「この映画を作ってくれてありがとう」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画を作ってくれてありがとう
この映画製作に関する報道を見た。
ソニーとマーベルがモメていて、ボツになった、主演のトム・ホランドが泣きついた、とか。
そういうゴタゴタを聞いているから、本作を見終わった時の感想がタイトルのとおり、「この映画を作ってくれてありがとう」だった。
「エンドゲーム」がマーベル映画10年20作品の集大成とすれば、
本作はスパイダーマン映画20年の集大成となった。
単なる昔の映画の続編とか、カメオ出演といった作品は数あれど、それら作品とは別格というか別次元。
過去作品の伏線を回収しつつ、トム・ホランド3作品としてゴールまで導いた。
これだけ複雑な展開を上手くまとめ上げた監督の手腕は称賛に値する。
単なる「ヒーロー映画」の枠を超える作品。
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