「全シリーズを観ていた者へのプレゼント」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム おじさんの映画レビュー(感想・評価)
全シリーズを観ていた者へのプレゼント
昔の「東映まんがまつり/仮面ライダー全員集合!」みたいな感じ(苦笑)
これは正直評価が分かれるところ。全シリーズを観ているか観ていないかで。
自分的には全シリーズを観ていた者へのプレゼントだと受け止めて、
素直に喜びましたが、観てない者にとっては「何だコレ?」って感じでしょう。
正直、ストーリー的には崩壊していると思う。
終始、主人公のピーター・パーカーの若さ故の青臭さに、
観ていてイライラし、全ての原因はこの彼の若さ故の青臭さなので、
主人公の行動に全く共感が出来ず、「コイツはバカなのか?!」とさえ思ってしまう。
そして何よりドクター・ストレンジというキャラクターが1番問題で、
彼は魔術師というキャラなので、はっきり言ってしまえば
最早何でもアリのキャラなのである。
このキャラが居る事により、文字通り何でもアリの話が可能になってしまい、
今回の話のようにストーリー崩壊を引き起こしてしまう。
もうちょっと可能な魔術と不可能な魔術の制限をするとかしないと…(-_-;)
一番気になったのは、新しいヴィランが出てこない事と、
何故かアメージング版のグリーン・ゴブリンだけ出て来ない事。
ウィレム・デフォーも好きだけど、デイン・デハーンも良い俳優なのに・・・
そして約10分くらいある長いエンド・ロール(年々長くなっていく)の途中に、
お約束のオマケ映像があるので要注意!
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