界。
以前スパイダーマンの敵視を伝え続けるニュース。
そんなのはどうでもいい。ピーターの切なさは…
MJやネッド、ハッピーも自分の事を知らない。
自分で望んだ事とは言え、切ない。あの温かさ、楽しさ、愛おしさはもう…。
いや、全くゼロからではない。また出会いから始められる。それが、青春だ。
それがあっての『スパイダーマン』。
人助け、市民を守る。
人々を恐怖に陥れるヴィランから守る為、闘う。
時には宇宙にまで行って、脅威の敵とも。
そんな彼を、我々は忘れはしない。
“親愛なる隣人”。
ありがとう、全てのスパイダーマン。
地方の映画館が激混み!夢のバトル!続きも期待!
スパイダーマン人気はすごい!
久しぶりに満席状態の映画館を体験しました。笑いや驚き声もここ数年間聞いたことがなかったのに、なかなかのもので、おそらく英語がわかるフィリピンやブラジルの方の反応が凄かった。英語わかるっていいよね。
なんといっても今回はゴジラ映画の『怪獣大進撃』あるいは『怪獣総進撃』のような贅沢で豪華な内容。でも出ないヴィランもいる。
唯一の欠点は新ヴィランが出なかったことかな。
『怪獣大進撃』のガバラみたいな…
原作コミックもまともに読んだことないし、どんなヴィランいるかって言われても知らないから贅沢なことは言えませんが、最強ヴィランで有名なのはもちろんヴェノム、カーネイジというくらいは知識として知ってます。いつ出会うのかなあと思ったら…なるほど。
スパイダーマンファンはこの毒蜘蛛たちとの対決が一番見たいと思ってるんじゃあないでしょうか?
今回サム・ライミヴァースからなぜか一匹大物中の大物が来なかったのかは、ご存知の通り、あれは失敗だったからですよ。映画会社の事情もドクター・ストレンジの魔術はきちんとフォローしてて笑えます。
トム・ハーディ演じるエディ・ブロックって今のところいい人だから。だから、なんか、あんなことになっちゃって、まさかの交代?ってこともあり得ます。
原作のエディ・ブロックは筋トレ・ボディビルが趣味らしいですから、日々の生活がだらしないトム・ハーディのエディ・ブロックはちょっと違うんじゃないかと思ってて、WWFのムキムキプロレスラーのブロック・レスナーが名前もブロックだし、見た目もそのイメージにぴったり。でもタブロイド紙の記者という側面には一致しない…エディ・ブロックって結構キャスティングが難しいキャラ。
あっ、同じWWFで俳優もやってて最近ワイスピやスーサイドスクワッドでも活躍してた、ジョン・シナは?もろ野獣顔のブロック・レスナーよりマイルドな顔立ちだからボディビルダーでタブロイド紙の記者としては結構いい線いってるんじゃないでしょうか?ジョン・シナはマーク・ウォルバーグに似てるからマーク・ウォルバーグでもいいかも。
とにかく、伏線はもう出たんですから!ヴェノムやカーネイジがいつスパイダーマンと対決するのか楽しみです。
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