「既視感がありました。」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム ねりまっくまさんの映画レビュー(感想・評価)
既視感がありました。
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公開から1か月以上経過したころにIMAXで鑑賞しました。予習として、サム・ライミ版1-3,アメイジング版、MCU版1,2について鑑賞してから映画館に向かいました。アベンジャーズなどは観ていません。
スパイダーマンのスイングシーンをIMAXスクリーンで見たら悶絶するのではないだろうか。数年前に同スクリーンでミッションインポッシブルを鑑賞した時のことを鮮明に覚えています。高層ビルから下をのぞき込むシーンで、見ている私の足がすくんだのです。私だけでなく一緒に鑑賞していた妻も同様でした。それほどの衝撃がありました。本作品については、それと同等以上の没入感を期待していました。
感想は、期待していたほどの没入感はありませんでした。この理由が何のかはわかりませんが、足に来るような視覚効果が無かったのは確かです。もし機会があれば、日本で2か所しか導入されていないIMAXレーザーで見てみたいですね。
大好評を得ているこの作品ですが、私はそこまでの高評価ではありません。理由は、旧作のヒーローが集まって闘うというシナリオへの既視感にありました。これは、仮面ライダーV3における1号2号登場やウルトラマンタロウにおけるウルトラ兄弟集合と同じ構図なのです。色々な大人の事情が後ろにあり、単純に物事が進まない中でマルチユニバースという概念を持ち込んで作り上げた努力はわかります。でも作品は作品だけで評価されるべきと思うオイラです(ひろゆき風)。
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