スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
全503件中、21~40件目を表示
めちゃくちゃ良かった!過去のスパイダーマン映画が好きだった人も大満足!
迫力ある映像の素晴らしさとスパイダーマン集大成の追憶の豪華大作
サム・ライミ監督、トビー・マグワイヤ主演の初代「スパイダーマン」(2002年)から既に20年の月日が流れて、三代目トム・ホランドの第三作目の今作は、これまでの集大成のような新旧オールキャスト揃い踏みの様相を呈して大変豪華で見応えがありました。思えば「トイ・ストーリー」「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」「マトリックス」、そしてジブリ映画などと同じく、子供と一緒に映画館で映画を楽しんだことが思い起こされる。特にトビー・マグワイヤのシリーズは、スパイダーマンの心の成長を丁寧に描き込んだ脚本の良さが印象に残ります。これに比べると少年のようなあどけなさが魅力のトム・ホランドは、「アベンジャー」シリーズと同じく周りの大人たちからは子供扱いのコンセプトのようで、舞台ミュージカル「ビリー・エリオット」で身体能力の高さを買われた素質を生かした役柄なのであろう。そのため彼の躍動感ある動きは観ていて飽きることはないし、爽快感さえ感じる。
但し今回の一番の見所は、ピーター・パーカーの良い子のお願いに付き合わされたドクター・ストレンジの活躍であり、映像としてはピーターとストレンジが装置を奪い合い闘うミラー・ディメンション(次元)のシーンが大変素晴らしい。グランドキャニオンと大都会が混在した幾何学的なコラージュが、万華鏡のような美しさを帯びていて、その世界観に魅了されてしまった。この特殊撮影を始め、アクションシーンの映像の迫力は絶賛に値すると思う。これは劇場で観るべきと恨めしく思ってしまいました。
役者では、このストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチと初代トビー・マグワイヤがいい。三名のスパイダーマンと多くの悪役登場のストーリーを纏め上げた脚本は、内容量を捌くための駆け足状態で、スピードが命の反面緩急が弱い。台詞はアメリカンジョークを使い過ぎに見えました。ウイレム・デフォーが相変わらず悪役を全うしていて面白かったものの、やはり主人公トム・ホランドの内面描写が弱いのが最後まで気になる。トム・ホランドにもっと喜怒哀楽の感情表現を求める脚本だったら、更に素晴らしい作品になったと思います。
夢と救済の全スパイダーマン完結作
何においても素晴らしかった、ライミ・アメイジング・MCUを見てきたなら一度は思い描いただろう歴代スパイダーマンとヴィランの共演をこれ以上なく完璧に実現させた集大成的映画だ。それでいて、様々な苦悩と悲劇に見舞われ傷ついたヒーローとヴィランの心を癒す物語が優しくて文句なく面白い。とりわけアメイジングパーカーにMCU界のヒロインを救助させたのは最高、今度こそ救えた彼女を見つめ泣きそうになる彼の顔にこちらは目頭が熱くなった---いやホント良かった。推しキャラ【Dr.オクトパス】の好待遇な活躍ぶりも大満足、SWよろしく光明面へ帰還した博士とライミパーカーの会話は非常に感慨深かった。一方MCUパーカーは蜘蛛男として不可避の悲劇に見舞われるが、精神ケアを兼ねる並行世界の自分たちと邂逅しその辛さを分かち合う激熱展開で早めに立ち直るから悲壮感は程々、また最後の決断で一番孤独なスパイダーマンになるがMCUが続く以上、彼もまた救われるのだろう。
本作は2002年から始まったスパイダーマン映画をサーガとしてまとめ、道半ばで終わったライミとアメイジングを含めた完結編と言って過言ではない---ただこの面白さは各シリーズの網羅が前提で、完全理解には7作品見るのが必要と敷居高め。いちおう短縮はでき、未視聴者はライミ版1・2、アメイジング版2、MCU版2を見ればだいたい理解できる。アメイジングまで見て止まってる人はMCU版2をはようみて、それで最大限楽しめる。以上、これほど劇中と観る人の心を救う優しい映画はしばらくお目にかかれんと思う---とっても良い夢を見た気持ちだ。
・
・
・
えっヴェノム?・・・知らんなそんな奴。
鑑賞動機:ライミ版1、2が良作であることの確認9割、ハッピーとメイ叔母さん1割
一言「劇場で見れば・・・よかった!」
予想を超えたマルチバース
フルコース!?
スパイダーマンは天才数学者
マルチバース
スパイダーマン大進撃
ピーター(トム・ホランド)がスパイダーマン、ということが世間にバレてしまい、日常生活が立ち行かなくなる。
ピーターはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に助けを求めるが、失敗してさらに悪い結果を招いてしまう。
マルチバースって言われてもなぁ。
全503件中、21~40件目を表示