「星0と星5が合わさったレビューです」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム ならんちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
星0と星5が合わさったレビューです
全体としての感想は「大人の事情とか色々ある中、よくこの映画を作ったな!すごい!!」かなと思います。
ただ、今までMCU作品並びに、スパイダーマン全作を観てきて、スパイダーマンが大好きだからこそ星0な部分が目立ってしまったため、星2.5の評価とさせてください。
なによりも個人的に納得がいかない、腑に落ちないのが、MCUピーターの自分勝手さ、成長してなさです。
彼は今までもシビルウォーに始まる闘い、アベンジャーズとしての闘い、ホームカミングでのトニーからのお説教等々、大人に近づくにつれて色んなことを学んできて、成長してきて、そしてファーフロムホームでのスパイダーマンになってたと思ってました。
しかし今回蓋を開けてみたら、彼はホームカミング並みの駄々っ子っぷりを発揮しており、Dr.ストレンジに迷惑かけるわ、自分勝手っぷりをこれでもかと発揮しておりました。
正直見てて「何も成長してないどころか、後退してるじゃん!!」とイライラしたほどです。
これが星0の要因です。
ただその中で、サムライミ版ピーター、アメイジングピーターが出てきたりと、出てきた時は鳥肌が止まりませんでした。
彼らの過去作品の中での葛藤、後悔、自責の念等々、今回の作品を観てひしひしと伝わってきました。
その思いをMCUピーターに伝え、彼がまた一歩成長していく姿はすごく良かったです。
全スパイダーマンが登場し共闘する姿は、エンドゲームでの「アベンジャーズ…アッセンブル!!」を思い起こすところがあり、うるっと来ちゃいました。
これは星5です。
スパイダーバースに始まるマルチバースの伏線?的なものは少し感じてましたが、それがこれに繋がってたのなら納得です。
けれどもやっぱり、スパイダーマン、MCUが大好きだからこそ今回の作品には納得できない部分がありました。
なので、今回その思いを少しでも吐き出したく、レビューを記載してみました。
「With great power comes great responsibility.」
この言葉を大きく表す、ある意味スパイダーマンらしい作品なのかと思います。
なしさん
同じ気持ちの方がいて私も嬉しいです。
鑑賞後のもやっと感が残っていたので、レビューに書き起こしてみた次第です。
やはりこの気持ちは語り合いながら払拭したいものですね笑