「泣いた」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム サムライさんの映画レビュー(感想・評価)
泣いた
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まずサム・ライミ版の三部作とアメスパも全部見ている私は、メタ的な意味で非常に楽しめた。
企業の垣根を超えて、よく揃ってくれたと感動した。
またアメスパも好きだった私は、アメスパのピーターがグウェンのことを後悔していると発言するシーンで号泣してしまったし、その後自分の過ちを告白したことで、ああアメスパにもあの後の物語がしっかりとあったんだと思って、さらに泣いてしまった。
アメスパの報われない悲しい終わり方のその後が見れたことで、勝手に救われた気分になってしまった。だが実際、上記のようにアメスパの彼の救済を描いているように感じる演出も多々あった。本当に良かった。
改めて、ユニバースを構築するスーパーヒーロー映画の良いところは、様々な監督によってヒーローの個性が拡張されていくことにあると思った。
スパイダーマンのジョンワッツ監督だから、今回のドクターストレンジのパワーが描けたように、様々な監督が関わることでヒーローたちがどんどんアップデートされていくのだ。そんな可能性を感じた。
メイおばさんが亡くなるシーン、涙が止まらなかった。
アベンジャーズのスパイダーマンはまだ子どもであり、純粋な1人の少年が成長していくストーリーを描いている。
三部作を通して、特殊な能力を手に入れた少年がその純粋さと危うさをもって、戦い成長する。そんなひとつの物語としてよくできていると感じた。彼は様々な敵との
戦いを通して、大いなる力にともなう大いなる責任を背負ったのだった。
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