「ザ・グレートエンディング!」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム ヒックス伍長さんの映画レビュー(感想・評価)
ザ・グレートエンディング!
MCU版、ジョン・ワッツ監督のスパイダーマンもついに3作目。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー及びエンド・ゲームでの感動はいまだ記憶に新しいし、またMCU最大の功績であるクロスオーバーの影響は計り知れない。
知る限りでは、一時期マーベルとソニーの関係性が芳しくなく3作目の製作も微妙だったなんて噂を耳にしたこともあったが、本作の出来栄えはそれを見事に乗り越えた証明でもあり、今後製作されるであろう作品群にも大いなる可能性を示した会心の一作でもある。
2018年公開のCGアニメ版「スパイダーマン:スパイダーバース」はあらゆる意味で素晴らしい完成度を誇る画期的な作品だったが、本作はまさにその意志を明確に受け継いだ真の「スパイダーマン」なのではないだろうか。
MCU版スパイダーマンシリーズのプロデューサー、エイミー・パスカルは「トム・ホランドと次のスパイダーマン映画を作る準備をしている」と語っていることから、感動的な本作のラストシーンは、ある意味始まりのシーンであるかも知れない。
スタン・リーは手を叩いて喜んでいることだろう…。
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