スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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華麗なるチームプレイ
とんねるずやダウンタウンらが一堂に会した
現代ヒーロー映画の鏡
歓喜
一箇所だけ泣けたシーンがありました
主人公の成長と、ファンに向けたお祭り映画
ファンにはたまらない夢のような映画でした。今年一番、良かったです。ネタバレは絶対見ないでください!
良かった点
・サプライズ満載でファンには嬉しい内容。
・アクションやCGによる迫力ある映像。非日常的な映像に、興奮間違いなしです。
・前半で主人公の幼さがちゃんと描かれているところ。ストレンジが、ピーターの大学の件で呆れている様子は共感できます。
残念な点
・過去作知らない人には、ついていくのは少し厳しいかなと思います。
・前作の続きなので、前作観ていることが前提。
・尺が長い。一回でお腹いっぱいでした。
総評としては、ボリューム満点なピザを食べた時のような満足感でした。過去作を知らない人は、これをきっかけに見返すのもアリかもしれません。
ただ、個人的に最高傑作であるスパイダーヴァースには、及びませんでした。理由は、あちらは一話完結である点と、センス抜群な映像・音楽として、もはやアートだったからです。当時、スパイダーマンを知らない私のツレも楽しんで観ていました。
結局、視聴者を選んでしまうので、点数としては3.5とさせていただきました。
長文になってしまい申し訳ございません。お付き合いありがとうございました。
掟破りの全部盛り(MCU㉗)
『スパイダーマン/スパイダーバース』がある意味予習になり、マルチバースが理解できた分、余計に楽しめたかも(^^)b
なんと言っても、『スパイダーマン』三部作、『アメイジング・スパイダーマン』二部作からの強敵が全部盛り。こんなのやっちゃってたら、次が心配になるほどの超豪華フルコースで楽しませてくれる本作。さらに、とんでもないサプライズも有って興奮は最高潮!
ただ、いろいろ詰め込んだ分、ストーリーがなんだか物足りない気がします(^_^;)
エンドロール途中で、『あれ?アレは出てこないのか?』と思ったキャラクターがサプライズ登場!エンドロール後には、MCUの次作の長めの予告があるので、最後まで席は立つべからず。
飽きずにしっかりとスパイダーマンを楽しめる
上映時間は長めですが、しっかりと映画を楽しめます。
こういう映画は賛否あるのでしょうが、僕はすごく好きでした。
僕はマーベルの中でもスパイダーマンのシリーズが1番好きなのですが、その理由は元々僕が青春映画が好きだから。
この映画は青春映画的な要素よりも、予告にある通り以前に出てきたヴィランだったり、ドクターストレンジが出てきたりに楽しみがあるのかもしれませんが(もちろんそれもめちゃくちゃ楽しみましたが)、僕は青春映画として楽しめました。
スパイダーマンの葛藤がまさに10代の頃に体験するような大きな壁にぶつかったり、恋人との事だったり、友達との事だったり、青春で味わう事を映画化されてると思います。
とても素晴らしい映画でした。
マーベルはお決まりですが、エンドロール後もお楽しみあるので、ぜひ最後まで観てください。
大がかりなファン感謝祭
スパイダーマンMOVIE大戦
内容は他の方が言っているように、アニメで大ヒットしたスパイダーバースのMCU実写バージョン。色んなシリーズの悪役、ヒーローが入り乱れてお祭り騒ぎ、と日本風に言うなら仮面ライダーMOVIE大戦のスパイダーマンver.といったところか。
クロスオーバーがうまくできているかどうか、という評価をすることは
①映画単体としての物語が機能しているか
②過去作のファンが納得できる造りになってきるか
これらに加え、MCUスパイダーマンとしての独自性があるかどうか、ということが挙げられる。
レビューをみる限り、賛否両論で賛寄りだが、賛否が分かれる部分は②がほとんどのように感じられる。
つまり、クロスオーバーの醍醐味「異なる主人公、敵同士の絡み」と「過去作の改変」を良しとするかという点だろう。
クロスオーバー作品(この作品の場合はマルチユニバースと高尚に言っている)が好きな人であれば、言い方はあまりよろしくないが脳死状態で楽しめる作品となっている。
一方でスパイダーマンのクロスオーバーだからと言って特別興奮しないような人は、やたらと多いラノベのような言い回しや、多すぎる過去作の引用に対しては辟易とするはずだ。
この現象はなにもクロスオーバー作品に限ったことではなく、シリーズ化された作品全てが孕む矛盾であり、スターウォーズにしろガンダムにしろ、いわゆるお約束事と呼ばれるシーンを入れられて白けるかどうか、というのが人によって全然違う。
古典となっている話や、戯曲ですら一定のプロットというものがあり、それを陳腐と捉えるかどうかというのは観るもの、立場によって変わってくる。
つまり、それをもってして良い作品かどうか、観るべき映画かどうかと論ずるのは無理があり、それを言っているのは一個人の感想に過ぎず、へぇーそうなんだってくらいに聞いておけば良いと思う。
長くなってきたので自粛するが、この映画自体は非常に意欲作でスパイダーマンの存在の再定義を行おうとしているが、再定義したところピーターパーカーってやっぱク○だよね!ってところにどのマルチバースも落ち着くというところがまとめだと思います。
スターウォーズにしろ、スパイダーマンにしろ我々への教訓は「力のある者には責任が伴う」ではなく、「力があるバカは、何よりもたちが悪い」ってことで、アメリカ人は自制心のために定期的にこういう説法をエンタメにしがちちの民族だということがよくわかりますね。
以上。
120%ファン向けの映画
一言で言ってしまえば「スパイダーマンオールスター」「スパイダーマンファン感謝デー」って感じのお祭り映画。スパイダーマンの正当な続編というより外伝って感じ。過去作のキャラもたくさん出てきて、過去作を彷彿とさせるシーンも多いから、今までの映画のスパイダーマンシリーズが好きで思い入れがある人ほど興奮するだろうし高評価になるよなぁ(つまり完全にファン向け作品に振り切っています)ここまで過去作のキャラを大集合、しかも主人公まで大集合させるのはある意味反則かもなぁ…まあ面白かったけど。あとエンドロールに結構重要なオマケ映像あるんで「2時間半もあるからもうトイレ我慢できない!」って人ももう少し我慢して最後まで観た方がいいですよ!
ソニー製スパイダーマン映画へのアンサー&ケア全開作!!
ネタバレ規制がたくさんありすぎて、なかなか語るのが難しい作品ではあるが、既にオフィシャルに出ている情報として、歴代ヴィランが登場するにあたって、あくまで同じ俳優が演じているだけであって、サム・ライミ版『スパイダーマン』や『アメイジング・スパイダーマン』との関係性に関して、私たちが疑問に思っていることを、いちいち説明してくれる。
これが落ち着いてできるのは、スパイダーマンのヴィランには、自分の意志に反して、事故や研究の失敗によって誕生してしまった者が多いからであって、その特性を上手く使っている。
例えばエレクトロが『アメイジング・スパイダーマン2』に登場した際の青色でない理由や、どのタイミングで飛ばされてきたかなど具体的に、ときにメタ的に説明してくれるのが親切と捉えるか、ちょっと説明臭いと捉えるかは意見がわかれるかもしれないが、ここまでスッキリとした回答を提示してくれるのも清々しいというものだ。
スパイダーマンには悲劇がつきものであるが、実はMCUにおいてのスパイダーマンに関しては、自分の責任において、誰かが犠牲になってしまうということはなかった。アイアンマンの場合は、スパイダーマンのために犠牲になったわけではなく、世界のために犠牲になったわけだから、ピーターにとってトラウマとは少し違うもの。
しかし、今回でピーターは悲劇、そして自分の闇の部分、子どもだったからこそ巻き起こしてしまった代償、あるいは10代の少年が大人になるうえで経験することのメタファーであり、それらをハイスピードで経験したといったところ。
今回の物語は、言ってしまえば、ほぼ原因がピーターにあって、それを自分で解決したに過ぎない。しかしそれによって、失うものの多さを実感することで、ヒーローとして生きること、周りを傷つけずにいること、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というソニーにとってのスパイダーマンの代名詞に繋がるという構造は見事。
製作のエイミー・パスカルが、トム・ホランド続投で新3部作の製作を発表したが、この人は以前にもサム・ライミ版を9作品作ると言っていたし、他にも大げさに言うことが多く、あまり満足に実現したことがないこともあって、個人的にあまり信用していないが、今後のMCUにおけるスパイダーマンの活躍が、どう描かれていくかは期待が高まる。
今回、マルチバース設定も、前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のようなスカしではなく、ガッツリと描いていたし、『ロキ』や『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス 』『アントマン&ワスプ: クアントゥマニア』と、今後マルチバースが本格的に導入されていくことは間違いなく、いよいよ何でもアリな世界に突入した!!これが良かったかどうかは……3年ぐらい経ったらわかるだろう。
ソニー単独製作に戻してくれ
これでトム・ホランドのホームシリーズは終了だろうな。しかし、あんな仕掛けが有ったとは驚きとともに最初のシリーズから観ていた私には嬉しい演出。しかし、真ん中のは印象が薄く、あまり覚えていなかったな。ただ、この驚くストーリーのおかげで、どうしてもドクター・ストレンジの出演が必要となって、話がごちゃごちゃ。最初の頃はもっとスッキリしたストーリーだったのに。嬉しいけれど、宿敵も助けてやらなきゃ、などと面倒くさい人情話になったので星3つ。
しかもそのドクター・ストレンジの出張出演のせいで、マーベル/ディズニーが利益の50%を要求して揉めにもめ、結局25%をソニーが差し出すことで決着したらしい。あのドクター・ストレンジの出演時間で50%は無いわ。25%もなぁ。ま、共同制作というのも有ったのだろう。しかし、それまではスパイダーマンの版権としてマーベルに支払ってたのは5%だったのにね。反対に、アベンジャーズ等への貸出しのときはどれだけもらってたのか。
もともとは他のヒーローと同じくマーベル出身なのに、マーベルの業績不振でスパイダーマンはソニーに映画化権を売り飛ばしたのが別扱いの始まりらしいが、今頃は悔やんでいることだろう。ソニーは映画化権を手放しちゃダメよ。んで、これからは他のマーベルヒーローを当てにせず、スパイダーマン単独で単純明快なストーリーのやつをお願い。膨らみすぎた話をどう元のように持っていくかは私には聞かないでほしい。んで、5%払う以外はもう縁切りで。しかし、スパイダーマンからのスピンオフで映画化権所有のヴェノムでさえ共演させると、ふたたび揉めるかも、ウハハ。また、宿敵も、っていうストーリーに一度すると、次回から何を退治して行けば良いのかなぁ。
ところで、マーベル/ディズニーとの契約でアベンジャーズに参加中は、この自社が権利を持つヴェノムとでさえ共演は不可だったらしい。ホントなら無茶苦茶な契約だなぁ。ディズニー傘下になるってことはやはりビジネスにはシビアになることなのね。今回の最後のオマケ映像もソニーと関係ないマーベル映画の宣伝じゃないか。しかも長っ。これまた出張出演契約で強引にねじ伏せたのか?だとしたら恐るべし、ディズニーのパワー。この映画と全く関係ないが、もとの20世紀フォックスはディズニー以外に買収されてほしかったわ。ああ、ルーカスフィルムはどっちでも良い。一応は観るけどスターウォーズファンじゃないから。面白いと思ったのは、これまたスピンオフのローグ・ワンだけだったからね。
IMAXで!
なんで私は今までスパイダーマンシリーズを観てこなかったんだぁー!!
と、後悔のあまり思わず叫んでしまいそうになりました
ファンのみなさんにとっては、おなじみのキャラが登場してるんだろうなぁ…
それくらい!
とにかくおもしろかったです
気付くと手に汗かきながら夢中で没頭していて、終わったあと、「あーおもしろかった!」って思わず声が出る
これぞエンタメムービーの傑作!
レビュー高評価納得です
シンプルなストーリーにテンポいい展開
そして!
「あ、まだ高校生だったんだ。」と、時々思い出させるあどけなさや未熟さを残しつつ、それゆえの一途さや情熱を合わせ持つヒーロー、ピーターが魅力的すぎでした
ヴィジュアルもスゴい!
ドクターストレージとピーターが魔法のスイッチを取り合うシーンなどはまさにアート
エンディングのアニメーションも印象的でした
あー、
ホント、今までイギリスのハリー・ポッターって高校生にばっか目がいってたよー
アメリカにもピーター・パーカーがいるじゃん!
アメリカン・コミック、ナメてて申し訳ありませんでしたー(涙)
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